
生まれ変わりの期間について、さまざまな情報が飛び交っています。
死後、間髪を入れずに生まれ変わるという話も聞きますし、何百年も経ってから生まれ変わるという話も聞きます。この「生まれ変わるまでの期間」について、なにか「決まり」や「ルール」のようなものがあるのでしょうか。
今回は、この中でも「生まれ変わるまでの期間が短い」場合について、私の考えをお伝えしていきたいと思います。
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私の結論を、先にお伝えします
今回のテーマについて、私はひとつの結論を持っています。それは、「生まれ変わるまでの期間が短いことに、特別な意味を見出すこと自体が、そもそも成り立たない」というものです。
理由を、これから順を追ってお伝えしていきます。
死後の世界についての理解
人は死ぬと、肉体の機能が停止します。心臓が停止し、体のあらゆる器官に血液が行き届かなくなり、すべての細胞がその活動を停止します。
肉体が機能停止すると、今まで肉体と完全に同期していた「意識」は、肉体を離れます。意識は形を持たない、いわゆる「非物質」ですから、物質の束縛から完全に自由になります。
物質は、空間の中で時間の流れとともに変化していきます。ところが、意識は物質ではありませんから、こうした物理法則に束縛されることはありません。空間にも時間にも、いっさい束縛されない世界——それが「非物質世界」です。
空間の束縛がありませんから、「ここ」とか「あそこ」、「日本」とか「アメリカ」といった、場所の概念がありません。時間の束縛もありませんから、「今日」とか「昨日」、「来年」とか「5年前」といった、時代の概念もありません。
時間も空間もないということは、非物質世界とは「時空を超えた世界」ということです。ここもあそこも、今も昔も、すべてが混ざり合った世界。それが、私たちが死後、次に生まれ変わるまでの間、行くことになる世界だと、私は理解しています。
「時間」は物質世界にしか存在しない
時間というのは、人間が物質世界で起きる現象を理解するために考え出した「概念」です。物質が存在しなければ、本来、時間というものは意味を持ちません。
非物質世界には物質が存在しません。だから、時間も存在しないと、私は考えています。
ここまでお読みいただければ、もうお分かりいただけると思います。「生まれ変わるまでの期間」という考えそのものが、成り立たないのです。
ひとつの人生を終えて、次の人生を始めるまでの期間が1年だろうが1000年だろうが、非物質世界から見れば、同じことです。時間が存在しないのですから、非物質世界からすれば、過去も現在も未来もありません。
それでも「期間」に意味を求めたくなる理由
ここまで、時間の存在しない非物質世界についてお伝えしてきました。それなのに、なぜ「生まれ変わるまでの期間が短い場合、特別な意味があるのではないか」という疑問が生まれるのでしょうか。
私自身、以前は「早く生まれ変わる人は、何かに強く惹かれているのではないか」「もう一度似たような体験をしたいという、意識の好奇心のようなものが働いているのかもしれない」——そんなふうに考えたこともありました。
ただ、よく考えると、この考え方には整理が必要でした。「好奇心によって、次にどんな体験ができる時代や国、家庭を選ぶか」という発想自体は、私は今でも成り立つと思っています。次に生まれ変わる先が、今より未来の時代であっても、今より過去の時代であっても、それは非物質世界の性質からすれば何ら不思議なことではありません。時代を「選ぶ」ということと、時間軸に沿って「進む」ということは、まったく別の話だからです。
問題だったのは、「好奇心によって、次の生まれ変わりまでの期間そのものが短くなったり長くなったりする」という説明の方です。これは、「期間」という、時間の経過を前提にした発想を、こっそり持ち込んでしまっています。非物質世界に時間の概念がないのであれば、「期間の長短」を語ること自体が、そもそも成り立ちません。
私自身、この点については、以前の自分の考えを一部訂正したいと思っています。「好奇心によって、行きたい時代や場所を選ぶ」という考え方は残しつつ、「それによって期間が変わる」という部分については、意味のない問いだったのだと、今は理解しています。
物質世界と非物質世界の違い
私たちが生きている世界(物質世界)では、存在するものすべてが「物質」です。それぞれが個々に存在し、その個々の存在がさまざまな形で関わり合うことで、あらゆる現象が起きています。
あなたと私は別の人間ですから、あなたが何を考えているのか、私には分かりません。でも、会話を通じて、少しずつお互いを理解していきます。この「分からないからこそ関わり合う」というプロセスの中で、喜びや感動といった感情が生まれます。
一方、非物質世界では、あらゆることが最初から分かってしまいます。相手が何を考えているか、何を望んでいるか、すべてお見通しです。だとすれば、そこには驚きも、感動も、生まれようがありません。
私たちが物質世界で、個々の独立した存在として関わり合うからこそ生まれる感情——これは、非物質世界にはないものです。この感情を味わうために、私たちの意識は、繰り返し生まれ変わってくるのではないか、と私は考えています。
私自身の体験から
以前の記事で、ヘミシンクの救出活動を通じて、19世紀に沈没した船の乗組員だった意識に出会った体験をお伝えしました。彼にとって、200年という時間は存在せず、感覚としてはほんの半日程度だったのです。
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この体験も、今回お伝えしたことと同じ結論を示していると思います。物質世界の時間軸で「何年経ったか」を測ろうとすること自体が、非物質世界の性質とかみ合っていません。「生まれ変わるまでの期間が短い・長い」という発想も、これとまったく同じ構造の問題を抱えているのだと、私は考えています。
まとめ
今回は、生まれ変わりの期間が短い場合に、特別な意味があるのかについて、私の考えをお伝えしてきました。
私自身、以前は「好奇心」という視点から、期間の長短を説明できるのではないかと考えたこともありました。でも、よく考えると、それも時間という物質世界の物差しを、非物質世界にこっそり持ち込んでしまっていたのだと、今は思っています。
生きているか死んでいるかの違いは、肉体と意識が一緒にいるかどうかの違いに過ぎません。そう考えれば、生まれ変わるまでの期間の長短は、それほど大きな問題ではないのかもしれません。
あなたは、時間の概念がない世界について、どんなことを感じますか?
免責事項
本記事は筆者自身の体験や、一般的に知られている情報・スピリチュアルな視点をもとに構成されています。記事内でご紹介している内容は、特定の宗教や思想を強制するものではなく、読者の皆さまがご自身の感性と照らし合わせながら自由に受け取っていただくことを意図しています。あくまで「こうした見方もある」という一つの視点としてお読みください。
筆者プロフィール
Hiro(アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー)
2008年よりヘミシンクを本格的に探究し、意識の拡張や内的成長をテーマに継続的に実践。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナーとして、これまでに延べ1,000名以上の参加者にプログラムを提供・ガイドしてきた実績を持つ。
著書に『軽トラでやってきた神さま』(ハート出版)がある。
現在は、スピリチュアルや意識の世界を探究するブログを複数運営中。
専門知識と体験に基づいた、初心者にもやさしい情報発信をモットーに、誰もが自分の内なる声とつながるきっかけづくりをサポートしている。


