あの人って他の人と比べても特別抜きん出たところがあるわけでもなく、また人一倍努力をするようにも見えないのになぜかお金に困ったところ見たことない。
そんな人、あなたの周りにもいませんか。
自分と大して違わない日々を送っているはずなのに、私は毎日お金に困ってヒーヒー言っているのにあの人は全然お金に困らないのだろう・・・
これ、実はあなたの重大な勘違いの賜(たまもの)なのですが、気付いていないでしょう。
理屈だけではなくスピリチュアルな側面も考えていくことで、違いは明確になります。
ということで今回はお金に困らない人のスピリチュアルな特徴と、彼らがあなたと「なにがどう」違うのかについて説明していきますね。
お金に困らない人は本当にお金に困らない
さて、お金に困らない人をよく見てみると「とても普通」な人だと言うことに気付きます。
特別贅沢はしていないものの、切り詰めた節約生活を送っている風でもない。
ブランドものの服を着て高級外車を乗り回したり、キンキラキンの腕時計やアクセサリーを身につけているわけでもない。
高級フレンチを頻繁に食べている風でもなければ高いワインを買って飲んでいるわけでもない。
いわゆる「成金」っぽさは微塵もない。
でも必要なものはちゃんと持っているし、妙にケチケチしたところもない。
つまり「普通の人」
まあ、お金に困っていないのですから普通なのは不思議でも何でもないんですけどね。
お金持ちの家に生まれたわけでもなく、給料の高い一流企業に勤めているわけでもない、住んでいるところも乗っている車もあなたと大差ないのですが、あなたよりは明らかにお金に困っていない・・・
それが会社の同僚だったりすると、あなたと収入面だってそんなに変わらないですよね。
いったいこの違いはどこから来るのでしょうか。
お金に困らない人は他の人と何がどう違うのか
お金に困っていない人がそこそこ裕福なら納得も行くのですが、経済力はあなたと大差なにもかかわらずあなたよりも明らかにお金に困っていないのはどうにも合点がいきませんよね。
切り詰めた生活をしているから?
いやいや、そんな風には見えない。
だったらなぜお金に困らないのでしょうか?
何かが違うハズなんです。
でなければ説明が付きません。
必要なときに必要なだけお金が湧き出てくる泉を持っているとか打ち出の小槌を持っているというなら納得が・・・いくわけないですよね。
いくらスピリチュアルといえども、そこまで荒唐無稽なことを言うつもりはありません。
多くのスピリチュアル系サイトでは「お金に困らない人には共通するスピリチュアルな特徴がある」と説明しています。
まずはそうしたサイトの説明を見てみましょう。
お金に困らない人の特徴には「うそ」がある?
スピリチュアル系のサイトというのは、何の根拠もないことを平気で書きます。
もちろんスピリチュアルは科学とは異なり「目に見えない」事象を扱いますから、科学のような合理的な説明や再現性のある確証を示すことはとても困難です。
とはいうものの、何でもありというわけではありません。
まともなことを書いているサイトもたくさんありますが、中には「おいおい・・・」といった類いのトンデモ理論を展開しているサイトも少なくありません。
ここでは「これはいくらなんでもウソでしょ、デタラメもほどほどにしとけよ」というものを幾つか紹介していきますね。
他人を幸せにするとお金が貰える
自分のためではなく、自分以外の誰かのために一生懸命仕事をすると自然とお金が入ってくるというのはスピリチュアルだけでなく自己啓発などでも言われることです。
ですがこれには何の根拠もありません。
逆を言えば、私利私欲に走って他人を陥れてでも金儲けに励む人はお金に見放されるかといえば、決してそんなことはありませんよね。
お金を稼ぐと言うことと、それが誰のためなのかということには残念ながら何の関連もありません。
はっきり言いますが、自分以外の人のために仕事を一生懸命してお金を稼ぐという行為は本人の自己満足以外の何物でもありません。
そうしたあなたの「気持ち」は伝わるかもしれませんが、気持ちだけ貰っても相手は幸せになれるとは限りません。
それが現実というものです。
お金は汚いものではないと思っている人はお金に困らない
この説明は、お金に関するイメージの問題ですね。
お金儲けは汚いものだという妙な偏見を持っている人は世の中に一定数いますが、そういう人は自分からお金を遠ざけてしまうためお金に困ることになる、と。
そんなワケないでしょう。笑
もっと言えば、お金の全てを汚いと思っている人なんてほとんどいないのではないでしょうか。
堅実に働いて正当な報酬としてお金を得ることを汚いと思う人はいないでしょうし、銀行強盗をして得たお金が汚くないと思う人もいないでしょう。
言っていることが極端なんですよ。
お金という物は単なる「通貨」であって、それが汚いとか汚くないとか言うものではありません。
仮に汚いとか汚くないという判断をするとすれば、それはお金そのものではなく「稼ぎ方」に関してですよね。
お金に困らない人になるためのスピリチュアルな考え方とは
そしてスピリチュアルな考え方として多くのサイトで言われているのが
「心が豊かならお金に困ることはない」
というもの。
これは強ち間違いとは言えませんが、じゃあ心が豊かでない人はお金に困るのかといえばそんなことはありません。
心の豊かさとお金は何の関係もありませんから騙されないでくださいね。
私が強ち間違いとはいえないと言ったのは、ちょっと意味合いが違います。
スピリチュアルでは「思考が現実を形成する」という考え方があります。
これは自分が何をどう考えるかによって自分の世界が如何様にも変化するという意味です。
ですから、心が豊かどうかではなくあなたがお金に対してどのような考え方をするかが大事だと言うことなんですね。
いいじゃない、心が豊かならお金なんて無くたって。
なんて考えていればいくら心が豊かでもお金には困り続けることになりますから。
そういうことではなく、本当にお金に困らない人というのは
・お金に無頓着な人
・お金があってもなくても気にならない人
・お金なんか無くても困らないと思っている人
こういう人がお金に困らない人なんです。
あなたは次の給料日までまだ10日もあるのにお金を全て使い果たしてしまったらどうしますか?
どうにかしなければ、とあらゆる策を講じるんじゃないですか?
で、そんな思いをしたくないからお金に困らないように注意深くお金を管理して必要以上の出費を避けたりするんですよね。
でもいくら計画的に出費を抑えていても、予定外の出費というものは発生してしまいます。
そうすると「ああ困った、お金がない・・・」と心がザワつくわけです。
お金に困らない人の身にもあなたと同じとこが起きるんですよ。
でも、あなたと対処法が違う。
給料日前にお金が底をついたとしても「ああ無くなっちゃった・・・まいいか」と意に介しません。
で、そんなことは気にも留めずに「あるものでなんとかする」んです。
冷蔵庫に残っていた缶詰を食べて夕食の代わりにしたり、お金がないから家でTVを見て過ごしたり。
そういうもんだと思って別に慌てもしないから、困らないんです。
同じ出来事が起きてもそれをありのままに受け入れて、なんとかなると気楽に考える。
そしてなんとかなってしまう。
これが真の「お金に困らない人」です。
違いは「考え方」だけで、他はあなたと何も変わらない。
どんな状況でも困ったと考えないから困らない。
だから周りから見ても困ったように見えない。
これが答えです。
結局のところ
今回はお金に困らない人について説明してきました。
他のサイトで説明しているような、尤もらしいスピリチュアルな理由なんて何もないんです。
お金に困らない人は「お金が無くても困ったと感じない人」「お金に無頓着な人」ただそれだけのことです。
スピリチュアルもへったくれもありません。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。