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嫌なことから逃げるスピリチュアルな意味とは?仕事や人間関係などに当てはめて解説

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嫌なことから逃げるスピリチュアルな意味とは

あなたは、嫌なことから逃げたことがありますか?

答えはきっと「イエス」でしょう。

人間なら誰しもが一度や二度は嫌なことから逃げてしまったことがあるものです。

そして多くの人が嫌なことから逃げてしまった自分を後悔します。

でも、嫌なことから逃げることって本当に悪いことなんでしょうか?

今回はこの「嫌なことから逃げる」についてスピリチュアルな意味を考えてみたいと思います。

 

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嫌なことから逃げるのは悪いことなのか?

”どんな障害が目の前に立ちはだかったとしても、そしてそれが今の自分にとって越えていくのは簡単じゃないとしても、それを越えるチャレンジをしよう!”

巷に溢れる自己啓発書や自己啓発系セミナーでは、当たり前のようにこう言います。

そして

”たとえ越えられなかったとしても、それにチャレンジしたことでキミは必ず成長している筈だ、だから挑戦をやめるな”

とかなんとかお決まりのフレーズが並びます。

また、テレビを点ければスポーツ中継などで勝った選手が思い切りもてはやされています。

勝負がつくまでは両者は対等に扱われていた筈なのに、勝ち負けが決まった途端、勝った選手ばかりが持ち上げられ、負けた選手は最初からいなかったかのような扱いになってしまいます。

ここで良く考えてみてください。

勝つことが良いことで負けることは良くないことなんでしょうか?

こう質問すると多くの人は「いや勝ち負けは結果に過ぎないから良いとか悪いとかいう話じゃない」と言うことでしょう。

つまり勝負に勝つために最大限の努力をしてきた結果として勝てなかったのなら、それは勝ったのと同じくらい尊いことだという考え方なんでしょう。

ではこの質問はどうでしょう?

勝負が嫌で逃げるのは良いこと?悪いこと?

多くの人は「逃げるのは良くない」と答えるんじゃないですか?

 

その状況で嫌なことから逃げるとどうなるか

私たちが生きていく中では、逃げ出したくなるような嫌なことってたくさんあります。

そしてそういう場面に直面するたびに、逃げずに立ち向かい超えていくことを強く求められます。

たとえば以下のような状況は多くの人が経験しているのではないでしょうか?

 

人間関係

人間関係というと大袈裟ですが、要は他人とのコミュニケーション全般のことを人間関係といいます。

初対面の人でも全く緊張せずすぐに打ち解けられる人もいれば、両親に対してさえ上手く自分の意思を伝えられない人もいます。

人間関係とは「自分がどういう人間なのか」を相手にプレゼンすることです。

初対面の人に対しても「私はこういう人間です、あなたとも仲良くなれると信じてます」みたいなことを言葉や表情、動作などで自然に伝えることができるのが人付き合いの上手い人なんでしょう。

しかし、始めてあった人に対していきなり自分をプレゼンできない人も多いことでしょう。

まずその人がどんな人なのか、自分はその人と付き合えるのか、相手は自分を受け入れてくれるのか等をあらかじめ知った上でないと上手く接することができない人もたくさんいます。

自分は相手に対して悪意も敵意もないのに、それが上手く伝えられず誤解されてしまったらどうしよう・・・

そんなふうに考えると、人と接すること自体がすごく怖くて難しいことに感じてしまいます。

人間関係の構築から逃げる人の根底には、このような心理的なハードルがあるのかもしれませんね。

 

仕事

仕事に関しても逃げ出したくなる場面ってたくさんありますよね?

私はサラリーマン時代に営業だったので、客先でのトラブル対応とか頻繁にやっていました。

納入したシステムが不具合で動かなくなり客先の業務に支障を与えてしまったことで呼び出され、お客さんから散々怒鳴られるなんてことがよくありました。

いちばんひどかったのは、神奈川県のお客さんを訪問した帰り夕方4時過ぎに会社の部長から電話が入りました。

「○○さん(会社の名前)から電話があってシステムが上手く動かないと怒っているから、今から行って謝ってきてくれ」

そのお客さんというのは新潟県で、部長から電話を受けたのは神奈川県の山の中、しかも夕方です。

仕方なく電車や新幹線、タクシーを乗り継いでお客さんのところに着いたのが夜の10時過ぎ。

それからひとしきり文句を聞かされた挙げ句、システムが正常に動くまで帰るな、といわれました。

開発担当のエンジニアも合流し不具合を修正してまともに動くようになったのが3日後でした。

当然ですが、そんな状況になることなんて想像すらしていませんでしたから、着替えも何もありません。

3日間同じ服、同じ下着で過ごし、これでもかというほど惨めな気持ちなったことを覚えています。

こういう想定外のアクシデントが起きたとき、それでも何とかしなければいけないのが「仕事」というわけですが、こういう出来事が度重なると余程メンタルが強い人でもドヨヨンとした気持ちになるのではないでしょうか。

人によってはこういう状況から逃げ出したいと思うでしょうし、実際に逃げ出す人もいるのでは?

異動を希望したり、転職を考えたり、あるいはそれすらできない人は心が折れてしまうこともあります。

 

 

学校

あなたは学生時代というとき、どんなことを思い出しますか?

友達と遊んだ楽しい思いででしょうか?
テストでいい点を取ったことでしょうか?

それとも

勉強が難しくて付いていけなかったことでしょうか?
クラスメイトにいじめられた思い出でしょうか?

小学生の頃と高校生の頃とでは思い出も当然ながら違いますよね?

特に高校生の頃は思春期と相まって、それ以外の年代にはない悩みが数多く出てきます。

もう何もかもから逃げてしまいたくなる、なんて人も多いのではないでしょうか。

でも先生や両親は「逃げるな」「がんばれ」といいます。

がんばって乗り越えた先には必ず光り輝く未来が待っているから、歯を食いしばって耐えろ。

確かに乗り越えてその先にあるものを手にすることで、人生が大きく変わったという人もいるでしょう。

しかし乗り越えることが出来ず、身も心も壊れてしまう人も少なからずいることも事実です。

 

嫌なことに直面したときに取り得る2つの選択肢

嫌なことから逃げるのか立ち向かうのか

ここまではあなたの人生で直面するであろう「嫌なこと」についていくつか具体例も交えて紹介してきました。

ここからは、あなたが実際に嫌なことに直面した際にとりうる2つの選択肢について説明しますね。

その2つの選択肢とは「真っ向から立ち向かう」というものと「逃げる」というものです。

順番に見ていきましょう。

 

真っ向から立ち向かう(目の前の壁を乗り越える)

嫌なことが起きたとしてもそれに負けないで堂々と立ち向かっていく、言い換えれば目の前の壁を果敢に乗り越えていくという選択肢です。

これは「やまない雨はない」「明けない夜はない」的な発想に基づいているといえます。

いまがどんなに辛くてこのまま続けていくのが嫌になりそうでも、こんなつらい状況はいつまでも続くわけではない、だからがんばろう!
雨が上がったときの晴れ間はあなたが想像している以上に素晴らしいものだと思うよ!

こうして目の前の壁を乗り越えて自分の手に入れたいものを手に入れた人たちが、世に言う「成功者」なわけですね。

企業の経営者であったり、アスリートであったり、売れっ子芸能人だったり。笑

で、そうした人たちはいかにして自分が壁を乗り越えてきたのか、そしてその結果どれだけのものを手に入れることが出来たのかを語ります。

だからどんなに辛くても、嫌なことから逃げることなく立ち向かっていくのが人生の秘訣だと説くわけですね。

すべてではないものの、こういう人たちは嫌なことから逃げることは良くないと考えています。

そして嫌なことから逃げる人を「負け犬」的に見たり言ったりします。

 

逃げる(避けて通る/迂回する)

一方、嫌なことに直面した際にとりうるもう一つの選択肢として「逃げる」というのもあります。

何もしんどい思いまでして続けることはないだろう、嫌ならやめてしまえばいい、というわけです。

こういう人は初志貫徹とは真逆の生き方を選びますから、当初目指したものとは違ったものを手に入れることになります。

たとえばまじめな演劇が好きで俳優を目指したものの芽が出ず、途中で俳優を諦めてお笑いの世界にシフトしたら大当たりした、なんて芸人さんもいますよね。笑

あえて名前は出しませんが、今や日本を代表するお笑い界の重鎮の一人です。

この人が初志貫徹とばかりに俳優の道を追い求め続けたらどうなっていたでしょうか?

もしかしたら俳優として成功していたかもしれませんが、鳴かず飛ばずで終わってしまったかもしれません。

結果として、俳優の道を諦めたおかげで芸人として開花したわけですから、売れない状況に嫌気が差して逃げ出したことが幸いしたとも言えますね。

また、ある男性と結婚し2人の子供をもうけたもののご主人とうまくいかず、どうしても一緒に暮らすのが嫌になってしまいました。

最初は子供のこともあったためご主人と別れるのを躊躇していましたが、思い切って別れることにしました。

そして女手一つで二人の子供を育てて行こうとふたつのパートを掛け持ちしてがんばった結果、パート先で知り合った男性と再婚することに。

この男性は子供のこともとても大切にしてくれ、いまは本当に幸せな毎日を送っています。

子供たちの父親から逃げたおかげで幸せを手にしたわけですから、これも嫌なことから逃げたことが幸いした例といえます。

 

嫌なことから逃げるスピリチュアルな意味

違和感を感じるかワクワクするか

嫌なことから逃げずにがんばり続けるのか、嫌なことから逃げて別の道を見いだすのか。

逃げずに頑張ったおかげでいまがあるという人もいれば、逃げたことでいまがあるという人もいます。

その瞬間にどちらを選ぶべきなのか?

これは時間が経ってみて初めてわかることではありますが、あとで「あのとき逃げなければ良かった」とか「あのとき逃げておけば良かった」なんて後悔はしたくないですよね?

その瞬間、どちらを選ぶべきなのか?

実はスピリチュアルに考えると簡単に正しい選択が可能になります。

 

2つの選択肢のどちらを選べばいいのか?

まず絶対にやってはいけないことをお知らせしますね。

それは

左脳で答えを探さないこと

です。

今まで頑張ってきたんだからここで逃げたら意味がないとか、たくさんの人が応援してくれているから逃げ出すわけにはいかないとか、逃げたらどう思われるだろうかとかは考えないことです。

目の前に立ちはだかった壁は「乗り越える」ためにある。

そう信じ込んでいませんか?

でもそんなことありませんから。笑

 

目の前に現れる壁には2種類あることを知るべき

スピリチュアル的に考えた場合、あなたの目の前に立ちはだかる壁には2つの種類があるってご存知ですか?

それは「乗り越えるべき壁」「避けて通るべき壁」です。

 

乗り越えるべき壁

乗り越えるべき壁は、あなたがそれを乗り越えることで何らかの成長が期待できるもので、今回のあなたの人生に最初から設定されているものです。

これはあなたにとって乗り越えるべき壁なので、避けて通れば何度でも現れてきます。

乗り越えない限り、それ以上先に進めないようになっていますので、何としても乗り越えることが必要です。

そのかわり乗り越えればその先にはあなたの望む世界が待っています。

 

避けて通るべき壁

もうひとつの壁は避けて通るべき壁ですから、これは逆に乗り越えてはいけません。

この壁を乗り越えてもその先にはあなたが期待するような世界は待っていません。

乗り越えたはずなのにまた同じ壁が現れます。

それを乗り越えても、また同じ壁が現れます。

そりゃそうです、乗り越えちゃいけない壁なんですから。

この壁は「あなたの進むべき世界はこっちじゃないよ」と教えてくれているんです。

だから乗り越えても乗り越えても先に進ませまいと何度でも壁が現れてきます。

こういう状況に陥ったとこに気付いたら、その壁を越えていくことは諦めましょう。

引き返す、あるいは横を迂回して通る・・・

これが正解です。

 

 

違和感は高精度の羅針盤

でも、ここでひとつの疑問が湧いてきます。

目の前に立ちはだかった壁は果たして、乗り越えるべき壁なのか避けて通るべき壁なのか?
それをどうやって判断すればいいのか。

実はこれを見極める簡単な方法があるんです。

それが「違和感」です。

壁を乗り越えることにワクワクするなら、その壁は「乗り越えるべき壁」です。

でもその壁を乗り越えることに多少なりとも違和感を感じるなら、その壁は「避けて通るべき壁」です。

あなたがこれから進もうとしている未来にワクワクするか違和感を感じるか?

あなたのこの「感覚」って、すごく頼りになるんです。

特に違和感というのは、あなたの考えや行動に対して何らかの警告を発しているサインですから、この違和感を頼りに進むべき道を判断すれば間違うことはありません。

そういう意味では「違和感」はあなたの未来を間違わないための高精度な「羅針盤」といっても差し支えありません。

この羅針盤を有効活用することで、あなたの人生が全く違ったものになるかもしれません。

 

まとめ

今回は「嫌なことから逃げる」意味について考えてきました。

嫌なことから逃げることは必ずしも悪いことではありません。

逃げずに正々堂々と、嫌なことに対峙することは勇敢な行為のように思われるかもしれませんが、嫌なことから逃げることもとても勇気のいる行為だと思うんです。

あなたの周りがどう思おうと、あなたにとって最良の選択をすることに注力すべきです。

なぜならあなたの人生はあなただけのものだからです。

 

ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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