自分はいま、人生で正しい道にいるのだろうか・・・
やり直しの利かない一度きりの人生だら、正しい道をしっかりと歩んでいきたい。
そう思うのは当然ですよね。
でもそれって、どうやって正しいか正しくないか判るの?
実はものすごくシンプルな見分け方があるんです。
今回は自分が正しい道にいるかどうかを見分けるたったひとつのサインと、誤った情報に翻弄されないための知識をお伝えします。
本記事を読むことで、
・自分のいる道が正しいか正しくないか判断できる方法が分かります。
・他のブログ記事のデタラメに翻弄されなくなります。
・本記事にしか書かれていない独自の内容を知ることが出来ます。
・自己啓発(本・セミナーなど)に頼る必要がなくなります。
・毎日のストレスが激減し、日々楽しく過ごすことが出来るようになります。
それでは早速始めましょうか。
いま自分は正しい道をちゃんと歩いているのか
あなたや私に限らず、ほとんどの人は自分の進むべき道に確信を持てずに生きています。
・この道は本当に自分の道なのか・・・
・このままこの道を進んで行っても良いのだろうか・・・
・別の道を模索すべきだろうか・・・
・当初の目標は達成できたが、これからどうしよう・・・
・進むべき道に何度も壁が立ちはだかって先に進めない・・・
・家族のために自分の希望は諦めた方がいいのか・・・
程度の差はあれ、誰しもが自分の人生の様々な場面で思い悩んでいます。
そして答えが知りたくて、自己啓発本やセミナーに参加してみたり、ネットでいろいろ情報を探してみたりして、それでも答えが分からないまま自分の人生を生きていくわけですよね。
自分で「この道は私が進むべき道だ」と信じて進んだとしても上手くいかず、途中で挫折してしまう人はたくさんいます。
そして出来ることなら、自分はそんな目になわずに順風満帆に自分の正しい道を突き進んでいきたい、そんな風に思いますよね。
でも実際には誰もあなたに正しい道を指し示してはくれません。
尤もらしいことを言ってくる人はいますよ、大勢。
でもそういう人たちはあなたのために寄ってくるのではなく、自分の利益のために寄ってきているに過ぎません。
そういう人たちはあなたにどのようなことを言って近づいてくるのか。
まずはそこから見ていきましょう。
正しい道にいるサイン
これから説明する内容は「これが正しい道にいるサインだ」と言いながら、あなたからなにがしかを搾取しようとする人たちの言い分です。
行っていることのすべてが間違っているわけではありませんが、大半は首をかしげたくなる内容となっています。
例えば、
理屈ではなく直感に従って道を選んでいる
これは間違ってはいません。
自分の頭で考えて、この道で間違いないと納得できたとしても、その道が正しいとは限りません。
例えば高校時代に数学や物理学が得意だったので理系の大学に進学した。
そしてその流れで就職先を選ぼうとすると、エンジニアなど技術系の職種になりますよね。
で、大手ITメーカーに就職しソフトウェア開発に携わる。
普通に考えれば順風満帆の人生に見えてしまいますが、本人はどこかしっくりとこない部分があったりします。
何がって具体的には言えないんだけど、なんか違うんだよな・・・
これは自分のこれまで歩んできた道が理系だったから技術系の仕事を選択したわけですが、考え方としてはとても合理的だし理に叶っていますよね。
でも、本人の心のどこかに「なんか違う」という思いが燻ってしまう。
恐らくこれは、理詰めで考えて道を選んだ結果、正しくない道に進んでしまったということでしょう。
これに対して、同じく理系の道を歩んできたにもかかわらず、たまたま知り合った友人の勧めで百貨店でアルバイトをしたことにより、人と人の繋がりからモノが売れていく営業職の面白さを知ってしまい、理系とは無縁の販売職を選んだ人がいます。
理系が好きで大学も理系、それなのに技術職ではなく販売職を選ぶのは、どう考えても合理的とは思えません。
しかし本人は喜々としてその仕事を楽しんでやっている・・・
これは理屈じゃなくて自分の直感、というか感性に従って進む道を選んだ結果、良かったという話ですね。
先行きが見通せない
先行きが見通せないのは自分が正しい道にいるサインだと言いますが、これは嘘です。
だって先行きなんて100%見通せませんよ、どんな道にすすだとしても。
人生、1秒先だって何が起きるか分からないものです。
それが見通せないのは正しい道にいるサインだなんて、あり得ません。
まあ、こういうことを言う人は、先が見えた人生なんてつまらないし、そんな道に進んでも面白くもなんともないでしょう、と言うつもりかもしれません。
でもそれって、大きなお世話です。
誰もがエキサイティングでスリリングな人生を望んでいるわけではありませんし、そういう人生を忌み嫌う人だっているんですよ。
さらに言えば、性格的にそういう道に進むことに躊躇する人だっていますし。
で、そういう人に「勇気を出して一歩を踏み出しましょう」なんて言う人もいますが、私に言わせれば「おまえ何様だよ」と思います。
一歩を踏み出す勇気が持てないのにも、それなりの理由があるはずで、それを無理矢理背中を押すことが正しいわけでもありません。
先行きに関しては考えたところで分からないので、先が見通せないから良い悪いはいっさい言えません。
進む道に不安や恐怖心を感じる
自分が正しい道にいるときは、自分の好ましい変化が次々に起きてきて人生そのものが動いて行っている感じがします。
このため現状からの変化に対して期待と不安の入り交じったような感覚や恐怖心を感じることもあります。
だから不安や恐怖心を感じるのは正しい道にいるサイン・・・って、これは無理があるでしょう。
そもそも自分が正しい道にいるかどうかなんて分からないのが普通ですし、自分の夢に向かって突き進んでいるから正しい道路も言い切れません。
ですから、自分の身に起きてくる変化に対して不安や恐怖心を感じることと、それが正しい道にいるかどうかは全く関連がありません。
シンクロニシティが頻繁に起きるようになる
正しい道にいると、その道で進みやすいようにさまざまなシンクロニシティが起きてきます。
シンクロニシティとは「合理的な説明の付かない偶然の一致」のことですが、これは正しい道にいるときだけに起きるものではありません。
道を外れているときにも「そっちじゃないよ」ということを教える意味のシンクロニシティが起きたりしますから、シンクロニシティが頻繁に起きているからといって正しい道にいるとは限りません。
順風満帆感がなく遠回りしている気がする
物事は思い通りには行かないもの。
遠回りに思えてもそれが最も近道だったりするものですし、遠回りしていると感じるのはちゃんと自分の目標が見えているからこそ。
だから遠回りしているように感じたとしたら、それは正しい道にいるサイン・・・って。笑
思わず笑っちゃいましたよ。
意味不明。
神さまが指し示す道は遠回りに見えるとも言っていますが、これは紆余曲折することで危険を避け、さらに必要な経験を積んだ上で進むためなのだと。
こうした考えは宗教の教義としては良いのでしょうが、いかにも感が否めません。
そして「迷ったら遠回りに見える道を選べ」とも。笑
まあ、陳腐な精神論と言わざるを得ません。
若い頃の苦労は買ってでもしろ、というど根性論と同じようなものです。
何の根拠もない理屈です。
よく「頑張れば必ず夢は叶う」といいますが、これもこうした根性論と似たり寄ったりの絵空事です。
努力することが美しくて、何の苦労もせず人生を生きていくのは悪、みたいな。笑
こういうことを言う人は根本が全く理解できていません。
・・・・・
これ以外にも数多くの「正しい道にいるサイン」があるようですが、ほとんどは嘘、デタラメですから信じてはいけません。
間違った道にいるサイン
さて、ここまでは正しい道にいるサインについての嘘を暴いてきました。
ここからは、間違った道にいるサインについての嘘を暴いていきましょう。
体調不良
正しくない道にいてその道を進み続けると、どこかで無理をすることになるため体調不良を引き起こします。
これは肉体疲労に限らず、ストレスによる心へのダメージにもなるため、体調不良が続くときは正しくない道にいると思った方が良いでしょう・・・って。
いやいや、私たちが社会で生きていれば普通にストレスに晒されますし無理をせざるを得ないことも多々ありますから、それをもって正しくない道にいるサインとは言えません。
アクシデント
正しい道にいるときは、流れに身を任せていれば何の努力もなく良い方向へと進んでいきます。
だからアクシデントが起きるというのは正しくない道にいると言うこと・・・って。
これも嘘ですから。
自分の道が正しいか正しくないかをアクシデントの有無で判断することは出来ません。
苦労することが自分の人生にとって大事なことなら、正しい道にいてもアクシデントは起きてきます。
自分の望む道が正しい道とは限りませんから、順風満帆な人生なのか、トラブル続きの人生なのかで正しい道か否かを判断できない、ということです。
ネガティブ思考
正しくない道にいるとネガティブな感情が優勢になります。
ぼやきが増えたりネガティブな言葉をつい口にするときは正しくない道にいるサイン・・・って。
もうね、ホントになんにも分かってないですね。笑
そもそもポジティブとかネガティブという言葉を用いる時点で完全にアウトです。
物事にはポジティブもネガティブもありません。
あなたの身に起きてくる出来事はすべて中立であり、色は全く付いていません。
出来事に色をつけるのはあなた自身であり、その色がポジティブだろうがネガティブだろうが、それと正しい道にいるかどうかは無関係です。
世の中どうもポジティブは良くてネガティブが悪いという風潮があるようですが、これは単なる幻想ですから。
だって宝くじで3億円当たったら、これは誰もが大喜びしますよね。
でもこうした当選者のほとんどは10年後には身を滅ぼしているんだそうです。
だとしたら3億円当たったことはポジティブな出来事なんでしょうか、それともネガティブな出来事なんでしょうか。
3億円が当たった、という「出来事」そのものはポジでもネガでもなくニュートラルです。
単に3億円が手に入るという事実に過ぎません。
問題はこの出来事にあなたがどう意味付けしていくか。
それによってその出来事はプラスにもマイナスにもなるんですよ。
これはどんな出来事でも同じことです。
だからポジティブ思考なら正しい道でネガティブ思考なら正しくないと言うことではないんです。
・・・・・
これ以外にも、正しくない道にいるサインとしていろいろと取り上げているようですが、みんなデタラメだと思って間違いありません。
その理由について、これから説明しますね。
正しいか正しくないか
正しいとか正しくないとか、これは私たちの思いや願望とは無関係だと言うことを、まず念頭に置いておいて頂きたいと思います。
勝負に勝つことが正しくて負けることは正しくない、みたいな単純な考えは捨ててください。
ですから自分の思い通りの人生を歩んでこられていることが正しい道にいるとも言い切れない、ということを理解しましょう。
逆にどんなに逆境に思えるような辛い人生だったとしても、もしかしたらそれがあなたにとっては正しい道なのかも知れない。
何が正しい道で何が正しくない道か、簡単には分からないんですよ。
ですからシンクロニシティが頻繁に起きるから正しい道にいるとか、アクシデントが続くから正しくない道にいるとか、そんな単純な話ではありません。
そういう、ある種わかりやすいモデルを勝手に創り上げて正しい正しくないを論じるのは受けが良いかもしれませんが決して真実ではないんです。
もしかしたら自分では想像すらしなかったような展開の先に、あなたにとっての正しい道が開けているかも知れませんよ。
そしてその道はこれまで自分では絶対に避けたいと思っていたようなものかも知れない。
だから自分のこれまでの価値観や倫理観に照らしてみて、正しい正しくないを判断すると間違うこともあると言うことです。
ではどうすれば、自分が正しい道にいるかどうかを判断できるのか。
実はとても簡単な見分け方があるんです。
それもたったひとつ。
正しくない場合の唯一のサインとは
自分が進む道が正しいか正しくないかを判断するとき、頼れるのは自分自身の「違和感」だけです。
これから自分が進もうとする道に、ほんの僅かでも違和感を感じるなら、その道は正しくない道です。
違和感。
これだけを頼りにすれば良いんですよ。
違和感は物凄く精度の高い、高感度のセンサのようなものです。
どんなに合理的に思えても、世間一般に考えてその道が正しいと思えても、違和感を少しでも感じるならその道に進むべきではありません。
間違った道を進むと起きてくること
一般的には自分の夢や目標に向かってひたすら努力することでそれを手に入れることが良いことと思われがちですよね。
で、一生懸命に頑張るんですが、目の前に大きな壁が立ちはだかります。
なにくそ、と言う気持ちで頑張ってその壁を乗り越えると、またしばらくすると似たような壁が立ちはだかってくる。
この壁もガムシャラに頑張って乗り越えるんですが、また似たような壁が・・・
何度くり返しても目標に辿り着くことが出来ず、似たような壁が現れるんですよ。
これ、私の体験談です。
そして何度目かの壁を乗り越えたとき、目標について冷静に考えてみると、それを手に入れた未来になんとなく違和感のようなものを感じたんです。
これって本当に自分の望んでいるものなんだろうか・・・
そのとき分かったんです。
何度も同じような壁が目の前に立ちはだかってきたのは、それを乗り越えろと言う意味ではなく「こっちじゃないから引き返せ」というメッセージだったんだって。
壁には2種類あります。
乗り越えるべき壁と、乗り越えてはいけない壁。
その壁がどちらなのか、違和感が教えてくれますよ。
違和感を感じるならそっちじゃありません。
違和感を感じることなく、むしろワクワク感を感じるようならそのまま進めば良いです。
答えはシンプル!とにかく難しく考えないこと
ね、答えはものすごくシンプルです。
違和感を感じるかどうか。
それだけを頼りに人生を生きていけば良いんですよ。
それをいろいろと屁理屈をこねたデタラメを信じても、ドツボにハマるだけですよ。
難しく考えないこと。
違和感を少しでも感じたら、たとえその道がどんなに魅力的でも進むべきではありません。
結局のところ
今回は、あなたが正しい道にいるかどうかを知るためのサインについて説明してきました。
いろいろと御託を並べているサイトやブログは山ほどありますが、信じちゃいけませんからね。
信じられるのはあなたの感性だけです。
進むべき道に違和感を感じるかどうか。
これだけが頼りです。
他に頼れるものはなにひとつありません。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。