自分の前世に興味がある、と言う人はたくさんいます。
自分が生まれる前に「別の人間」として生きていたとしたら、それはいったいどんな人間だったのだろう?
男だったのだろうか、女だったのだろうか?
どこの国で生活していたんだろうか?
いつ頃の時代だったのだろうか?
こうした興味もさることながら、「前世が、いまの人生に少なからず影響を及ぼしている」としたら、なおさら知りたいですよね。
そこで今回は、いまの自分の人生に影響している前世や過去世について知る方法を探っていきたいと思います。
実際の私自身の体験についてもご紹介していきますので、是非とも最後までお読みくださいね!
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自分の前世・過去世を知る方法とは?
自分の前世を知ろうとするとき、どのような方法があるのでしょうか?
代表的なものを挙げてみます。
・前世占い
・ミディアムによる前世リーディング
・退行催眠
・ヘミシンクによる前世体験
これらについて、簡単に見ていきましょう。
前世占い
占い師により自分の前世を「占って」もらう方法です。
占いにはものすごい種類がありますしそれぞれに特徴があるとは思いますが、個人的には占いで自分の前世を占ってもらう、というのは「違うな」と思います。
だって、自分の前世ですよ?
それを占ってもらうって。笑
占いって、当たるとか当たらないとか言われますよね?
占いは「統計学」であると言われることがあります。
これには賛否両論あり、統計学ではなく「統計学に似た経験則」であると言う人もいます。
いずれにせよ、統計や経験則で自分の前世を「当てて」もらう、というのはあまりにも乱暴な気がします。
それに、いくら信頼できる占い師に占ってもらったとしても、その占い師が「あなたの前世は○○です」と言われて、100%信じられますか?
ミディアムによる前世リーディング
ミディアムとは、この世とあの世を仲介する者という意味です。
ミディアムは昔から日本に存在し、もともとは「霊媒師」と呼ばれていましたが、欧米で霊媒師のことを「ミディアム」と呼ぶことから最近では日本でもこの呼び方が一般的になってきています。
要は、あの世の存在を呼び寄せて、その存在の思いや言いたいことを「受け取り」それをミディアムが「言葉」で表現するのです。
この方法は占いよりは信憑性が高いと思いますが、ひとつ大きな問題があります。
それは、あなたの前世をみるミディアムが「本物」か、ということです。
ミディアムを名乗る人って、探してみるとけっこうたくさんいますが、なかにはかなりいかがわしい人も多いのが現状です。
私たちが自分の前世を視てもらう場合、ミディアムの言うことの真偽について確認する術はありません。
信じるか信じないかは、すべてあなた次第ということです。
退行催眠
退行催眠は、催眠術によって自分の記憶を徐々に過去へと導いていき、生まれる前の記憶、前世の記憶へと誘導していきます。
この方法は、自分自身が前世を「思い出す」わけですから、占いやミディアムによる前世リーディングよりは遙かに信憑性が高いと言えます。
ただし、この方法にも欠点があります。
それは退行催眠の成功率が決して高くない、ということです。
催眠術は、被験者の催眠深度により効果が著しく変わってしまうものです。
加えて催眠術師のスキルも大きく影響しますので、退行催眠を受けたからといって必ず前世が分かるというものではありません。
ヘミシンクによる前世体験
ヘミシンクという音響ツールを用いて、自分自身で前世にアクセスし情報を得る方法です。
この方法は自分自身で意識を前世へと退行させていくもので、他人を介することがありません。
このため、上記3つの方法のように何らかの形で他人が介在することがいっさいないため、得られた内容は100%あなた自身が導いたものとなります。
ただし、ヘミシンクにも欠点はあります。
それは「前世体験が出来るようになるためには、ある程度の練習が必要」であるということです。
はじめてヘミシンクを聴いて、すぐに前世体験が出来てしまう人もいますが、多くの場合くりかえし聴くことで体験できるようになっていきます。
繰り返し練習が必要ですが、他人が介在しないため、ヘミシンクCDを購入する以外に特別な費用はかかりません。
ヘミシンクにつきましては以下の記事に詳しく説明していますので、併せてお読みくださいね。
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ヘミシンクは「時空を超えた」世界を体験できる
ヘミシンクは意識を変性意識状態へと誘導します。
変性意識状態という言葉はとても広範囲な意味を持ち、死者のとる意識状態も変性意識状態に含まれます。
ヘミシンクにより、この「死者の意識状態」へと誘導することで、死後世界や非物質世界の探索が出来るようになります。
非物質世界には物質が存在しませんから、物質に関するあらゆる束縛が存在しません。
たとえば「空間」という概念がありません。
空間とは「物質と物質の間隔」のことですから、そもそも物質が存在したい世界に空間も存在しません。
同じく「時間」も存在しません。
意外と意識されていませんが、物質のない世界は時間という概念も存在しません。
つまり、空間も時間もない世界、言い換えると「時空を超えた」世界が「非物質世界」ということになるんですね。
ですから、非物質世界にアクセスすることが出来れば、そこには今の自分も過去の自分も、なにもかもが存在しますので、自分の前世も知ることが出来るわけです。
かくいう私も、これまでに何度となくヘミシンクで前世や過去世を探索してきていますが、その中のひとつについて紹介してみたいと思います。
実際に起きた「前世体験」
これからご紹介する体験は、私自身がヘミシンクで実際に体験したものです。
ただしこの体験が前世(今の人生のひとつ前の人生)である確証は得られていません。
つまり、私のこれまでの数多くの人生の中のひとつであることは確かですが、ひとつ前なのかいくつも前なのか、が判然としていないのです。
このため、ここでは「前世」ではなく「過去世」という表現で紹介したいと思います。
過去世の自分を体験
以下、体験時のメモを抜粋して紹介します。
ガイダンスの誘導に従い過去の自分をイメージすると、雨に濡れた石畳が見えてくる。
イギリス紳士の後ろ姿・・・これが私?
時代は正確に把握できないが、19世紀のイギリスのように感じる。
場面が転換。
品の良い部屋で美しい女性とお茶を飲んでいる。
会話の内容から自分がこの女性と結婚することが分かる。
結婚したら子供は3人ほしい、みたいな会話をしている。
場面が転換。
この女性(妻)がベッドに寝ている。だいぶ年をとっている。
どうやら妻の死の瞬間に立ち会っている模様。
ベッドの脇には私ひとり・・・子供は出来なかったのか?
場面が転換。
自分がベッドに寝ている・・・自分の死の瞬間?
ベッドの周りには誰もいない・・・ひとりで死んでいくのか。
と、こんな感じの体験でした。
自分の現世のトラウマの原因が分かった!
この体験を通じて、気付いたことがあります。
それは、この過去世で子供を作って賑やかで楽しい家庭を築きたかったのに、結局子供に恵まれず、最後はひとり寂しく死んでいく、という人生を送ったこと。
この過去世を知り、「そうか、そういうことか!」と思いました。
現世の私は、ものすごく家族を大事にしています。
そして家族とともに過ごす時間をなによりも大切にしています。
なんでここまで執拗に家族との時間を大事にするのか、その答えが分かった気がしました。
この過去世で、自分が家族との時間を十分に過ごせなかったため、今の人生でそれを大事にしている・・・
過去世が現世に影響を与えているということはよくあるようですが、私自身もこのような過去世からの影響があることが分かった体験でした。
まとめ
自分の前世について、知る方法はいろいろとあることを見てきました。
どの方法を選ぶかはあなた次第ですが、他人が介在せずに自分の前世を知ることが出来るヘミシンクはおすすめです。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。