体外離脱はなぜ起きるのでしょうか?
寝ている間に自分の体から抜け出て、異なった場所の出来事を見てきた・・・
なんていう典型的な体外離脱の話を、あなたも一度や二度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?
そんなことって、本当にあるの?
いやいや、科学的に証明できないでしょう?
ありっこない!
さまざまな意見や考え方があるとは思いますが、そんな意見や考えとは裏腹に、体外離脱はごく普通に起きているんです。
でも、なんで体外離脱って起きるの?
実は驚くべき理由があったんです!
今回は、体外離脱がなぜ起きるのか、その理由について説明していきます。
体外離脱がなぜ起きるか、そのメカニズムとは?
まず最初にお断りしておきますが、科学的に証明されない出来事は信じない、という頭の固い方は今回の記事はお読みいただかない方が良いです。
なぜなら、今回のテーマである「体外離脱現象」は科学で証明されていないものだからです。
ですから、科学で云々・・・という視点のみで物事を判断したい人には、今回の記事は「無意味」なものです。
しかし世の中には科学では説明できない出来事、物事はたくさん存在しています。
いやむしろ、科学で説明の付くことなんて、森羅万象の中ではごくわずかなんじゃないかと思います。
今回のテーマである「体外離脱」も、そうした「科学で説明できない出来事」のひとつであり、当然のことながら、科学の視点ではなく「スピリチュアル」な視点で説明していきます。
そもそも体外離脱って、なに?
さて、体外離脱という現象について考えていくわけですが、そもそも体外離脱(幽体離脱とも言いますが同じものとお考えください)とはなんぞや?というところから説明していきますね。
体外離脱とは、意識が肉体から抜け出してしまう現象のことです。
意識が肉体から抜け出す・・・そんなことって可能なの?
このことを理解するために、まずは以下のことを認めていただく必要があります。
それは、
人間が肉体だけの存在ではない。
ということ。
肉体以外に「意識」というものがあるんだということなんですが、ここで多くの人は
意識は脳が作り上げたものでしょう?
脳は肉体の一部だから、その脳が作り出した以上、それは肉体とは別物とは言えないのでは?
という疑問を持ちます。
しかしこれは科学的な考え方で、実体を伴わない「意識」というものを説明するためになされたものに過ぎません。
私はあまり証拠うんぬんと騒ぐのは好きではないのですが、意識が脳で作られたものである、という確証はありません。
意識が脳で作られたものである、と考えることで「なんとなく」説明が付く感じがするというだけです。
しかしこの考えでは、体外離脱現象が起きることについて、いっさい説明ができません。
だから「体外離脱なんて幻想だ」というひとことで片付けてしまうわけですね。
科学の発展が現代社会の進歩に絶大な役割を果たしたことは否定できませんし否定するつもりもありませんが、こうした科学万能主義、科学偏重主義的な考え方は、これ以上の発展を逆に阻害するのでは、と危惧しています。
科学で説明できない物事を切り捨てることなく、科学が万能ではないことを認めつつ、科学以外のアプローチにも目を向けるバランス感覚が、これからの世の中では必要なんじゃないでしょうか。
意識と肉体は別物
話を元に戻しますね。
あるカメラメーカーのキャッチコピーに「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」というのがありましたが、これはまさに、人間が肉体だけの存在ではないということを見事に表現しています。
人間は肉体と意識でできている。
そして、意識は肉体から独立したもので、人間の主体はむしろ「意識」のほうである。
というのがスピリチュアルの視点と言えます。
意識が脳で作られたものではなく、肉体とは独立した存在であると考えれば、肉体から意識が抜け出ることも説明がつきます。
こう考えてはじめて、体外離脱という現象が説明できるんですね。
でも、私は体外離脱なんかしたことないし・・・
やっぱり信じられないな・・・
単なる妄想なんじゃないの?
はい、そう思っているあなただって、毎日のように体外離脱をしているじゃないですか?
え、なに言ってんの?
そんなはず無いじゃん?
体外離脱なんてしてないし。
していますよ、体外離脱。
気付いていないんですか?
あなたも体外離脱を体験している!
夜、寝ているときに夢を見ますよね?
あなたが見ている夢って、現実離れした設定だったりしませんか?
なんだか現実っぽいんだけど、どこかがなんとなくちがう・・・とか。
夢を見ているとき、意識は肉体から離れて別世界(いわゆる非物質世界)を体験しているんです。
肉体から離れて、とは言いますが、完全に離れてしまっているわけではなく、意識の一部は肉体にありながら「他の場所(非物質世界)まで拡がっている」状態になっています。
私たちは目が覚めているときには肉体からの信号(いわゆる五感というやつです)が強すぎて、こうした意識が本来感じている世界(非物質世界)の信号を捉えることができません。
非物質世界の感覚(信号)は、肉体からの感覚(五感)に比べて比較にならないくらい弱いものです。
ところが夜、眠っているときには五感からの信号は弱まります(だって肉体は寝てますから)
そうすると、意識は肉体を超えた感覚を知覚できるようになります。
これが「夢」という形で体験するものの正体なんです。
夢については、科学的には別の解釈がなされていますが、確証を得るに至ってはいません。
こうした科学的な解釈も含め、夢について以下の記事に詳しく説明していますので併せてお読みくださいね。
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夢であの世の存在と会うことは本当にできるのか?
夢は寝ているときに意識が肉体から離れて「非物質世界」を体験しているものだ、という説明をしてきましたが、これ以外にも体外離脱はさまざまな場面でしています。
一般的に「体外離脱」というと、眠っていて夢に見ているというより、意識がはっきりしていて自分が肉体からズルッと抜け出る感覚を感じるものを指しますよね?
これは、何らかの理由で意識が起きているときに肉体から抜け出てしまうため、こうした「抜け出る」感覚を感じるためにおきます。
ただし、このリアルな体外離脱体験は自分でコントロールすることが困難なため、いつ、どんな状態のときに起きるのか、それを意図的に起こすことは困難です。
また、このリアルな体外離脱体験をした直後にそのまま寝てしまうケースも少なくないため、それが体外離脱体験だったことに気付かない場合も多々あります。
さて、この体外離脱ですが、できることならしてみたいと思っている人、けっこう多いんです(笑)
で、それができる方法があるなら知りたいと思いませんか?
そんな好奇心旺盛なあなたに、その方法について説明した記事がありますので、興味のある方はお読みください。
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ヘミシンクと体外離脱について。本当に可能なのか?
まとめ
今回は、体外離脱について説明してきました。
実は体外離脱って、特別なことでも何でもないんですね。
誰もが普通にやっていることだったんです。
それに気付いていなかっただけ(笑)
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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