PR
スポンサーリンク

蛇の夢を人に話すことの是非について|占いとスピリチュアルにおける解釈の違い

記事内に広告が含まれています。

蛇の夢を人に話すことの是非について

蛇の夢を見たとき、それを人に話すべきでしょうか?
それとも話さずにそっと自分の心の中だけにしまっておくべきでしょうか?

これは夢をどのようなものと考えるかで答えは真逆のものになります。

人はなぜ夢を見るのか。

科学的には脳にインプットされた膨大な情報を寝ている間に処理していると言われていますが、まだ結論の出た説ではありません。

スピリチュアルでは、夢は意識が非物質世界と繋がることによって受け取った情報であると考えます。

またユングを中心とする心理学では夢は人の深層心理に関係していて、見た夢によってその人の心理を分析出来ると言います。

そしてこの夢診断をベースにして商売化したものが夢占いですね。

事ほど左様に、それぞれの視点で夢はいろんな解釈をされているわけです。

で、この中で現在最も普及しているのが夢占いであることは言うまでもありません。

まあ普及しているから正しい、というわけではありませんけど。

特に多くの人が見たことのある「蛇の夢」ですが、これを人に話すとどうなるのでしょうか。

知らずに話してしまうことでとんでもない目に遭わないためにも夢、特に蛇の夢についてちゃんと知っておくことは重要です。

▼関連記事▼
火事の夢を見たときは人に話す?話さない?夢占いにみる驚きの意味とは?

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

蛇の夢の意味から人に話すことの是非を考える

さて、蛇の夢にはどんな意味があるのでしょうか。

日常生活では蛇を目にすることってあまりありませんよね。

特に都市部に住んでいる人にとって蛇をリアルに見ることなんてほぼありません。

にもかかわらず蛇の夢を見る人は思った以上に多いんですよ。

特に女性の場合、5人にひとりは蛇の夢を見たことがあるといいますからかなりの割合です。

というのは、蛇の夢といっても多岐にわたるからなんです。

大きな蛇が体に巻き付いてきたとか、可愛がっていたペットを丸呑みしてしまったとか、たくさんの蛇に囲まれてしまったとか、なぜか蛇が夢に登場してくることはとても多いです。

その理由については文化や信仰によっても違ってきますし、科学の視点で見るか心理学の視点で見るかによっても全く違ってきます。

ですから一概に蛇の夢と言っても、ひと言で何かの結論めいたことを言うのは困難なんですね。

しかし多くの人が大好きな夢占いでは解釈によっては人に言わない方が良いといいます。

 

夢占いの視点で考える「蛇の夢」

夢占いでは、一般的に蛇の夢は「吉夢」だといいます。

それは蛇が古来より「生命力」「幸運」「創造性」などを意味すると信じられているからです。

夢に蛇が出てくるというのはこうした生命力や幸運が訪れる暗示であると解釈するため、何か良いことが起きる前兆と言われるわけですね。

とはいうものの、すべての蛇の夢が吉夢かといえばそんなことはありません。

ですから夢占いではどんな蛇の夢を見たかによって、人に話すべきか否かを判断します。

 

人に話した方が良い夢

蛇の夢に限らず、吉夢は人に話すと幸運が逃げてしまうと言われていますから、話した方が良い夢は悪夢の方ということになります。

悪夢を見たときにはそれを人に話すことによって邪気を払うことが出来るため、どんどん人に言った方が良いのだそうです。

蛇の夢でいうと以下のようなものは凶夢といわれていますから、見てしまったら積極的に人に話すようにしましょう。笑

 

蛇にかじられた

誰かに傷つけられたり悪い影響を受けたりする暗示です。

どこか1カ所だけかじられても凶夢ですが、いろんな部位をかじられる夢は最悪で健康を損なう暗示ともいわれています。

 

蛇が体に巻き付いてきた

蛇が体に巻き付いてきて苦しかったとか怖かったという夢は、あなたの健康面や精神面がストレスを受けている暗示です。

ですから早めに休息をとるとか、肉体や精神のストレス緩和を心がけるようにしましょう。

 

蛇が降ってきた

あなたに思わぬトラブルや不運が降りかかる暗示です。

降ってくる蛇の大きさはあなたに降りかかるトラブルの大きさに比例すると言われていますので、小さな蛇なら大して心配いりませんが大きな蛇や数多くの蛇が降ってくる場合には注意が必要です。

 

蛇に追いかけられた

蛇に追いかけられて逃げ回りクタクタになって目が覚めた、なんていう話はよく聴きます。

こうした蛇に追いかけられる夢は、何かから逃げ出したいというあなたの深層心理の反映です。

仕事で身の丈以上に期待されていたり、プレゼン資料が出来ていないのに会議の日が迫っていたり、大事な試験が控えているのに勉強に身が入らなかったりすると、蛇に追いかけられる夢を見がちだと言われます。

休息をとってリラックスすることを考えましょう。

 

人には話さない方が良い夢

さて、逆に吉夢の場合には人に話さない方が良いといわれます。

その理由は前段でも説明したとおり、話すことによって吉運が逃げていってしまうからです。

蛇の夢で吉夢と言われているものはたくさんありますが、その代表的なものをいくつか紹介していきますね。

 

蛇を踏んでしまった

目の前に蛇が現れて、やっつけようと果敢に踏んづけた場合、自分の意思で吉運をつかむ暗示と言われています。

金運や対人運の上昇が期待出来ます。

 

蛇に食べられた

蛇に食べられてしまう夢ときくと、とんでもなく怖くて悪い夢のように思うかも知れませんが、実はその逆で吉運を暗示した夢なんですね。

蛇が金運の象徴と考えられていますので、その蛇に食べられるというのは思いも寄らぬ金運があなたのもとに転がり込んでくることを意味します。

 

蛇を捕まえた

蛇を捕まえるという夢は金運を捕まえる暗示です。

ですから蛇を捕まえる夢は吉夢となります。

 

蛇が家に入ってきた

これも吉夢。

蛇が家に入ってくるのはあなたのもとに金運が舞い込んでくることを暗示しています。

向こうから転がり込んでくる暗示でもあるため、努力することなく幸運が舞い込んできます。

 

蛇を殺した

うわっ!

金運の象徴である蛇を殺してしまう夢なんて、なんて縁起が悪いんだ・・・

なんて思うかも知れませんが逆です。

蛇を殺す夢は現状打破を暗示していると言われていますから吉夢です。

なにか煮詰まった問題を抱えているような場合は思いがけず解決するかも知れません。

 

多くの蛇に囲まれてしまった

これも吉夢です。

先ほどから何度も言っていますが、蛇は金運や幸運の象徴。

そんな蛇に囲まれるというのは多くのラッキーチャンスに囲まれると解釈することも出来ます。

数匹に囲まれるよりも多くの蛇に囲まれる方が幸運も大きいと考えられます。

 

蛇が脱皮していた

蛇は何度も脱皮して成長していく生き物です。

そんな蛇が脱皮する夢は、幸運がどんどん大きくなっていく暗示と考えられます。

そういう意味でこれは吉夢です。

 

白い蛇が出てきた

白蛇は金運上昇のシンボルとも言われますので、思わぬ金運の上昇が期待出来ます。

白蛇の湯を見たら迷わず宝くじを買え、といわれるくらい大きな金運が舞い込んでくる暗示です。

さあ、宝くじ売り場に走りましょう!笑

 

 

黄色い蛇が出てきた

黄色い蛇も金運上昇の象徴です。

黄色や金色は金銭面の上昇を意味しますから、あなたの金運がどんどん上昇する暗示です。

ただし黄色い蛇を見て嫌な気分になったのなら注意が必要です。

金銭面でトラブルに巻き込まれる可能性があります。

 

その他の蛇がでてくる意味

白蛇や黄色い蛇以外にも、出てくる蛇によって様々な意味があると言われています。

ピンクの蛇は恋愛運に関係しますし、緑色の蛇の場合は健康面に関係します。

黒い蛇や目が赤い蛇が出てきた場合は運気の下降を意味しますし、赤い蛇は縁結びに関連します。

大きい蛇は大きな幸運を意味し、小さな蛇はちょっとした些細な幸運を意味します。

このように、夢に出てくる蛇がどのようなものかによっても意味が違ってきます。

 

蛇の夢のスピリチュアルな意味とは

と、ここまでは夢占いによる蛇の夢の解釈を説明してきました。

はっきりいって「アホくさい」と思いますよね。笑

心理学者ユングが提唱したように、夢は深層心理の反映とも解釈出来ますが、同じ夢を見たとしてもその人の置かれた状況や性格などによっても意味合いが異なってくるため、近年では夢の心理学的な判断を否定する学者も多くなっています。

夢占いが日本で持て囃される理由は、シンプルで分かりやすいからですが、だからといってそれが正しいということにはなりません。

私は夢占いには全くもって否定的です。

現に白蛇の夢を3日続けてみた人が宝くじを買って、全然当たらないなんて話も頻繁に聞きますし。

占いは所詮、占い。当たるも八卦当たらぬも八卦です。

この言葉の意味、ご存じでしょう?

占いなんて当たるか当たらないかは半々だということです。

だから当たったからといって喜ぶのは、はっきり言って滑稽でしかありません。

蛇の夢を見たら吉夢だとか凶夢だとか、そもそも意味なんてないということですよ。

だって占いなんだから。

そんなものを信じて一喜一憂するのは人生を無駄に浪費していると言わざるを得ません。

ですから占いではなく、もう少し実のある話をしていきたいと思います。

 

寝ているときの意識の所在

蛇に限らず、寝ているときに見る夢の正体とはいったい何なんでしょうか。

科学、心理学、占い、スピリチュアル・・・

それぞれの視点で解釈は異なりますが、私が最も理に叶った説明だと思えるのはスピリチュアルの視点による解釈です。

スピリチュアルでは、肉体と意識は別物と考えます。

私たちが生きている間、意識は肉体を一体化しているためこれらが別物であるという認識はありませんが、死を迎え肉体が機能しなくなることで意識は肉体から離れます。

この辺の事情につきましては以下の記事に詳しく説明していますので参考にしてみてください。

▼関連記事▼
死後の世界って本当にあるのだろうか?その真実に迫る!

 

で、意識が肉体を離れるのは肉体が死んだときだけではありません。

ボーッとしているときやリラックスしているときにも意識は肉体からはみ出していくことがあります。

そして寝ているとき、ほぼすべての人の意識は肉体の外の世界にまで拡大しています。

誤解して欲しくないんですが、意識は肉体から完全に抜け出してしまい肉体に意識が全く残っていないと言うことはありません。

そうなるのは死んだときだけです。

普段、私たちの意識が肉体から抜け出しているときは、意識の一部は肉体に残っているため、何かあれば瞬時に肉体に意識が戻ってきます。

つまり抜け出ていると言うよりは「肉体を超えて意識が拡大している」というのがより正確です。

 

寝ているとき意識はなぜ肉体から離れるのか

では寝ているときに、なぜ意識は肉体を超えて拡大するのでしょうか。

実を言うと、意識はもともと肉体「だけ」にとどまっているものではありません。

意識は常に肉体を超えた世界と繋がっているんです。

肉体を超えた世界とは、物質世界だけではなく非物質世界も含めた全宇宙を指します。

つまり私たちの意識は例外なく全宇宙と常に繋がっているんです。

ただ、そうした繋がりはとても朧気なもので普段私たちは繋がっていることに気付いていません。

というより肉体からの信号、視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚などいわゆる五感からの信号が強すぎて宇宙との繋がりはそれらの強い信号に埋もれてしまいます。

これは夜空の星を想像していただければ分かります。

星は夜だけでなく昼間もちゃんとそこで光り輝いているんですが、太陽の光が強すぎて星の微かな光はかき消されてしまい、そこに星が輝いていることに気付きませんよね。

意識の肉体を超えた繋がりもこれと同様で、非常に朧気なため普段はその繋がりに気付くことはありません。

しかし私たちが寝ているとき、五感からの強烈な信号は肉体とともに眠りにつきます。

そうすると夜星が輝いているのが見えてくるように意識が肉体を超えた世界と繋がっていることに気付きやすくなるわけです。

寝ているときに意識が肉体から離れるわけでも何でもなく、常日頃から肉体を超えて拡がっている意識の知覚に気付きやすくなるだけです。

ところがここで、ひとつ大問題があるんです。

 

意識は肉体の脳を経由してしか認識出来ない

私たちは物事や出来事を知覚する際に「脳を通して」しか認識出来ません。

そして脳は、これまでに自分が知覚・認識したことのみ理解出来るという特性があります。

これは言い換えると、脳はこれまでに見たことも聞いたこともない物事や出来事が目の前に登場したとき「それを認識出来ない」ということです。

始めて見るもの(これまでに見たことのないもの)を知覚するとき、私たちはこれまでに知覚・認識したことのあるもので「それと似ている」ものと紐付けしようとします。

それが赤くて丸いものなら「なんかリンゴみたい」とか「トマトみたいな」のように形状や色などが近いものに似ている、と認識するわけです。

ところが、私たちがこれまでに見たことも聞いたこともないものが「これまでに見たことのあるどれとも似ていない」場合、それを知覚・認識することが出来ません。

なぜなら「○○みたいな」と紐付け出来るものがないからですね。

そのようなものが突然目の前に現れたとしても、私たちはそれがそこにあると認識出来ないと言うことになります。

実はこれが「UFOが見えない」理由です。

UFOがオレンジ色に光る丸い物体なら「光るミカンみたい」と形容出来ますし、見ることも出来るでしょう。

しかしそうした「似たものがない」形状をしたUFOは「見えない」んですよ。

知っている何かに紐付け出来なければ、それを「見たと認識」出来ないんです。

 

夢は非物質世界を知覚した結果

そろそろお分かりでしょう。

私たちが寝ているときに見る夢は、意識が非物質世界を知覚した結果、認識したものです。

非物質世界を知覚しようとした場合、そこで見えたりしたものが既存の何かに似ていればその「何か」に置き換えて知覚します。

ところがもともと私たちの知っているもの「そのもの」ではないため、置き換えが聴くものばかりではありませんよね。

そうすると意識が見聞きしたものでも知覚出来るものと知覚出来ないものが出てくるわけです。

さらにそうした「置き換え」で理解・認識しようとすると、断片をつなぎ合わせるような形となるため、内容(ストーリー)に一貫性がなくなってしまうわけです。

結果、なんだか摩訶不思議な展開の夢を見ることになるんですね。

 

蛇の夢は結局なんなわけ?

で、蛇の夢ですが、蛇を見ているわけではないと言うことはご理解いただけましたね。

意識が非物質世界で知覚したものが「蛇みたいな」何かだった、ということです。

細長くてうねるように動く何らかの生命体かもしれませんし、紐のようなものかも知れない。

もしくは単なる宇宙エネルギーの流れが蛇がうねっているように知覚されたのかもしれません。

いずれにしても、蛇そのものを見たわけではない。

ですからそれが吉夢だとか凶夢だとか言うのは、全くもって意味のない事なわけです。

それを誰かに話そうが黙っていようが、それで何かが変わるはずもありません。

だって単なる非物質世界の知覚に過ぎないんですから。

・・・というのがスピリチュアルの視点で見た場合の「夢の正体」です。

 

結局のところ

今回は蛇の夢について色々と考えてきました。

科学では夢は脳の情報整理だといい、心理学では深層心理の反映だという。

そして占いでは、見た夢によって吉凶が分かるといい、スピリチュアルでは意識が非物質世界を知覚した結果だという。

どれも正しいのかも知れないし間違っているのかも知れません。

私はスピリチュアルの専門家ですから、夢についてはスピリチュアルの視点を支持しますけどね。

まだまだ分からないことだらけの夢。

だからこそ胡散臭く、だからこそ面白い。

 

ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

タイトルとURLをコピーしました