※本記事は2020年4月24日に大幅加筆いたしました。
あなたはUFOを見たことがありますか?
見たことがあるという人は結構いるんですが、その中には自分が見たUFOらしき物体が本当にUFOかどうか自信が持てない・・・という人もかなりいます。
また、UFOの目撃談って数多くあるにもかかわらず、世間的にほとんど話題にならないのはなぜなんでしょうか?
私の知人もUFOを目撃しているんですが、そのときの話をなんとなく恥ずかしそうに話します。
UFO目撃って恥ずかしいこと?
こうした風潮、なんかおかしいと思いませんか?
UFOや地球外生命体の存在を信じていながらも、未だUFOを見たことがない人もたくさんいます。
むしろ見たことがある人よりも圧倒的に多いことでしょう。
こういう人たちはUFOが見たくて機会あるごとに空を眺めたりしていますが、一向に見ることが出来ません。
UFOを見る人とみることが出来ない人、この違いは何なんでしょうか?
今回はその辺について、いろいろと考察してみたいと思います。
なぜUFOが見える人と見えない人がいるのか?
まず、あなたに質問です。
UFOって、どんな形をしているか知っていますか?
・・・って、見たことがないんだから知るかよ!
まあまあ、そう感情的にならずに(笑)
じゃあ質問の仕方を変えますね。
あなたはUFOってどんな形をしていると思いますか?
だから知らないって(怒)
はいはい、知らないのは分かりました。
では次の質問です。
UFOの形を知らないあなたは、UFOを目撃したときそれが「UFOだ」って分かりますか?
???
質問の意味が分からないんですけど。。。
UFOの本当の形を知っていますか?
なぜ私がこんな質問をするのか?
もう少し質問にお付き合いください。
もし、空を飛ぶ旅客機がUFOだったらあなたはそれがUFOだと気づきますか?
つまりUFOが旅客機に擬態していたとしたら、あなたはそれがUFOだと気づきますか?
まず間違いなく気づきませんよね。
でも、あなたは旅客機に擬態したUFOを見ていることになるわけです。
はい、ここで勘違いしないように言っておきますが、UFOが旅客機に擬態しているというのはあくまで例え話ですので、本当にUFOが旅客機に擬態しているかどうかは分かりませんよ。
私が言いたいのは、UFOの形を知らないのにどうやってUFOを探すことが出来るんですか、ということです。
これは私の体験談ですが、2013年にアメリカのモンロー研究所に行ったときのことです。
モンロー研究所とは、人間意識の探求を主テーマにした「ヘミシンク」という音響技術を開発・研究している機関です。
モンロー研究所につきましては以下の記事に詳しく説明していますので、併せてお読みください。
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モンロー研究所について。何の目的で活動を続けているのか?
ヘミシンクについて、その真実の姿を余すことなく説明します
モンロー研究所はヴァージニア州の広大な丘陵地帯にあり、建屋の周りは草原やなだらかな山並みが続いています。
夜、外に出て夜空を眺めていると、上空には旅客機や人工衛星がさまざまな方向から飛び交っています。
しばらく夜空を眺めていると、1機の旅客機らしき飛行体がゆっくりと飛んでいます。
何気なく見ていると旅客機にしか見えませんが、よく見ると「あれ、旅客機とはちょっと違うな・・・」と言うことに気付きました。
何が違うのか?
旅客機って、機体の数カ所に発行するライトが付いており、これが点滅しています。
ところが私が夜空で見ていた旅客機(らしき飛行体)は機体の2カ所にライトは付いていますが点滅していないんです。
ずっと点灯したまま・・・
あれ、なんであの飛行機、ライトが点滅していないんだろ・・・
と思った瞬間、機体のライトが今までの百倍くらいの明るさで光ったんです。
時間にして数秒でしょうか、その後そのライトは消え、何事もなく飛び去っていきました。
いま思い出しても、あの飛行体は旅客機だったのか、そうではない飛行体(それが何かは分かりませんが)だったのか、自分でも答えは分かりません。
目に見えるものの正体
よく言う話ですが、人間の脳というのは何かを見たときにそれが過去に見たことのない物体だった場合、過去に見たことのあるものに置き換えて理解・認識するということです。
たとえば、赤くて丸い物体を見たときに「なんかトマトに似てるな」とか。
これがいわゆる「フィルター」というやつですね。
人間はこうして自分自身のフィルターを通してあらゆるものを見て認識します。
ですからそれが初めて見るものの場合、見る人によって認識が違ってしまうこともあります。
赤くて丸いもの、ある人はトマトみたいだと思い、ある人は赤い風船みたいと思い、ある人は太陽みたいと思う・・・
人それぞれ認識が違っていますが、見ているものは同じなんです。
UFOが見えない本当の理由とは?
では、もしもあなたが今まで一度も見たことのないような形や大きさをしたものを見たとします。
生まれてから今までに、それと似たようなものは一度も見たことのないような物体。
あなたはそれをどのように認識すると思いますか?
・・・なんだか見たことのない形をしているな、なんだろうコレ、何に似ているんだろう?
とは思わないんです。
答えは「目に見えない」が正解です。
もう少し正確に言うと、「それを認識できない」が正解。
そんなはずないだろ、目の前にあるなら認識できないわけないぞ!
見たことの無いものを見たとき、あなたの持つフィルターはそれを何に置き換えて認識しますか?
置き換えるものがない以上、あなたのフィルターを通して見えるものは「何もありません」
これがUFOを見たくてもみることが出来ない理由です。
では、UFOを見たことがある人はどうしてそれがUFOだと分かったんでしょう?
すべての目撃談について説明がつくわけではありませんが、多くの場合UFOを見るときにはある程度の共通項があります。
それは「見ようとしていないとき」に見ること。
つまり無防備な状態のときに偶然UFOを見てしまうことが多いんです。
UFOは「見ようとしていないとき」にみえる?
UFOを見ようと意気込んでいるときには、人は無意識にUFOってこんなもの、という先入観のもとに見ようとします。
それは過去にTVや映画、雑誌などでみたUFOの映像(?)や目撃談というフィルターを通して見ようとするという意味です。
私たちは一生懸命になって、TVや映画に出てくるようなUFOを探します。いわゆる「メディアによって作り上げられた、本物かどうかも怪しい」UFOのイメージを血眼になって探すわけですね。
ですから、そのフィルターに合致しないものが目の前に現れても、それを無意識にスルーしてしまいます。
だから見えない。
無防備な状態のときにUFOが目の前に現れると、それがUFOだとは思っていませんから何か別のものとして認識するんですね。
そのうち何かおかしいぞ? となる。
そして、あれもしかしてUFO・・・??? となるんです。
もちろん、さきほどの「見たことのない形」のUFOであれば、こうした無防備な状態のときでも見えない(認識できない)と思いますけどね。
ですから、UFO目撃談って、
「買い物帰りに何気なく空をみたら、オレンジ色に輝く光が見えたんだよね、最初は星かと思ったけど、星にしては明るすぎるなと。で、もしかしてUFOかなって」
みたいなのが多いですよね。
何の気なしに空を見たら・・・的な(笑)
まとめ
今回はUFOを見る人と見ることが出来ない人の違いについて説明してきました。
今回の説明はあらゆるケースに当てはまるオールマイティな説明ではありませんが、それでも結構多くの場合については説明がつくと思います。
ですから、もしあなたがUFOを見たいと思っているのなら、
見よう見ようとしないことです。
見ようとしていないときに、UFOは見えることが多い(笑)
そんなもんです。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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