
過去世が現世に影響を与えるなんてことがあるのでしょうか。
自分のいまの状態の原因が、あたかも過去世にある——そういった会話を耳にしたことはありませんか?
それが本気か冗談かはさておき、こうした「過去世影響説」は一般的な会話にもよく登場します。
科学的にはなんの根拠もない説ですが、科学で説明できないことが山ほどあることをこのブログでは繰り返しお伝えしてきています。ですから、この「過去世影響説」もただの妄想だと切り捨ててしまうのは、少し早計かもしれません。
そもそも、なんの根拠もないとしたら、なぜ世界中で前世や過去世が現世に影響している、という話が普通に会話の中で出てくるのでしょうか?
過去世は存在し、現世にも何らかの影響を及ぼしているのかもしれない——今回はこのテーマについてじっくりと考えながら、それを調べる手がかりについても言及していきます。
過去世が現世に影響を及ぼすことの納得できる説明
今回のテーマである「過去世影響説」は、一般的にはまともに取り上げられることはほとんどありません。
これは、科学的根拠がないことに由来しています。そもそも生まれ変わりに科学的根拠がないため、過去世の存在も疑問視されている。さらに、生まれ変わりを認めるとしても、生まれ変わってくるときに過去世の記憶がないため、記憶のない過去世が現世に影響することへの疑問もあります。
もう少しシンプルに言えば、「そもそも生まれ変わり・過去世の存在自体かなり怪しいのに、過去世が現世に影響するなんてもっと怪しい。過去世の記憶すらないのに……」ということです。
ちゃんと説明できないのはなぜ?
なぜ、こうなってしまうのでしょうか?
これは生まれ変わりや過去世の存在について、頭で理解しようとしていることが主な原因だと思います。頭で理解しようとした瞬間に、すべては「理論・理屈」の世界の話になってしまいます。
ここではっきりさせておきたいことがあります。それは、説明できないことの方が、世の中には圧倒的に多いということです。
私も若い頃は、さまざまな物事の原理について科学は何でも説明できると信じていました。でも、原理の説明に使われる根本の部分について、実は分からないことだらけなんですね。
地球における人間の文明は、70億人を超える人間一人一人のさまざまな関わり合いによって成立しています。その一人一人の人間は、約60兆の細胞の活動によって成り立っており、ひとつひとつの細胞はさらに小さな分子からなり……。
こんな具合に説明できますが、では現在「最小」と思われている物質は何から構成されているのか?そしてそれらはなぜ「生きて」いるのか?
私たちは自分自身を構成する細胞がなぜ生きているのかさえ、満足に説明できないのです。
それでも私たちは生きています。朝になれば目を覚まし、お腹がすけば食事をし、TVを観ては大笑いし……。
説明できないことで、何か不都合があるかというと、何もありません。
言い換えれば、説明できるかどうかということに必要以上に固執することは、あまり意味がないのかもしれません。
それでも過去世は現世に影響しているのかもしれない
本題に戻りましょう。
今回のテーマは、自分の過去世が何らかの理由で今の人生に影響を及ぼしている可能性について考えることです。
これを理屈で説明することはできません。でも、私は過去世が多少の差はあれ今の人生に何らかの影響を与えている可能性は十分あると感じています。
なぜ、そう感じるのか?
それは私が自分の過去世を垣間見てきたからです。
それにより自分の過去世のある出来事が、今の自分の人生観に影響していることを感じたのです。
え、どうやって自分の過去世を垣間見てきたの?
その方法とは、ヘミシンクです。
ヘミシンクとは、特殊な音を聴くことで意識を特定の状態へと誘導する技術のことで、アメリカで特許取得もしているサウンドテクノロジーです。ヘミシンクを使えば、時空を超えた世界の体験・探索も可能なため、自分が過去に別の人間として生きていた時代の体験・記憶にもアクセスできると言われています。
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過去生体験(百聞は一見にしかず)
さて、私がヘミシンクで自分の過去世を体験したときのことをご紹介しましょう。
なお、この体験は「ヘミシンクで前世を体験したら、今世の自分が少し分かった気がした」という記事でも触れましたが、本記事ではその体験が「過去世と現世の影響」というテーマにどうつながるかという視点でお伝えします。
垣間見たのは、恐らく数百年前のイギリスです。
一人の英国人紳士(どうやらこれが私のようです)が、金髪の美しい女性と会話をしています。その内容は、結婚したら子供は何人欲しいか、といった他愛のない会話でした。その女性(これが私の今の妻のようです)は、最低3人は欲しいといって嬉しそうにしています。
やがて場面は数十年進みます。
妻の死の場面。妻が寝ているベッドのまわりには医師と私——それだけです。子供たちはいません。そのとき気づきます。
子供、出来なかったんだ……
さらに場面が進み、今度は自分の死の瞬間です。自分がベッドに寝て天井を見つめています。まわりを見回しても……誰もいない。
自分はひとり孤独に死んでいくんだ……
ここで、はっとしました。
だからか。だから私は今の人生で家族をこれほど大事にするのか。
何人かの子供と妻に囲まれた賑やかで温かい家庭を築きたかったけど、そうならず、最後はひとり孤独に死んでいった過去世の体験が、今の人生で「家族を大事にする」という価値観として自分に影響を与えているのかもしれない——。
瞬間的に、そう感じました。
このように、理屈では説明できなくとも、体験として「分かった」気がするとき、そこにはもう説明も理屈も必要ないように感じられます。
これが本当に過去世の記憶だったのか、確証はありません。潜在意識が生み出したイメージだった可能性もあります。でも、その体験を通じて「今の自分」が少し腑に落ちた、というのは確かな感覚でした。
身近な人にも起きた、似たような体験
私だけでなく、身近な人にも似たような体験があります。
妻は過去世で、船旅の最中に乗っていた船が沈没し命を落としたことがあるようでした。そのときの体験が今でも「海で泳ぐ」ことに対する強い恐怖心として影響しているようです。
妻自身、なぜ海が怖いのかずっと分からなかったのですが、ヘミシンクの体験を通じてその体験を垣間見たとき、「そういうことか……」と腑に落ちたと話していました。
こうした報告は、ヘミシンクの体験者から数多く聞くことができます。各者各様ですが、みなさん「そういうことか」と腑に落ちる体験をしているようです。
こうした体験の積み重ねから、過去世が現世に何らかの形で影響を及ぼしている可能性は十分あると、私は感じています。
まとめ
今回は、過去世が現世に与える影響について、私自身のヘミシンク体験を交えて考えてきました。
科学的に証明することはできません。でも、体験を通じて「腑に落ちる」瞬間があること——それは確かに存在すると感じています。
もちろん、すべての人に同じような体験が訪れるとは限りません。体験の内容も、その解釈も、人それぞれです。
ただ、もし「なぜ自分はこんなに〇〇を大事にするのだろう」「なぜこれがこんなに怖いのだろう」という問いを抱えているなら、過去世という視点からそれを眺めてみることが、ひとつのヒントになることがあるかもしれません。
あなたの今の人生にも、そんな「過去世の痕跡」が隠れているとしたら——どんなことが思い当たりますか?
免責事項
本記事は筆者自身の体験や、一般的に知られている情報・スピリチュアルな視点をもとに構成されています。
記事内でご紹介している内容は、特定の効果や結果を保証するものではなく、すべての人に同じような体験が得られるとは限りません。
また、ヘミシンクは医療行為ではなく、診断や治療を目的とするものではありません。
精神的な不調、強い不安感、または身体的な症状がある場合には、自己判断で解決しようとせず、必ず医師・臨床心理士などの専門家にご相談ください。
あくまで自己責任のもと、安全かつ穏やかな方法でご活用いただくことを推奨いたします。
筆者プロフィール
Hiro(アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー)
2008年よりヘミシンクを本格的に探究し、意識の拡張や内的成長をテーマに継続的に実践。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナーとして、これまでに延べ1,000名以上の参加者にプログラムを提供・ガイドしてきた実績を持つ。
現在は、スピリチュアルや意識の世界を探究するブログを複数運営中。
専門知識と体験に基づいた、初心者にもやさしい情報発信をモットーに、誰もが自分の内なる声とつながるきっかけづくりをサポートしている。


