
ヘミシンクのCDにはたくさんの種類が発売されていて、どれから聞けばいいのか迷ってしまいますよね。
もちろん目的によって選ぶCDは変わってきますが、ヘミシンクによるさまざまなスピリチュアル体験をしたいと思っているなら、迷わず「ゲートウェイ・エクスペリエンス」がお勧めです。
ただ、ゲートウェイ・エクスペリエンスは現在全部で8巻あり、どれから聞けばいいのか、すべて揃えるとかなりの金額になってしまう——そんな悩みもあると思います。
今回は、ゲートウェイ・エクスペリエンスCDの基礎知識、選び方、そして効果的な聞き方について、私自身の体験も交えながら順を追って説明していきます。
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ゲートウェイ・エクスペリエンスとは?
まず、数あるヘミシンクCDの中からゲートウェイ・エクスペリエンスをお勧めする理由を説明するために、これがどういうCDなのかから、しっかりお伝えしていきます。
現在、日本国内で手に入るヘミシンクCDは200種類を超えます。その中には、リラックスを目的とした音楽CDもあれば、特定の変性意識体験に特化したCDもあり、それぞれに明確な目的が設定されています。ですから、やみくもに何でも聞けばいいというものではありません。
こうした「選ぶ前に知っておくべきこと」が分かりやすく説明されているサイトは、意外と多くありません。そのため、本来の目的を果たせないまま「ヘミシンクって全然効果ないじゃないか」と感じてしまう方も少なくないと思います。
ヘミシンクで何らかの変性意識を体験したいと思っているなら、そのために必要なプロセスを段階的に学べるCDを選ぶことが大切です。それが「ゲートウェイ・エクスペリエンス」です。
ゲートウェイ・エクスペリエンス(自宅学習用CDセット)
ゲートウェイ・エクスペリエンスとは、ひとことで言えば「自宅学習用」のCDです。
ヘミシンクは、アメリカのモンロー研究所で開発された、音を使って脳波を特定の意識状態へと誘導する技術です。原理などの詳細は以下の関連記事もあわせてお読みください。
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ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう?
モンロー研究所が開発したヘミシンクの評価・評判を公認トレーナーが詳細に解説します。
モンロー研究所では、現在でも定期的にセミナーが行われています。その入門編と位置づけられているのが、「ゲートウェイ・ヴォエッジ」という6日間の宿泊型プログラムです。このプログラムでは、フォーカス10からフォーカス21までを学びます。
フォーカス10では、肉体と意識が別物であることを体感覚で感じます。フォーカス12では、意識が肉体の束縛から自由になり、その場にいながら別の場所を知覚する体験をします。フォーカス15では、時間的束縛から自由になり、時空を超えた体験をします。フォーカス21では、あの世とこの世の境界領域を垣間見ます。
6日間、モンロー研究所の宿泊施設に滞在し、朝から晩までヘミシンク漬けになることで、参加者の多くがさまざまな体験をします(現在は日本でもアクアヴィジョン・アカデミーがこのセミナーを開催しており、国内でも同じ内容のプログラムを受講できます)。
このプログラムに参加した方々から、「自宅でも継続してヘミシンクの体験をしたい」「6日間の宿泊は難しいので、自宅で学べるプログラムが欲しい」という声が多く寄せられたことから、モンロー研究所は、このプログラムのエッセンスをCDにまとめたものをリリースしました。それが「ゲートウェイ・エクスペリエンス」です。
現在は全8巻50セッションのセットになっています(もともと6巻36セッションだったのですが、2019年に第7巻、2022年に第8巻が追加されました)。
補足として: 6日間の宿泊コース「ゲートウェイ・ヴォエッジ」では、これら全セッションをすべて行うわけではなく、宿泊コースに参加しないと体験できない独自のセッションもあります。CDセットが宿泊コースをそのまま再現しているわけではない、という点は知っておいていただければと思います。
すべて揃えると購入価格で8万円を超えるため、これは決して小さくない出費です。ヘミシンクに興味を持ったばかりの方が、お試し感覚で購入する金額としては、少しハードルが高いかもしれません。
自宅学習用なのに、独学には限界がある理由
金額的なハードルに加えて、もうひとつ知っておいていただきたいことがあります。それは、自宅での独学には限界がある、ということです。
「そんなことはない、市販CDを購入して自宅で聞きながらすごい体験をしている人もいるのでは」と思われるかもしれません。確かにいらっしゃいますが、その数は決して多くありません。
多くの方は、お試し感覚で購入したCDを少し聞いてみても、何も体験できず(あるいは体験していることに気付かず)、聞くのをやめてしまいます。そして「ヘミシンクなんて効果がない」と感じてしまうことも少なくないようです。
ヘミシンクは気軽に始められる点が魅力ですが、聞いた人全員が同じように体験できるわけではありません。ちゃんとした体験をするためには、そのためのプロセスをしっかりとこなすことが必要です。
そのプロセスについて詳しく説明しているマニュアルは、実はあまり多くありません。一部の解説書に従うことで、やみくもに聞くよりはずっと良い結果が期待できますが、それでも人それぞれの細かなつまずきまではカバーしきれないのが実情です。この点が、独学には限界がある、と申し上げる理由です。
でも、ここで説明を終えてしまっては、あなたの期待にお応えできませんので、少しでもお役に立てるよう、聞き方のコツを詳しくお伝えしていきます。
ゲートウェイ・エクスペリエンス各巻の内容
ゲートウェイ・エクスペリエンス(通称:Waveシリーズ)は、現在8巻50セッションからなるシリーズです。8巻まとめての購入も、1巻ずつの単体購入も可能です。各巻の内容と特徴を、順にご紹介します。
Wave I:ディスカバリー(発見)
ヘミシンクの入門編。全6セッションです。
最初にヘミシンクの原理についての簡単なオリエンテーションがあり、実際に耳で聞きながら理解を深めることができます。残りの5セッションは、フォーカス10(意識の拡大した状態)をさまざまな形で体験するものです。体験をより確実なものにするための「準備のプロセス」も併せて学べるため、この第1巻は必携です。
収録セッション
・オリエンテーション
・イントロ・フォーカス10
・フォーカス10上級
・リリース&リチャージ
・眠りの探求
・フリーフロー・フォーカス10
Wave II:スレッショルド(境界点)
知覚の拡張と統合をさらに進めるエクササイズで構成されています。Wave Iで学んだツールに加え、さらに強力なメンタルツールを使い、恐怖や不安といった、体験の障壁になりうるものを取り除く方法を学びます。フォーカス10に加え、意識が肉体の束縛から自由になる状態(フォーカス12)を体験するセッションも含まれます。
収録セッション
・イントロ・フォーカス12
・問題解決
・1ヶ月のパターニング
・色呼吸
・エナジー・バー・ツール
・生体マップ
Wave III:フリーダム(自由)
肉体から意識を解放し、体外離脱をさまざまな方法で試みます。知覚が拡大した状態で、自分がいる場所から離れた場所を知覚する「リモート・ビューイング」も体験できます。自分とは何か、どこから来てどこへ行こうとしているのかといった、人間の根源に関わる知見を得るセッションや、エネルギーを回復するセッションも含まれます。
収録セッション
・浮揚
・リモート・ビューイング
・ベクトル
・5つの問い
・エナジー・フード
・はじめての体外離脱
Wave IV:アドベンチャー(冒険)
さまざまな冒険に出るための手助けをするセッションで構成されています。非物質の存在との「非言語」による交信方法や、非物質の存在から直接メッセージを受け取るセッション、拡大した意識で非物質世界を自由に探索するセッションなど、これまでにない世界への冒険が詰まったプログラムです。
収録セッション
・向こう1年間のパターン化
・5つのメッセージ
・フリーフロー・フォーカス12
・非言語交信1(NVC)
・非言語交信2(NVC)
・交信ポイント12
Wave V:エクスプロアリング(探索)
Wave V エクスプロアリング(探索)Focus 15への旅
これまでのフォーカス10、フォーカス12に加え、新たにフォーカス15を体験します。フォーカス15は「無時間の状態」と呼ばれ、時間の概念が存在しない世界です。フォーカス12で肉体から自由になり、フォーカス15ではさらに時間の束縛からも解放されます。これにより、自分の過去世を垣間見たり、現世のトラウマの原因を過去の出来事に探ったりすることができます。
収録セッション
・フォーカス12上級
・直感の発見
・直感の開拓
・フォーカス15入門
・想像と具現化
・フォーカス15の探求
Wave VI:オデッセイ(旅)
あの世とこの世の境界領域と言われるフォーカス21を体験していきます。先立たれた家族や友人と出会う体験をされる方もいますし、死後世界の存在や非物質世界の存在とコンタクトしやすいのが、フォーカス21の特徴です。フォーカス21の体験の助けとなるセッション(フォーカス12)も収録されているため、自然な形で探索が可能です。
収録セッション
・ローカルI を知覚する
・ローカルI での拡張
・出発点
・非物質の友人
・ローカルII への移動/フォーカス21への招待
・フォーカス21でのフリーフロー
補足: ここで出てくる「ローカルI」「ローカルII」という言葉は、モンローが最初の著書で使っていた表現です。ローカルIは物質世界(この世)、ローカルIIは非物質世界(あの世)を指します。詳細に興味のある方は、モンローの著書「ロバート・モンロー体外への旅(ハート出版)」もあわせてお読みください。
Wave VII:ヴォイジャー(航海)
Wave VII ヴォイジャー(航海) Focus 27への旅
もともとWaveシリーズは6巻構成で、フォーカス10からフォーカス21までを自宅で練習するためのCDセットでしたが、参加者の多くから、さらに上のフォーカスレベルへの要望が寄せられ、2019年にWave VIIがリリースされました。フォーカス21が「あの世とこの世の境界領域」であることから、それを超える領域は死後世界です。Wave VIIには、この死後世界を探求するためのエクササイズが収録されています。
収録セッション
・トータルセルフの探索
・フォーカス23への導入
・フォーカス25への導入
・フォーカス27への導入
・救出活動
・メッセージ・フロム・ビヨンド
Wave VIII:ユニオン(統合)時空を超えた旅
2022年にリリースされた最新巻です。死後世界の「中継点」と呼ばれるフォーカス27の意識状態を、8セッションすべてを通してじっくり体験するためのものです。肉体を超えた「本当の自分自身」を体験し、自分はどこから来て、どこへ行くのかという理解を深めることができます。
収録セッション
・特別な旅
・エントリー・ディレクターと会う
・教育の機会
・癒しと再生センター
・計画センター
・調整エリア
・インナーアース
・アブソリュート
中古品、オークションでの購入について
各巻の内容をご紹介してきましたが、金額的な負担から「中古品を購入しようか」と考える方もいらっしゃると思います。
ただ、これはあまりお勧めしません。何らかの理由で再生に問題があった場合、中古品では返品・返金に対応してもらえないことが多く、購入後のサポートも期待できません。
正規代理店から新品を購入していれば、多少の不具合にも丁寧に対応してもらえますし、ヘミシンクに関する質問にも的確に答えてもらえる可能性が高いです。総合的に見ると、多少高くても正規品を新品で購入する方が、長い目で見てメリットが大きいと思います。
効果的な聞き方(ヘミシンク体験のコツ)

実際にゲートウェイ・エクスペリエンスCDを聞き始めるにあたり、どうすれば体験につながりやすくなるのか。ここからは、聞き方のコツをお伝えしていきます。
準備のプロセスを疎かにしないこと
独学でヘミシンクを聞いていて「体験できない」という方には、ある共通した傾向があります。それは、準備のプロセスを疎かにしているということです。
Waveシリーズのほとんどすべてのセッションは、「波の音」から始まります。そして想像上の道具として「エネルギー変換箱」をつくり、集中の妨げになる思いをそこにしまい込みます。その後、肉体と意識体を声で共鳴させる「レゾナントチューニング」を行い、自分の周りにエネルギーのシールドを作る「リーボール」、非物質世界の探索を自分に許すことを宣言する「アファメーション」——こうした準備のプロセスがあります。
8巻50セッションのほぼすべてに、この準備のプロセスが組み込まれています。それだけ大切な部分だということです。ですが、ここを聞き流してしまう方が意外と多いように感じています。
もし独学でヘミシンクを聞いていて、なかなか体験できないと感じているなら、まずはこの「準備のプロセス」をしっかりと行っているか、確認してみてください。この部分は、Wave Iでしっかり学ぶことができますので、今ひとつ体験できないと感じている方は、Wave Iをもう一度学習し直してみるのもお勧めです。
想像すること
準備のプロセスをしっかり行っていても、なかなか体験できないという方には、もうひとつ確認していただきたいポイントがあります。それは、「ちゃんと想像していますか」ということです。
セミナー会場で実際にCDを聞いてもらい、体験について尋ねると、多くの方が「たぶん自分の勝手な想像だと思うのですが、こんな体験をしました」と答えます。
これは、体験できないと感じている方に非常によく見られる共通点です。体験したことを、「これはきっと自分の想像・妄想だろう」と、自分自身で否定してしまうのです。
こうした方に共通しているのは、「体験」と「想像」は別のものだ、という思い込みです。少し乱暴な言い方をすれば、ヘミシンク体験は、想像から生まれることが多いのです。
「それって体験ではなく、単なる空想では」と思われるかもしれません。私自身、初期の頃、まさにこの疑問にぶつかったことがあります。
ある時、セッション中に起きてくる体験が「本当の体験」なのか「自分の勝手な想像」なのか分からなくなり、その疑問をそのまま非物質世界に投げかけてみたことがありました。すると、「あなたの体験が仮に勝手な想像だとして、その勝手な想像は、一体どこから来たと思う?」というような、メッセージなのか逆質問なのか判然としない考えが、ふと頭に浮かんできたのです。
そのとき、「あ、勝手な想像だとしても、その源があるのか」と気付きました。もしその源が非物質世界にあるのだとしたら、それは単なる勝手な想像ではなく、ひとつの体験として捉えてもいいのかもしれない——そう思えるようになったのです。
これが、私にとって初期の頃の、印象的な気付きのひとつでした。
ヘミシンクを聞いてもなかなか体験できない方の多くは、何らかの体験が始まるのを、ただ待っています。それでも体験が始まることはありますが、頻度としては低いようです。
そういうときは、まず「想像」してみてください。何でも構いません。何かの体験を想像し、その想像をさらに膨らませていく。何かを想像したら、次はどんな展開になるだろう、といろいろと想像し続けてみてください。
馬鹿馬鹿しいと感じるかもしれませんが、しばらく続けてみることをお勧めします。ある瞬間から、「自分が想像していなかった何か」が始まることがあります。そこからが、本当の体験の始まりです。
想像は、本当の体験をするための「呼び水」になる——これが、私の体験を通じてたどり着いた理解です。
それでも自宅学習には限界が
ここまでお伝えしたコツを試しても、うまくいかないことは当然あります。
上でお伝えした内容は、あくまで一般論です。具体的にどのセッションでどう想像を膨らませればいいのか、うまくいかなかった場合の原因は何か、次に何をすればいいのか——こうした個別の疑問には、一般論だけではどうしても説明しきれない部分があります。そういう意味で、独学のみでヘミシンクを実践するには、やはり限界があります。
セミナーに参加する、という選択肢
もっとも簡単で確実な方法は、セミナーに参加することです。
セミナーでは、トレーナーから直接アドバイスやコツを教えてもらえますし、他の参加者と体験をシェアすることで、一人で行うよりも圧倒的に多くの情報が得られます。疑問点があれば、直接トレーナーに質問することもできます。
セミナーには日帰りのものから6日間の宿泊型まで、さまざまなバリエーションがあります。目的に合わせて選んでみてください。日帰りセミナーは日本全国で頻繁に開催されているため、お住まいの地域に近い会場を選ぶこともできます。
独学でヘミシンクに取り組んでいる方、これから取り組もうとしている方は、まずセミナーに参加して基礎からしっかり学ぶ、という選択肢も、ぜひ覚えておいていただければと思います。
まとめ
今回は、ヘミシンクの自宅学習用CD「ゲートウェイ・エクスペリエンス」の種類と、効果的な聞き方について、私自身の体験も交えながらお伝えしてきました。
ヘミシンクは、正しい方法で聞くことで、多くの人が非物質世界を体験できる可能性を持った音響ツールです。せっかく興味を持っていただいたのですから、しっかりと体験につなげていただければと思います。
あなたのヘミシンク体験が、少しでも深まりますように。
免責事項
本記事は筆者自身の体験や、一般的に知られている情報・スピリチュアルな視点をもとに構成されています。
記事内でご紹介している内容は、特定の効果や結果を保証するものではなく、すべての人に同じような体験が得られるとは限りません。
また、ヘミシンクは医療行為ではなく、診断や治療を目的とするものではありません。
精神的な不調、強い不安感、または身体的な症状がある場合には、自己判断で解決しようとせず、必ず医師・臨床心理士などの専門家にご相談ください。
あくまで自己責任のもと、安全かつ穏やかな方法でご活用いただくことを推奨いたします。
筆者プロフィール
Hiro(アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー)
2008年よりヘミシンクを本格的に探究し、意識の拡張や内的成長をテーマに継続的に実践。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナーとして、これまでに延べ1,000名以上の参加者にプログラムを提供・ガイドしてきた実績を持つ。
現在は、スピリチュアルや意識の世界を探究するブログを複数運営中。
専門知識と体験に基づいた、初心者にもやさしい情報発信をモットーに、誰もが自分の内なる声とつながるきっかけづくりをサポートしている。
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