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生まれ変わりの日本における研究は意外にもかなり古くからあった?

この記事を読むのに必要な時間は約 21 分です。

江戸時代っぽいイラスト

あなたは「生まれ変わり」について、どう思いますか?

・生まれ変わり?ないない(笑)
・人間死んだらそれでおしまいだよ。
・科学的に証明できないものは信じないよ。

あなたが信じようが信じまいが、生まれ変わりはあります。
その証拠に、生まれ変わりについては世界中で実例が報告されており、医者や学者を中心にさまざまな研究が続けられています。

物質の存在しない「非物質世界」のことのため、立証主義をとる科学ではその存在を証明できませんが、だからといって生まれ変わりがないとは言えません。

今回は、生まれ変わりについて、特に日本における実例や研究成果を中心に説明していきたいと思います。

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生まれ変わりの日本における研究の発端は江戸時代?

生まれ変わりについては、世界中のさまざまな地域で事例が報告されています。

東洋では仏教やヒンドゥー教などの宗教や哲学などで輪廻転生という概念が頻繁に出てきますし、西洋でも死者の魂が再び別のものとして生まれ変わるリインカーネーションや前世の行いが今世に影響するとされるカルマなど、生が今回限りのものではないという考え方は一般的に広く受け入れられています。

当然日本でも、昔から生まれ変わりについてはさまざまな伝承があるようですが、具体的な事例として記録に残っているもので最古と思われるものは江戸時代まで遡ることができます。

世界的に有名な江戸時代の生まれ変わりの事例

東京の多摩地方を舞台とした「小谷田勝五郎の生まれ変わり」の話は世界的に有名です。

文政5年(1822年)に中野村(現在の八王子市東中野)に住む8歳の少年、小谷田勝五郎が兄と姉に自分の前世について語り始めます。

自分の前世は程久保村(現在の日野市程久保)の須崎藤蔵で、6歳の時に疱瘡(天然痘)で亡くなった、と。
その後、勝五郎は生まれ変わりについて両親に以下のように語ります。

・藤蔵が死んだとき、魂が体から抜け出した。
・死んだ藤蔵は家に帰ったが、それに気づくものはいなかった。
・その後、白髭の老人とあの世に行った。
・それから三年経って、中野村の小谷田家に連れて行かれ母の胎内に入った。
・文化12年(1815年)に勝五郎として生まれた。

この話は勝五郎の両親にとってにわかに信じがたいものでした。

ただ、勝五郎が生まれる前に母が江戸に奉公に行くと話していたことを(勝五郎が)知っていた点など、両親以外は知るよしもないことを知っていたため、勝五郎の話は本当かもしれないと思いました。

そして、勝五郎の両親は程久保村の出来事について知っている人に聞いたところ、藤蔵の家は実在し、藤蔵が疱瘡で亡くなっていたことも事実でした。

その後、勝五郎と祖母が藤蔵の家を訪ねるときも、勝五郎は行ったこともない程久保村のことをよく知っており、迷うことなく藤蔵の家に祖母を案内しました。

勝五郎は初めて訪れた藤蔵の家のこともよく知っており、「向かいの家の木は以前はなかった」などといって祖母や藤蔵の両親を驚かせました。

この出来事から、藤蔵の家と勝五郎の家は親類のように仲良くなったそうです。

その後、勝五郎の生まれ変わりの話は次第に有名になり、池田冠山(大名)がこの話を自書「勝五郎再生前生話」にまとめ、江戸中に知れ渡っていきました。

また、中野村の領主・多門傳八郎(おかどでんはちろう)が勝五郎の両親から聞いた顛末をまとめ、これが国学者である平田篤胤の目にとまり、勝五郎と面会することになります。

そのときの話をまとめた「勝五郎再生記聞」は京の光格天皇に届き、勝五郎の生まれ変わりの話は全国的に知られることになっていったのです。

勝五郎は55歳まで生き、明治2年(1869年)に中野村で亡くなっています。

その後、明治30年に小泉八雲(ラフカディオハーン)が自らの随想集「仏の畠の落穂」の一編として「勝五郎の転生」として紹介したため、勝五郎の生まれ変わりは日本のみならず世界的に有名になっていきました。

勝五郎の話は、前世の藤蔵として生きていた記憶が明確かつ具体的であることから、生まれ変わりの実例としてとても重要な実例と言えます。

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前世記憶を持つ子供たち

前世の記憶を持つ、という意味でもうひとつ。

中部大学の大門教授が紹介した関西在住の「トモくん」の話を紹介しますね。

トモくんが3歳の時、急に「ニンニクが剥きたい」と言いだします。

驚いたお母さんが聞いてみると、なんとトモくんは前世でイギリスの料理屋の子供だったと言うのです。

名前はゲイリースといい、1988年8月9日生まれだと言います。
そして右利きのトモくんは左手で器用にニンニクの皮を剥いたそうです。

トモくんの両親は、単なる子供の空想かと思っていましたが、4歳の時にTVで列車事故のニュースを見ながらこう言いました。

イギリスのサウスオールでも列車事故があったよ、テレビで人が死んだって言ってた。

父親が調べてみると、1997年にイギリスのサウスオールで事故があり7人が死亡していました。当然のことですが、トモくんはこのことを事前に知りませんでした。

だいいち、小さな子供がたいして有名でもないサウスオールというイギリスの町の名前を知っているはずがないのです。

またトモくんは、彼が生まれる前のカーペンターズの曲を口ずさんだこともあったそうです。

トモくんの話についても、知るはずのないことを知っているとか、出来ないはずのことが出来るなど、生まれ変わりの事例として信憑性が高いと言えるでしょう。

前世の記憶を持つ子供は意外にも多い

上記の例以外にも、前世の記憶と思われる話は数多くあります。

例えば、息子が突然行ったこともない山梨の忍野八海近くに住んでいたと言い出した(この家族は千葉県在住です)とか、過去世でインド人だった記憶を持つ少女とか、胎内記憶を持つ子供とか。

ここまで具体的な記憶でなく断片しか覚えていないレベルであればものすごい数の事例が出てくることでしょう。

もしもあなたに小さなお子さんがいらっしゃるなら、試しに前世について訪ねてみてはいかがでしょうか?

もしかすると、何かを語り始めるかもしれません(笑)

生まれ変わりについて研究する日本人

ここまで、日本国内の生まれ変わりの実例を紹介してきましたが、こうした生まれ変わりについて研究する日本人についても紹介しておきますね。

大門正幸教授

大門教授

写真引用:https://kumanekodo.co.jp/

大門先生は中部大学の教授ですが、生まれ変わりの研究者としては日本での第一人者と言える人です。

大門先生は、前世でネパール人だったという日本人と出会い、彼がまったく勉強もしたことのないネパール語をほとんどネイティブレベルでしゃべることに驚きます。

これをきっかけに、さまざまな過去世記憶を持つという人を調べていくうちに、彼らの体験や記憶が本物であると認めざるを得ないと結論づけます。

そして現在も、スピリチュアルな現象である生まれ変わりについて、科学的アプローチによりさまざまな研究を続けています。

先ほど紹介した「トモくん」の事例は、大門先生によるものです。

大門先生は、生まれ変わりの研究では世界で最も進んでいると言われるバージニア大学医学部知覚研究室の客員教授も務め、日本のみならず世界中の事例も研究されています。

生まれ変わりの村を調査・取材する森田健氏

森田健氏の写真

写真引用:http://www.moritaken.com/about_mk.html

森田健氏は、中国奥地にあると言われる「生まれ変わりの村」を独自に取材し続けた人です。

1996年から何度もこの村を訪れ、生まれ変わりの実例を多数集め、4冊の著書にまとめました。

それは「生まれ変わりの村」1巻〜4巻(河出書房新社刊)として発売され、累計17万部を超えるベストセラーとなっています。

森田健氏の取材した生まれ変わりの実例は数多く、それらの詳細の紹介はこの場では控えさせていただきますが、ご興味のある方は書店で本を購入することをお勧めします。

なお、これらの取材をもとにして制作された映画「スープ」はまさに生まれ変わりをテーマにした娯楽作品として、とても面白く、かつ生まれ変わりについてよく分かる内容になっています。

こちらもDVDが販売されていますので、興味のある方はご覧ください。

生まれ変わりの観念について

ここまでは、生まれ変わりについての日本における事例と研究についてザックリと紹介してきました。

しかし生まれ変わりという観念そのものは日本独自のものではなく、世界共通の観念と言えます。

その起源をたどっていくと、なんと2500年以上も前からその思想は連綿と続いてきており、今もなお、世界中で信じられています。

米国ハリス社が実施した世論調査(2005年〜2013年)によると、世界的には神、奇跡、天国といった宗教的観念への信仰率は低下してきていますが、輪廻転生についての信仰率はむしろ増加傾向にあります。

具体的には、日本人で生まれ変わりを信じている人はなんと4割以上(42.6%)もいるという結果が出ています(ISSP:2008年)

もちろん、人種や宗教などにより、この信仰率には差がありますが、いずれにしてもかなりの割合の人が生まれ変わりを信じていることは間違いありません。

にもかかわらず、生まれ変わりそのものを考察の対象とする研究は世界的にもとても少ないのが現状です。

これには、生まれ変わり(輪廻転生)の観念が地域や時代により数多くのバリエーションがあり、共通の指標が決まっておらず、従って包括的に論ずるのが非常に困難なためと考えられます。

そのせいか、生まれ変わりに関する「誤解」「偏見」は未だに数多く、本人が生まれ変わりの記憶を持っていてもそれを公表することへの弊害となっているケースも少なくありません。

生まれ変わりの研究(海外編)

そんな中にあって、わずかではありますがこうした生まれ変わりの研究を続けている人tたちがいます。

先ほど紹介した大門先生もそうですが、世界的にも注目すべき研究をしている(していた)人がいますので紹介していきますね。

イアン・スティーヴンソン教授

イアン・スティーヴンソン教授

写真:https://en.wikipedia.org/wiki/Ian_Stevenson

イアン・スティーヴンソン教授は米バージニア大学医学部知覚研究室の教授で、これまでに世界40カ国以上2600例を超える生まれ変わりの記憶をもつ子供について研究してきています。

彼は面接調査により2歳〜5歳の子供とその家族から情報収集しています。
子供たちが語る内容は、

・前世での死の様子、その場に居合わせた人や物の描写
・死んでから生まれ変わるまでの様子

などがあります。
情報のボリュームは個人差が大きく、わずかしか記憶していない子もいれば、膨大で詳細な記憶を持つ子もいます。

彼らの多くは現世への違和感と前世の家族に対する親近感を持っています。
それらは「本当の親に会いたい、連れて行ってほしい」という言葉となって現れます。

また、前世における死亡時の状況や類似した状況に恐怖を覚えます。

これらは特定の乗り物が怖い(乗り物の事故により死亡した場合)、火が怖い(焼死した場合)、水が怖い(水難事故)、銃火器などへの恐怖として現れます。

また、前世の人物の好み(食べ物、服装など)や話し方(イントネーション)が似ていることもよくあります。

とても興味深い例として、前世の死に方に関連した先天性欠損や痣(母斑)などが肉体に現れる場合もあります。

これらは有力な生まれ変わりの証拠と言えると考えられます。

実際にこうした「前世の記憶と符合した場所に母斑や先天性欠損が現れたケースは112例にもおよび、中には前世死亡時の医者のカルテを入手したケースもあります。

これらの証言からイアン・スティーヴンソンはいくつかの解釈の可能性についても考察しています。

想定される解釈としては、作話(前世を創作して話す、つまり嘘)、自己欺瞞(自分自身に強く言い聞かせて自分自身を騙す)、偶然、潜在意識、記憶錯誤、遺伝記憶、ESP仮説(超能力などにより過去の情報を知る)、憑依、生まれ変わりの9つがありますが、一つ一つの考察の結果、最終的には生まれ変わりがもっとも理にかなっている、と結論づけています。

イアン・スティーヴンソンは2002年にリタイアし、現在はジム・タッカーが研究を引き継いでいます。

ブライアン・ワイス博士(前世療法)

ブライアン・ワイス博士

写真引用:https://www.brianweiss.jp/about/

ブライアン・ワイス博士は前世療法の権威として有名です。

彼は1980年に恐怖症で苦しむキャサリンという患者の治療のため、彼女に退行催眠をかけて恐怖症のもとになった記憶を、時代を遡って探しました。

何度目かの退行催眠の最中に彼女はなんと過去世を語り出します。

それのみならず、彼女はワイス博士しか知りようのないことまで言い当ててしまいます。

こうした退行催眠を繰り返すことで、彼女の恐怖症は徐々に解消されていきました。

これを機に、ワイス博士は多くの事例を集め、前世療法という本を出版しました。

この本は世界100カ国、200万部のベストセラーとなり、前世ブームの火付け役となりました。

エリザベス・キューブラー=ロス博士(精神科医・死の研究)

エリザベス・キューブラー=ロス博士

写真引用:https://meigen.keiziban-jp.com/kubler-ross

エリザベス・キューブラー=ロス博士は死を間近に迎える多くの患者との関わりから、人が死を迎える過程について、心の分野で幅広い研究を行いました。

死を迎える多くの患者の事例から、人は死に向き合う際にどのようなプロセスを経るのかの研究における先駆者として世界的に有名です。

彼女はまた、死に瀕した患者の多くが体外離脱(幽体離脱ともいいます)を体験することから、魂の存在、死後世界の存在についても強い関心を持ちました。

これにより、人は死んでも「無」になるのではなく、魂(意識)は死後世界に行くと考えました。

このことは、間接的にせよ生まれ変わりの可能性を認めているとも考えられます。

ロバート・モンロー(ヘミシンク開発者)

ロバート・モンロー

ロバート・モンローは、サウンドを用いて人間の意識を変性意識状態へと誘導する「ヘミシンク」の開発者として有名です。

変性意識状態とは、普段の私たちの(覚醒した)意識の状態とは異なった状態の意識全般の総称で、深いリラックス状態、瞑想状態、白昼夢、寝ているときの意識状態など、幅広い意味を持ちます。

ロバート・モンローの功績は、死者のとる意識状態も変性意識状態の範疇であり、それすらも音を使って誘導していけることを発見したことでしょう。

これにより、ヘミシンクを使えば普通に音楽を聴くような感覚で、安全に死後の意識状態を体験できます。

これにより、自分が生まれる前にいた「死後世界」や、自分の前世・過去世を垣間見ることが可能になります。

ヘミシンクにつきましては別の記事で詳しく説明していますので、そちらも併せてお読みくださいね。

▼関連記事▼
ヘミシンクについて、その真実の姿を専門家が余すことなく説明します
ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう?

生まれ変わりに関する疑問

生まれ変わりについて、その実例と研究成果、研究者を紹介してきましたが、まだ疑問点はいくつか残っているんじゃないですか?

ここからは、それらいくつかの疑問点について説明していきます。

何に生まれ変わるか/何が生まれ変わるか

まず、生まれ変わりがあるとして、いったい何が生まれ変わるのか?

そして今の自分が死んだ後、一体何に生まれ変わるのか?

そこのところを説明しましょう。

何が生まれ変わるのか?

これはズバリ、魂です。

魂、と言いましたが、別の言い方をすればあなたの「意識」が生まれ変わります。

人間は肉体と意識からできています。
肉体は有限ですが意識は無限です。

有限である肉体が機能停止した状態、これが「死」です。

そして人は死ぬと、肉体から意識が離れます。
肉体から離れた意識は死後世界(非物質世界)へと移行し、幾ばくかの後に新たな肉体と一体化します。

これが生まれ変わりなんですね。

何に生まれ変わるのか?

生まれ変わる、というのは上述の通り「今の肉体から別の肉体へ」と意識が「移る」ことですから、人間の主体が「意識」であると考えるなら常にあなたはあなたであり、これは普遍です。

そういう意味では、何に生まれ変わるのか、という問い自体に意味がないと言えます。

生まれ変わるのなら、なぜ前世の記憶が無いのか

これについては、ひとつ分かりやすい例を挙げて説明しますね。

車の運転をすることをイメージしてみてください。

いまあなたが乗っている車はもう何年も乗っており、まさに自分の手足のごとく意のままに操ることができるでしょう。

ですが、長年乗っているとだんだんガタが来て、そのうち故障してしまいます。
そしてあなたは車を買い換えようとします。

そのときに「次に乗るならこんな車がいいな」というイメージがあるのではないですか?

それって、これまで乗ってきた車がこうだったから、今度はこんな感じの車にしよう、みたいな感じで決めていきますよね?

そして自分のイメージに近い車を探して、その車に乗り換える。
最初はまだ慣れないから、ああ前の車のほうが扱いやすかったな、とか、前の車が懐かしいな、なんて思ったりもします。

でも月日が経ち、新しい車にも慣れてくると、だんだんと自分の手足のように動くようになっていきます。

そうなるともう、前の車のことを思い出すこともなくなっていきますよね?
こうして新しい車との思い出がどんどん積み重なっていきます。

やがてその車も古くなりガタがきて・・・

たとえ話はここまでです。

ここでこのたとえ話の、車を人間の肉体に、ドライバー(あなた)をあなたの意識(魂)に置き換えてみてください。

ね、分かりますよね(笑)

人間もこの車の例と同じなんです。
前世の記憶が消されるわけではないんです。

新しい人生の積み重ねによって、前の人生の記憶を思い出さなくなっていくだけなんです。

その証拠に、小さな子供の多くは前世記憶を持っていますよね?
これが成長とともに、徐々に記憶から消えていく。

今世のひとつひとつの体験が刺激的で、体験すればするほど前世のことを忘れてしまうんです。

まとめ

今回は生まれ変わりについて、特に日本における事例を中心に説明してきましたがいかがでしたか?

生まれ変わりについてはこれからもさまざまな切り口で説明していきますので、興味のある方は楽しみにしていてくださいね!

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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