ヘッドホンで特殊な音を聴くことで、意識をさまざまな状態に誘導するヘミシンク。
それにより、自分の過去世を体験したり、死後の世界を垣間見たり、地球外生命体とコンタクトしたりできてしまうわけですが、それぞれの意識状態を区別する意味で付けられている「呼び名」がフォーカスレベルです。
このフォーカスレベルですが、フォーカス10とかフォーカス12とか、数字で表現されています。
たとえば、過去性体験がしたければフォーカス15の意識状態に誘導することでそれが可能になるとか、死後の世界がどんなところか見てみたければフォーカス27とか・・・
このフォーカスレベルって、いったいいくつまであるのでしょうか?
今回は、フォーカスレベルの意味と、それがいくつまであるかについて説明していきたいと思います。
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フォーカスレベルとは?
まず、フォーカスレベルについて正確に知ることから始めましょう。
フォーカスレベルとは、ヘミシンクによって誘導されるさまざまな意識状態に付けられた「名前」のようなものです。
変性意識状態へと意識を誘導
ヘミシンクはヘッドホンを使って特殊な音を聴くことで、意識を特定の状態へと誘導する技術ですが、おもに「変性意識状態」へと誘導していきます。
この変性意識状態という言葉は、実はとても広い意味を持つ言葉で、ひとことで言うと「通常とは異なった意識の状態」の総称です。
ですから、瞑想しているときの意識も変性意識ですし、臨死体験や体外離脱も変性意識状態で起きると言われています。
また風邪を引いて熱が上がり、朦朧としているときの状態なんかも変性意識と言えるでしょう。
このように、ひとことで「変性意識」といっても、さまざまな状態が存在するんですね。
ヘミシンクでは、こうしたさまざまな変性意識状態に意図的に誘導していくためのサウンドパターンが数多く用意されています。
そしてそれらを区別するために名前が必要だったんです。
特定の意識状態を区別する
ヘミシンクの開発者であるロバート・モンローは、教条主義を極端に嫌った人でしたので、これらの名前に宗教的な意味合いを持たせたくありませんでした。
このため「特定の意識状態にフォーカスする」ということで「フォーカスレベル」という、ある意味とても無機的な名前を付けたんですね。
さて、このフォーカスレベルですが、どのくらい種類があるのでしょうか?
現在、モンロー研究所ではフォーカス10からフォーカス49までを公開しています。
名前に振られている数字に関しては、深い意味はないようですが、数字が大きくなるにつれ、通常の意識からより離れた意識状態になると言われています。
それぞれのフォーカスレベルの意味ですが、
フォーカス10
肉体は眠り、意識は覚醒している状態。
肉体と意識が分離し始める状態で、普段あまり感じることの出来ない「自分の肉体」を客観的に感じることが出来ます。
具体的にどのような感覚になるかは個人差があるため一概に「こうだ」とはいいきれませんが、比較的良くある現象として「寝ている自分のいびきを聴く」という体験です。
これは肉体はリラックスして眠った状態になっているにもかかわらず、意識はしっかりと覚醒しているために起きる現象です。
なお、フォーカス10の詳細および体験談は以下の記事をお読みくださいね。
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ヘミシンク・フォーカス10は普段の状態と何がどのように違うのか?
フォーカス12
意識が拡大した状態です。
意識が肉体を越えて大きく拡大していきます。
それにより、体はここに居ながら、別の場所のことが分かったり感じられたりします。
ヘミシンクのセミナーに参加された方の多くが、フォーカス12の体験中に自宅の様子を見に行っています。
中には飼い犬が家の中の花瓶を倒したところを見て、実際に帰宅したときに本当に花瓶が倒れていた、なんて体験をした方もいました。
そういう意味で、フォーカス12は「自分は肉体を越える存在」であることを感じることが出来るフォーカスレベルと言えます。
なお、フォーカス12の体験談は以下の記事をお読みくださいね。
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フォーカス15
無時間の状態です。
無時間?なにそれ?とお思いでしょう(笑)
意識が肉体の束縛から解放(フォーカス12)され、今度は時間の束縛からも解放された状態がフォーカス15です。
時間が存在しない、というのは逆の意味では「すべての時間がひとつになっている」とも言えます。
実際、このフォーカスレベルでは自分の過去世や前世を垣間見ることが可能です。
実際に私も自分の過去世を体験し、現在の自分のトラウマの原因が過去世のある出来事にあったことを知りました(このへんのお話しは別の機会に体験談として紹介します)
自分が過去から何度も生まれ変わってきていることを「身を以て」体験できるのがフォーカス15というわけです。
なお、フォーカス15の体験談は以下の記事をお読みくださいね。
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ヘミシンクで過去世を探索したら面白い体験が出来たので紹介します
フォーカス21
この世とあの世の境界領域の意識状態です。
この世とあの世を隔てる「なにか」を体験できます。
多くの人は「川」を見た、とか、「あちらとこちらの間には深い谷間があった」とか、何らかの境界を示すものを見ています。
そこを越えた先は、いわゆる「あの世」であり、向こう岸に死んだ家族や友人がいるのを見た、という人も多くいます。
先だった家族に会いたくてヘミシンクを聴き始めた人が目指すのがこのフォーカス21なんですね。
フォーカス23〜26
死後の世界で意識が何らかの理由で囚われている状態です。
突然の事故や災害で命を落とし、自分が死んだことに気づいていない人や、生前に何らかの理由でこの世に強い執着を持ったまま亡くなったせいで、本来行くべきところに行くことが出来ず「囚われ」ている状態です。
ヘミシンクでは、ヘルパーやガイドという非物質世界のの存在たちと一緒に、こうした「囚われの状態」にいる意識を解放する、ということも行っています。
フォーカス27
輪廻の中継点といわれる状態です。
人は肉体を失い(つまり死んで)次の人生を始めるまでの間、ここで準備をすると言われています。
次の人生の選択、そのための時代や環境、両親選び、人生におけるイベントの設定など、さまざまな準備をするための領域です。
なかには人間としてではなく、あえて別のものとして生まれることを選んだり、地球外の生命体として生まれることを選ぶ人もいるようです。
そうした一部始終を垣間見ることが出来るのがフォーカス27です。
フォーカス27についての詳細は以下の記事をお読みください。
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ヘミシンクのフォーカス27では桁違いにさまざまな体験が出来る!
さらに上のフォーカスレベル
主だったフォーカスレベルについて、簡単に紹介してきました。
各フォーカスレベルの具体的な体験談につきましては、それぞれ個別の記事として紹介していきますので、興味のある方はそちらもお読み下さいね。
順次アップしていきますので、乞うご期待(笑)
これ以外のフォーカスレベルもざっと紹介しておきますね。
フォーカス35
大いなる自分、非物質の自分の総体(ヘミシンクではこれをトータルセルフと呼んでいます)を感じることが出来る状態です。
自分は肉体を持って存在しているのみならず、もっと大きな存在である、ということを体験できるフォーカスレベルです。
フォーカス42
フォーカス35では、大いなる存在としての自分を感じることが出来ますが、その大いなる自分も、さらに大いなる存在の一部であるということを知るのが、このフォーカス42です。
フォーカス49
さらにさらに・・・というわけで、実は自分は宇宙と同意なんだということを知ることが出来るフォーカスレベルです。
モンロー研究所で公式に公開されているフォーカスレベルは以上になります。
これで終わりではない?
しかし!
どうやらこれで終わりではないようなんですね(笑)
意識状態という意味では、ヘミシンクで特定できているのがフォーカス49までというだけで、まだ特定できていない意識状態は無限にあるはずなんです。
モンロー研究所ではそれらについて研究されているのか?
それは公表されていませんから、なんとも言えません。
言えませんが、モンローが存命中(彼は1995年に他界しています)にはフォーカス27までしか公表されていませんでしたから、今後フォーカス49を越えるフォーカスレベルが公表される可能性がないとは言えません。
とは言うものの、フォーカス49まででも体験し尽くせないほどの盛りだくさんの体験ができますので、まずはいま分かっているフォーカスレベルをいろいろと体験してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、CDとして市販されているものとしてはフォーカス27までとなります。
フォーカス35以上はどうすれば体験できるの?
これはモンロー研究所の公式プログラムに参加するしか方法がありません。
興味のある方はモンロー研究所のサイトを見て下さいね(ただしすべて英語です・・・)
日本語で知りたい方は、日本でヘミシンク普及を積極的に展開している唯一の組織アクアヴィジョン・アカデミーのサイトに詳しい情報がありますので、そちらをご参照ください。
まとめ
今回は、ヘミシンクのフォーカスレベルについて説明してきました。
こうして説明してきましたが、なによりも言いたいことは「百聞は一見にしかず」と言うことです。
本記事の説明で興味をお持ちいただけたなら、是非ご自身で体験してみてください。
きっと、驚くような体験があなたを待っていることでしょう。
なお、ヘミシンクについての詳細は以下の記事に詳しく説明していますので、併せてお読み下さいね。
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ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。