
瞑想をすると宇宙が見える——そんな話を聞いたことはありませんか?
「神とつながった」「丹光が見えた」「その色が金色だから魂のレベルが上がっている」など、瞑想の体験についてはさまざまな語られ方をします。中には少し大げさに感じられるものもあるかもしれません。
でも、瞑想そのものは、実はそんなに難しいものではありません。それは自分でやってみると分かります。
今回は、瞑想と宇宙的な感覚のつながりについて、私自身の体験も交えながら詳しく解説していきます。
CDを聴くだけで深い瞑想に入れるって本当?
「瞑想をCDを聴くだけでできるなんて、そんなに簡単じゃないでしょう」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
通常、瞑想というと、姿勢を正し、静かな空間で呼吸法によって精神を落ち着けていく——そんなプロセスをイメージする方が多いと思います。多くの人が「それができないから瞑想は難しい」と感じているのではないでしょうか。
瞑想とは、ひとことで言えば「変性意識状態」に自分の意識を誘導していくための手法です。ちょっとかじった程度では、なかなか深い瞑想状態を体験することは難しいものです。だからこそ多くの人が、日々さまざまな雑念に邪魔されながらも「あ、少しつながれたかもしれない」と感じながら、地道に瞑想を続けているのだと思います。
呼吸法や意志の力だけでは、そう簡単に自分の意識を変性意識状態に導くことはできません。
ヘミシンクという音響技術を用いたCDは、特殊な音を聴くことで、その音があなたの意識を変性意識状態へと誘導していく仕組みを持っています。呼吸法や長い修練期間を経ずとも、比較的スムーズに深い瞑想状態に近づきやすくなると言われています。
言い換えれば、目的地まで歩いて行くのが通常の瞑想修行だとすれば、ヘミシンクCDを聴くのは車に乗って目的地まで行くようなものかもしれません。
もちろん、人によって「乗っている車」には違いがあるでしょう。最初から比較的すんなりと深い瞑想状態に入れる人もいれば、そこまでに時間がかかる人もいます。それでも、歩いて目的地を目指すよりは早く近づける可能性がある、というのが私の実感です。
実は私自身も、初めてヘミシンクCDを聴くときは半信半疑でした。「ダメ元で聴いてみよう」というくらいの軽い気持ちで始めたのです。もし何も変化がなければ、もとの方法で地道に瞑想を続ければいいだけですし、もし本当に深い瞑想状態に近づけるなら、それはそれで面白いことだと思いました。
興味のある方は、ダメ元で試してみるのもひとつの方法かもしれません。
瞑想は何のためにやるのか?
瞑想は何のためにやるのでしょうか。
この答えは、実はとても難しいものです。瞑想は人によってその目的が異なると言ってもいいものだからです。ですから、瞑想の定義をひとことで表現することには、あまり意味がないとも言えます。
瞑想を英語で書くと「Meditation」となり、その意味は「想像やイメージを駆使して、特定の主題について深く考えること」とも言われますが、「意識を高次の段階に進め、考えることすらしない」のが瞑想だという解釈をする人もいます。
さまざまな考え方がありますが、御託は一度脇に置いて、原点に返ってみましょう。
なぜ瞑想をするのか。この答えも人それぞれで、たったひとつだけ「これ」と言えるものではありません。
しかし、何も目的がないのに瞑想をする人はいません。目的がなければ瞑想する意味もなく、そんなことのために時間や労力を使う人はいないでしょう。みんな自分なりの目的を持っているはずです。
精神的に穏やかな毎日を過ごしたい、健康を維持・増進したい、感情を制御できるようになりたい、集中力を高めたい、自分が何者か知りたい、雑事から切り離され無心になりたい、宇宙の叡智とつながりたい——目的はこれ以外にも山ほどあることでしょう。
でも、みんな「だから瞑想をやる」という目的を持っているという点では、一致していると言えるのではないでしょうか。
瞑想のやり方にこだわる必要はない
瞑想をする人はみんな、自分なりの目的を持っていて、その目的を達成するために瞑想をするわけですから、達成できるのであれば方法は何でもいいはずです。
どんなに体系立てられた立派なメソッドがあったとしても、そのメソッドに従って瞑想を続ける過程で本来の目的が達成できなければ、あまり意味がありません。
世の中には、ヴィパッサナー瞑想、マインドフルネス瞑想、ヨガ、太極拳、滝行、禅、倍音声明など、実にさまざまな瞑想メソッドが存在します。興味があれば、専門書やハウツー本もたくさん出ていますので、読んでみるのもいいと思います。
どのメソッドが優れているか、どのメソッドが効果的かは人それぞれで、一概には言えません。ただ、これらのメソッドに共通しているのは、それぞれの方法論を通して意識を変性意識状態へと誘導していく、という点です。
だからこそ、やり方そのものにこだわりすぎる必要はないのだと思います。大事なのは、「自分の目的を達成する」という瞑想本来の意味からブレないようにすることです。
瞑想で宇宙が見えるのは「当たり前」かもしれない
さて、いよいよ本題に入りましょう。
瞑想をすることで宇宙が見える——これは、どういうことなのでしょうか。
前章で、瞑想とは変性意識状態になることだとお伝えしました。変性意識状態とは、ひとことで言えば「普段とは違った」意識状態の総称です。
私たちの意識は普段、肉体と一体化しているため、物質世界しか認識していません。つまり「物質世界」を認識している状態が「普通の意識状態」だと言えます。
ところが意識そのものは「形を持たない」ため、肉体と完全に一体化しているわけではなく、ふとしたきっかけで肉体から意識の一部が「はみ出す」ことがあります。
たとえば仕事中にぼんやりしていると、ふと思いがけないことを閃くことがありますが、あれは意識が肉体から少しはみ出して、どこか別の何かとつながって情報を受け取っているのかもしれません。
あるいは寝ているときに見る夢の一部も、意識が肉体からはみ出して広がり、別の時空を体験している状態だと考えられています。
こうしたときの意識は、物質世界とは異なる世界を知覚しているわけですが、この意識状態を変性意識状態と呼びます。
つまり意識が変性意識状態になっているときは、肉体を超えた知覚をしているため、時間や空間の束縛からも解放されている状態だと言えます。場所の概念も時間の概念もない、過去も現在も未来も、日本も外国も地球外の星も宇宙の彼方も、そうしたすべてがひとつになったような世界を体験している——そういうことなのかもしれません。
深い瞑想状態のときに宇宙が見えたり、宇宙とつながったような感覚を覚えたりするのは、意識が変性意識状態になっているからであり、意識が宇宙と一体化しているような感覚として現れるのだと考えられます。
私自身の体験——漆黒の宇宙空間で感じたこと
ここで、私自身の体験をお話しさせてください。
ヘミシンクを聴きながら深い瞑想状態に入っていったときのことです。瞑った目に映ったのは、「何もない漆黒の空間」でした。
前も後ろも上も下も、右も左も、果てしなく漆黒が広がっていて、まるで何もない宇宙空間の真ん中にひとりでいるような感覚でした。
不思議なことに、そのときの感覚は恐怖のようなものではありませんでした。むしろ、あらゆるものとの一体感のようなものを感じたのを覚えています。
「何もない」ということ自体に意味があるというより、「そもそも存在という概念そのものが、あまり意味を持たない」ような感覚——普段、目を覚まして生活しているときには、決して感じたことのない種類の感覚でした。
この体験が本当に「宇宙」を見ていたのか、それとも意識が生み出したイメージだったのか、証明する術は私にはありません。ただ、あの感覚は今でも鮮明に覚えていますし、それが自分の中の何かを確かに変えたという実感があります。
瞑想を通じて宇宙的な感覚に触れる、というのは、決して大げさな話ではなく、意識が普段の枠を超えたときに自然と起こりうることなのかもしれない——そんなふうに、私は感じています。
まとめ
今回は、瞑想と宇宙的な感覚のつながりについて、私自身の体験も交えながらお伝えしてきました。
多くの人は瞑想をすること自体が目的になってしまい、本来の目的を忘れてしまいがちです。だからこそ、さまざまな方法論に迷ってしまうのかもしれません。
でも、瞑想には必ず目的があるはずです。それを達成するため、という本来の目的に立ち返れば、方法にこだわりすぎる必要はないのではないでしょうか。
できるだけ自然に、変性意識状態に近づける方法があるなら、それも理にかなったひとつの選択肢だと、私は思っています。
あなたが瞑想に求めているものは、どんなことですか?
Hemi-Syncによるチャクラ瞑想(Chakra Meditation)
免責事項
本記事は筆者自身の体験や、一般的に知られている情報・スピリチュアルな視点をもとに構成されています。
記事内でご紹介している内容は、特定の効果や結果を保証するものではなく、すべての人に同じような体験が得られるとは限りません。
また、ヘミシンクは医療行為ではなく、診断や治療を目的とするものではありません。
精神的な不調、強い不安感、または身体的な症状がある場合には、自己判断で解決しようとせず、必ず医師・臨床心理士などの専門家にご相談ください。
あくまで自己責任のもと、安全かつ穏やかな方法でご活用いただくことを推奨いたします。
筆者プロフィール
Hiro(アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー)
2008年よりヘミシンクを本格的に探究し、意識の拡張や内的成長をテーマに継続的に実践。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナーとして、これまでに延べ1,000名以上の参加者にプログラムを提供・ガイドしてきた実績を持つ。
在は、スピリチュアルや意識の世界を探究するブログを複数運営中。
専門知識と体験に基づいた、初心者にもやさしい情報発信をモットーに、誰もが自分の内なる声とつながるきっかけづくりをサポートしている。


