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占いなんて信じない方がいい?占いを信じることの本当の危険性とは?

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占いなんて信じない方がいいのか?

あなたは占いを信じますか、信じませんか?

昔から占いは「当たるも八卦 当たらぬも八卦」と言いますが、それでも占い師の言うことを妄信してしまう人が多いことに驚いています。

だってそう思いませんか?

当たらないことも半分くらいあるのに信じちゃうんですか?

自分自身で判断できない事柄について占ってもらう・・・

なんとなく分からないでもないですが、これってあなた自身の人生を他人に丸投げしているようなものですからね。

そもそも占い師は、自分が占う内容についてどこまで責任を持つのでしょうか?

今回はあなたがなぜ占いを信じてしまうのか、について占い業界の実態も含め説明していきたいと思います。

本稿を読んでもまだ、あなたは占いを信じますか?

 

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なぜあなたは占いを信じるのか?占いに頼るのか?

毎朝出かける前にテレビの星占いを見て自分の運勢を確かめる。

運勢が良ければ気分良く出かけられるし、運勢が悪ければ何となく嫌な気分で出かける。

こういう人って多いんじゃないですか?

ここで質問です。

あなたはその占いを信じて、その通りになったことがどのくらいありますか?

逆にその通りにならなかったことがどのくらいありますか?

朝の占いで「今日の牡牛座さんは恋愛運サイコー。素敵な出会いがあるかも」なんて言われて、本当に恋愛に発展する出会いがあったなんて人、見たことも聞いたこともありませんよ私は。

そもそも同じ星占いなのに、テレビ局が違うと運勢が全く違うのはなんでなんでしょう?

A局では「お出かけ運が良いので今日は外出すると良いことが」なんて言っているのにB局では「今日はトラブルに巻き込まれやすいので外出は控えましょう」なんて言ってる。

一体どっちが正しいのでしょう?

手相占い。

手のシワを見れば健康運や結婚運、寿命などがピタリと分かる。

手のシワですよ?

それを見ただけでその人の運勢が分かるなんて、どうして信じちゃうんですか?

人相占いも姓名判断もみんなそうです。

どうして顔の作りや眉毛の位置とかでその人の運勢が分かるんでしょう?

名前に使われる漢字で、どうしてその人の吉凶が分かるんでしょう?

当たれば「すごい、やっぱりあの占いは当たるのね」なんて喜んで、外れれば「そういうこともあるよね」って・・・

でも占い師は最初から「当たるも八卦当たらぬも八卦」と言っているんです。

つまり当たるか当たらないかは五分五分・・・

なのになせあなたは性懲りもなく占いを信じ続けるんでしょうか?

 

占い師と占い師養成スクールの人に聞いた「おもしろい話」

ここで面白い話をふたつ紹介しますね。

ひとつは現役の占い師に聞いた話、もうひとつは占い師養成スクールを主宰する人から聞いた話です。

 

占いなんて単なる「職業」

私の古い友人が占い師をやっているんですが、彼女は占い師になるためにかなりのお金をかけて占いについて勉強しいくつもの占いテクニックを習得しました。

そしてそのテクニック(占い)で生計を立てています。

彼女は「占いなんて単なる職業だから、やり方を学べば誰でも出来る」と言います。

そして占いが当たるか当たらないかはその人の運勢を見ているのではなく、これまでの統計からその人の「傾向」を伝えているだけだと言います。

たとえば手相占いなら、生命線が長い人は長生きする傾向にあることが過去の統計からある程度わかっているので「長生きする」と言っているだけだと。

これ、単なる統計(といってもどこまで数学的に有意性が担保されているか怪しいものですが)なので、当然当たらないこともあるわけですね。

つまり占いなんて「統計もどき」ということです。

こうした統計もどきに占い師が依頼人に合わせてちょっとアレンジして喋る。

それが占いなんだそうです。

 

 

占いは当たるか外れるかなんて関係ない

もうひとつ。

占い師養成スクールの勧誘を受けたことがありますが、そのときの説明が占いの本質を突いているものでしたので紹介しますね。

その説明の中で「占いなんて当たるか当たらないかなんて全く関係ない」と説明しているんですね。

ちょっと耳を疑いませんか?

説明してくれたC氏は

「占ってもらいたい人は、占いが当たることなんて大して気にしていない」

と明言します。

では、占い師に占ってもらいたがる人たちは何を目的に占いにお金を払うのでしょう?

C氏は

「占い師なんてただのお悩み相談ですよ、占って欲しい人たちはみんな何か悩み事を抱えて占い師のもとにやってくる。要は悩みを聞いて欲しいんですよ」

つまり自分の運勢がどうとかではなく、他の人に言えない密やかな悩みを打ち明けてそれに同調して欲しい・・・そのために占い師の元を訪れる。

「だから占いなんて当てる必要なんてないんですよ、それっぽく見えれば良いだけ。そのための技術を私は教えているんです」

悩みを聞いてくれて、それに的確なアドバイスをしてくれれば占いが当たろうが外れようが関係ない、どんどんリピーターは増えていく。

C氏はさらに続けます。

「日本国内における占いの市場規模は途轍もなく大きいんです。つまり悩みを聞いて欲しい人は山ほどいる。ビジネスとしてこれほど美味しいものはないと思いませんか?」

ここまで割り切って占いをビジネスとして捉えているC氏の是非は兎も角、当たるか当たらないかは問題ではないというC氏の指摘は強ち間違ってはいないでしょう。

 

占いは信じるものではない(活用するもの)

ここまでの説明で、私が何を言いたいかお分かりでしょう?

占い師はあなたの運勢を言い当てるわけでも、特別なサイキック能力で未来を投資するのでもありません。

占いが当たるとか当たらないとか考えること自体が意味のないことなんです。

占い師は一種の心理カウンセラーのような存在です。

あなたの悩みに耳を傾けて、しっかりと受け止めた上で的確なアドバイスをしてあげる。

そのきっかけとして西洋占星術があったり手相占いがあったり数秘術があったりするだけです。

ある占い師は言っています。

占いは信じるものではなく、生きるヒントや悩みに関する客観的なアドバイスを聞きに行くものです、と。

ね、本職の占い師たちだって自分の占いが当たるなんて思っちゃいないんですよ。

生きるヒントや悩みに関する客観的なアドバイスって、言ってることは完全に心理カウンセラーと同じだと思いませんか?

本気で悩み事があってそれを解決したいと思っているのなら、占い師に頼るよりむしろメンタル心理カウンセリングを受けるべきです。

ただカウンセリングって、なんとなく敷居が高い感じだしどんなものかもよく分からないから不安ですよね?

だから占い師に頼るわけですよね?

でも占い師はちゃんとした心理学を学んだわけではないので、根の深い悩みに関しては対応できないと思いますよ。

だからカウンセラーではなく占い師の看板を上げているわけですからね。

事ほど左様に、占いというのはあなたが思っているようなものではないということがご理解いただけましたか?

 

結局のところ

今回は占いなんて信じない方がいいということについて説明しました。

信じられるのは他人の言うことではなく「あなた自身」です。

あなたの人生の、たとえ一部でも縁もゆかりもない市井の占い師に委ねてしまうような真似はするべきではありません。

まずはあなた自身が、あなたの悩みに真っ直ぐに向き合い、どうすれば良いのかを考えることです。

それでも自分で答えを出すことが難しいなら、そこではじめて他人の力を借りることを考えましょう。

誰に力を借りるべきか?

これが正解というものはありませんが、身近で本心を話せる友人や家族がいるならそういう人に相談するのが良いでしょう。

相談できる友人知人がいないなら、メンタル心理カウンセラーが良いと思います。

いずれにしても、その選択肢の中に占い師は入らないと私は思います。

 

ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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