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生まれ変わりはあるのか——長年の議論に、ひとつの視点を

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果たして生まれ変わりはあるのかないのか?

生まれ変わりはあるのか、ないのか。

この問いに明確に答えられる人は、果たしているのでしょうか。

多くの人は「生まれ変わりなんてあるはずがない」「あるなら証拠を見せてほしい」と考えるでしょう。一方で、少数ではありますがスピリチュアルな視点を持つ人たちは「生まれ変わりは当然ある」と考えます。

果たして実際はどちらなのでしょうか。

今回はこの議論について、私自身の考えの変化も含めて、ひとつの視点をお伝えしてみたいと思います。

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生まれ変わりのあるなし、その根拠を探る

まず、生まれ変わりを考える上で避けて通ることの出来ない問題があります。

それは「死」についての考え方です。

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科学の立場の「死」

科学の立場では、人間は肉体がすべてと考えます。

肉体は約60兆(成人の場合)の細胞から成り、その細胞は原子からできていて、原子は原子核とその周りを電子が取り囲んでいて——話が難しくなるので簡略化しますが、要は人間は物質である、という考え方です。

手も足も内臓も骨も脳も、すべてが物質。そして脳が「意識」を作り出し、人間の喜怒哀楽を含めたあらゆる感情、思考、記憶を司っていると考えます。

精子と卵子の結合の結果、生命が誕生し、成長・老化を経て、やがて死を迎えます。死ぬと人間は肉体のすべての機能を失います。脳も肉体の一部ですから、死とともに機能停止し、それに伴い「意識」も消失する——というのが科学の立場です。

スピリチュアルな立場の「死」

これに対し、スピリチュアルな立場では、死をまったく違ったものと考えます。

人間は肉体がすべてと考える科学に対し、スピリチュアルでは「人間は肉体と意識の2つから成っている」と考えます。そして意識は、肉体とは独立して存在していると考えます。

意識は脳が作り出したもの、とする科学の立場との最大の違いはここにあります。

スピリチュアルでは、意識は肉体とは完全に独立した存在のため、死によって肉体が機能を停止しても消失することはないと考えます。生きている間、肉体と意識は完全に同化しており、個別に存在しているものであると感じることはほとんどありません。

肉体の機能が停止、すなわち死を迎えると、意識は肉体の束縛から解放されます。これにより意識は、肉体の存在した物質世界とは別の世界、非物質世界へと移行します。

立場の違いで結論は正反対に

このように、科学の立場では「死とともに意識も消失する、よって死後の世界も生まれ変わりも存在しない」となりますが、スピリチュアルの立場では「死は肉体の機能停止に過ぎず、意識はそのまま生き続け、非物質世界を介して再び別の肉体と同化する——これが生まれ変わりである」となります。

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生まれ変わりについて、結局あるのかないのか

生まれ変わりという考えは、「意識」をどのように捉えるかで結論が正反対になります。

物理学的には、意識というものを正確に定義することはできません。意識は物質ではないからです。物理学の前提は、それがどのような形態を取るにしても物質に適用される理論であり、形のない「意識」については、そもそも扱いにくい対象なのです。

最新の物理学ではいろいろと解明が進んできているとも言われますが、物理学のアプローチが万能ではないことも、また事実だと思います。

大切なのは、「物理学的アプローチがすべてではない」ということを認めた上で、精神世界のアプローチにも耳を傾ける姿勢ではないでしょうか。精神世界やスピリチュアルな世界で語られていることの多くは、確かに科学的な検証には馴染みません。だからといって、それを頭ごなしに切り捨ててしまうのは、少しもったいないことのように私には思えます。

体験することが、ひとつの手がかりになる

物質世界ではない世界について考えるとき、物質世界の考察手段である物理学的アプローチだけでものを見ようとすると、うまく捉えられないことがあります。

スピリチュアルの世界は、実証主義とは相性がよくありません。なぜなら、非物質世界について物質世界の方法で実証することは、原理的に難しいからです。だからといって、確証がないから「生まれ変わりはない」と切り捨ててしまうのも、また性急なことのように思います。

スピリチュアルな世界は「理屈」だけで理解するものではありません。自分自身で「体験」することを通じて、その世界に近づいていくものだと私は考えています。

占い師や霊媒師に頼る方もいますが、その方たちが語ることが本当かどうかを確かめる術は、残念ながら私たちにはありません。だからこそ、非物質世界について何かを知ろうとするなら、他人の言葉に頼るよりも、自分自身で体験してみることに意味があるのだと思います。

自分自身の体験は、他の何よりも強い実感を伴います。たとえば、体外離脱を体験し、時空を超えて遠くの出来事を見てきたとします。その後、実際に同じ出来事が起きていたことを知れば、たとえそれが科学的にどんなに否定されていたとしても、「肉体と意識は別物なのかもしれない」という実感が、自分の中に芽生えるのではないでしょうか。


私自身の体験と、その後の考えの変化

私自身、ヘミシンクという音響技術を通じて、自分の過去世を垣間見たり、体外離脱に似た感覚を体験したりしてきました。これらの体験を通じて、肉体と意識が別物であるという感覚を、実際に何度も味わってきました。

正直に告白すると、こうした体験を重ねていた数年前の私は、「生まれ変わりは確実にある」と、かなり強い確信を持っていました。当時書いた記事を読み返すと、「確信しています」と言い切っている箇所もあります。

けれど、ヘミシンクを探究する年月を重ねる中で、私自身の考え方も少しずつ変化してきました。

いま思うのは、私が体験してきたことは、あくまで私個人の体験だということです。その体験がどれほどリアルで、どれほど強い実感を伴っていたとしても、それが万人に共通する「事実」であるとは、言い切れません。

ですから今の私の立場は、「生まれ変わりがあると確信している」ではなく、「自分自身の体験から、生まれ変わりがあるように感じている」というくらいのトーンの方が、正直な表現だと感じています。

確信という強い言葉を使うと、それはまるで「これが唯一の真実だ」と主張しているように聞こえてしまいます。でも、私が体験してきたことは、あくまで私の内側で起きた個人的な出来事です。同じ体験を、別の人がまったく違う形で解釈することもあるでしょうし、そもそも体験そのものが訪れない人もいるでしょう。

それでも、体験することには意味があると、私は今も思っています。理屈で納得できなくても、自分の内側で何かが腑に落ちる瞬間——それこそが、この世界に触れるひとつの入口なのではないかと感じています。

ヘミシンクは特別な才能がなくても、多くの方が体験できる技術です。もし興味があれば、ご自身で体験してみるのもひとつの選択肢だと思います。

▼参考記事▼
ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう?

まとめ

今回は、生まれ変わりはあるのかないのかについて、科学とスピリチュアル双方の立場と、私自身の考えの変化も含めてお伝えしてきました。

生まれ変わりについては科学的に証明されていません。だからといって「生まれ変わりはない」と結論づけてしまうのも、少し性急なことのように思います。

私自身は、自分の体験を通じて「生まれ変わりはあるのかもしれない」と感じています。ただしそれは確信というより、自分にとっての実感に近いものです。

年月とともに、私自身の考え方も少しずつ変わってきました。あなたも、今この瞬間の答えが、これから先もずっと同じままとは限らないかもしれません。

あなたは、生まれ変わりについてどう感じていますか?
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免責事項

本記事は筆者自身の体験や、一般的に知られている情報・スピリチュアルな視点をもとに構成されています。
記事内でご紹介している内容は、特定の宗教や思想を強制するものではなく、読者の皆さまがご自身の感性と照らし合わせながら自由に受け取っていただくことを意図しています。
あくまで「こうした見方もある」という一つの視点としてお読みください。


筆者プロフィール

Hiro(アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー)
2008年よりヘミシンクを本格的に探究し、意識の拡張や内的成長をテーマに継続的に実践。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナーとして、これまでに延べ1,000名以上の参加者にプログラムを提供・ガイドしてきた実績を持つ。
現在は、スピリチュアルや意識の世界を探究するブログを複数運営中。
専門知識と体験に基づいた、初心者にもやさしい情報発信をモットーに、誰もが自分の内なる声とつながるきっかけづくりをサポートしている。

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