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ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう?

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

ヘミシンクって、なんだ?

あなたはヘミシンクをご存じですか?

聞いたことはあるけど、正確には知らない・・・
という人が多いんじゃないでしょうか。

また、聞いたことがある人でも、

・死後の世界を垣間見ることが出来るらしい
・自分の過去世を知ることが出来るらしい
・地球外生命体とコンタクト出来るらしい

など、間違ってはいないものの正確ではない知識を持った人から、

・なんだか怪しい
・危険なものらしい
・いろいろ言うけど効果がないらしい

など、否定的な理解をされている人までさまざまです。

いずれにしても、ヘミシンクのことを正確に知っている人は多くない。
ということは確かなようです。

そこで今回は、その得体の知れないヘミシンクについて、ちゃんと正確に理解できるよう説明していきますね。

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そもそもヘミシンクって、なんだ?

ロバート・モンロー
写真:晩年のロバート・モンロー

ヘミシンクの生みの親、ロバート・モンロー

ヘミシンクはアメリカ人であるロバート・モンローという一人の男性によって生み出されたものです。

モンローは第二次世界大戦後、ニューヨークでラジオ番組の制作会社を経営していました。

当時はテレビもなく、もちろんネットなんて存在すらしませんから、人々の娯楽の中心はもっぱらラジオでした。

彼の会社が制作する番組はとても人気が高く、最盛期には週に28本もの番組を制作していたといいますから凄いですよね。

また、彼は生涯で数回の結婚(3回とも4回とも説はありますが正確な回数は不明です:笑)をしており、若い頃はかなりモテたようです。

実際、女優との結婚の際にはニューヨークの新聞にも出たらしく、そういう意味では有名人だったということでしょう。

自らのビジネスで大成功し巨万の富を手にしたモンローはまさに、アメリカンドリームを地で行くような、典型的な成功者だったわけです。

はじまりは、体外離脱

ラジオ番組の制作で大成功を手にしたモンローですが、1950年代に睡眠学習用の教材開発のためさまざまな音を自ら聞いていました。そんなさなか、彼は体外離脱を経験します。

彼はグライダーで空を飛ぶのが趣味で、その日も寝しなにグライダーで空を飛ぶイメージをしていると、ベッドから落ちてしまいます。

ベッドから落ちたと思っていましたが、実はからだ(正確には第2のからだ:非物質)が肉体から遊離して宙に浮かび上がり、そのまま天井にぶつかったのですが・・・

このへんの詳細につきましては、モンローの伝記本である「ロバート・モンロー伝:ロバート・ラッセル著(中央アート出版社刊)」をお読みくださいね。

当時、体外離脱なんてまだほとんど知られていない現象でしたので、モンローは「自分は死んでしまうのでは」と恐怖に駆られます。

医者に診てもらっても、肉体的にも精神的にも特に異常は見つからず、この現象についての答えは得ることができませんでした。

それでも体外離脱は収まることなく、モンローはこの間も頻繁に体外離脱を繰り返します。

突如訪れた転機

そんなとき、モンローはある大学の研究機関を訪れた際に、その研究機関の学生も自分と同じように体外離脱を頻繁に繰り返していることを知ります。

モンローにとってこれは、とても大きな出来事でした。

自分以外にも体外離脱をしている人間がいる。これは自分だけの特別な現象ではないんだ、ということを知ったのです。

この学生との出会いがきっかけとなり、彼は体外離脱についていろいろと調べるようになります。

そして、この現象が起こり始めたのが音の研究をしているときからだったことから、なにか音と関係があるのでは・・・と思い、さらに研究を続け完成したのがヘミシンクです。

ヘミシンクの原理とは?

ヘミシンクの原理を簡単に説明すると、人間の脳は脳波という微弱な電位を発しています。

この電位は周期的に変動しており、この変動の早さ(周波数)が人間の意識状態と関係していることが分かっています。

例えば、私たちが普通に目を覚まして活動しているとき(覚醒しているとき)の脳波はベータ波と呼ばれ、その周波数は14Hz(ヘルツ:周波数の単位で1秒間に1回の変動を1Hzといいます)以上です。

リラックスしているときの脳波は13Hz〜8Hz程度で、アルファ波と呼ばれます。

浅い眠りや瞑想をしているときの脳波は7Hz〜4Hz程度まで下がり、シータ波と呼ばれます。

深く眠っている状態の時には脳波は4Hz以下になり、この状態の脳波をデルタ波と呼びます。

そしてこれらの脳波の状態のうち、アルファ波からシータ波にかけての状態の意識状態を変性意識状態と呼びます。

広い意味を持つ「変性意識」

変性意識・・・ちょっと難しい言葉ですが、簡単にいえば「普段とは違った意識状態」のことです。

普段(覚醒している状態)とは違った状態の意識の総称として変性意識という言葉が使われるため、変性意識状態という言葉は非常に広い意味を持ちます。

たとえば、ソファに腰掛けリラックスしていてウトウトすると、半分夢見心地になったりしますが、この状態は変性意識状態といえます。

また、体調が悪く意識がもうろうとしているような状態も、変性意識といえます。

瞑想しているときの意識状態も変性意識ですし、催眠術にかかっているときの意識ももちろん変性意識です。

風呂に浸かってゆったりとしているときに、普段は思いつかないようなすごいひらめきがあったとか、芸術家が一心不乱に作品の制作に没頭しているようなときも、ある意味変性意識状態になっていると言えるでしょう。

こうしたことにとどまらず、超能力者が遠隔透視をしているときも、変性意識になっているといわれていますし、ヒーラーがヒーリングをしているときも、霊媒師などが死者とコンタクトしているときの意識状態も変性意識です。

そして、モンローが体外離脱しているときの意識状態も変性意識だといわれています。

モンローが体外離脱をして体験したさまざまな出来事(その中には死者の意識とのコンタクトや地球外生命体と思われる存在とのコンタクトも含まれます)と同じような体験は、体外離脱していなくても脳波が変性意識状態のときに起こることも分かってきました。

ここでモンローは気付きます。

ということは、脳波を変性意識状態のときの脳波と同じにしてやることができれば、誰でも変性意識になれるということではないのか・・・

どうすればそれが可能なのだろうか?

たとえば瞑想です。

瞑想を極めていくと、無の境地にいたり至高の体験ができるといわれますが、そのためには長年の修業の繰り返しが必要で、誰もがその「境地」に到れるわけではありません。

でも、こうした体験に到る人の脳波を作り出すことができれば、長年の修業などしなくても誰でも至高の体験ができるのではないか・・・

モンローの発想は、いたってリーズナブルです。

おなかが空いたら食べ物を買ってきて食べればいい。
なにも畑に種を蒔いて植物を育て実が生るのを待って収穫するなんて手間ひまをかける必要はない。

では変性意識状態に脳波を誘導するにはどうすればいいのか?

それを研究し続けて生まれたのが「ヘミシンク」なんです。

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ヘミシンクについてのテクニカルな説明

脳波を特定の周波数に誘導する、つまり変性意識である周波数(4Hz〜10Hz程度)に脳波を誘導するにはどうすればいいのか?

まず考えられるのは、その周波数に相当する音を聴かせることです。

ところが、人間の耳に聞こえるのは20Hz以上の音といわれており、変性意識である4Hz〜10Hzの音は聞こえないんです。

聞こえなければなんの効果も得られませんから、単純に変性意識に相当する周波数の音を聴かせるという方法は意味がありません。

そこでモンローがとった方法は「バイノーラルビート」を用いるというものでした。

バイノーラルビート

バイノーラルビートとは、左右の耳に異なった周波数の音を聴かせることで、左右の音の周波数差に相当する周波数の脳波が脳幹という脳の部位で生成される、というテクノロジーで、100年以上昔から知られた技術です。

例えば左耳には100Hz、右耳には104Hzの音を聞かせると、この左右の音の周波数差(ここでは4Hz)が脳幹で脳波として生成されます。この脳波が左右両脳に伝えられることで、両脳が同調して活動するようになります。

ここで重要なことは、ただ単に4Hzの脳波が生成されるだけではなく、この脳波が左右両脳に作用するということです。

通常、人間の脳は左脳と右脳が独立して個別に働いています。

左脳は論理的な思考を司り、右脳は創造性などのクリエイティブな分野を司るといわれていますが、左脳と右脳が同調して機能することは、通常ほとんどありません。

ところが、左右の耳に周波数差のある音を聴かせることで生成された脳波は左右両脳に働きかけ、同調して機能することがわかってきました。

右脳と左脳の両方が同調して活動することから、この技術を左右半球脳の同調(Hemispheric Syncronization)と呼び、これを略してHemi-Sync(ヘミシンク)と呼びます。

このように、ヘミシンクを使えば脳波をアルファ波にもシータ波にも自由に誘導することが出来るわけです。これにより特定の意識状態へと脳波を誘導することが可能になります。

ここまで説明してきてお気付きかと思いますが、ヘミシンクそのものは決してスピリチュアルなものではなく、れっきとした音響技術であるということです。

いままでは長年の修行の末にやっとの思いでたどり着くことが出来た深い瞑想状態や体外離脱をしたときに体験できるような出来事なども、ヘミシンクを使えばヘッドホンで音を聞くだけでいとも簡単に体験出来てしまいます。

ヘミシンクについての素朴な疑問

ここでひとつの疑問が生じます。

脳波をコントロールするって、危険なんじゃないの?

こうした疑問が「ヘミシンクは危険なのでは」という誤解を生じているんでしょうね。

ヘミシンクは脳波を誘導すると言っても、人間の意思を超えて無理矢理コントロールするものではありません。

ですから、ヘミシンクで脳波を特定の意識状態に誘導したとしても、聞いているあなたがその状態になりたくないと思えば脳波は誘導されません。

これは実際に聞いてみれば分かることですので、どうかご安心ください(笑)

ロバート・モンローはヘミシンクを開発し、1970年代にヴァージニア州のブルーリッジ山中にモンロー研究所を設立します。

そして今日に至るまでヘミシンクを通じた人間意識の探求を続けています。

まとめ

ヘミシンクについて、どのようなものかを詳細に説明してきました。

今回の説明で、ヘミシンクそのものは怪しいものでもオカルト的なものでもないことが理解いただけたと思います。

では、このヘミシンクを使うことでどのような体験が出来るのか?

これについてはヘミシンク体験のカテゴリーで詳細に取り上げていますので、併せてそちらの記事もお読み下さいね。

関連カテゴリー:ヘミシンク体験

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