宇宙と繋がる・・・
スピリチュアルが大好きな人にとってはお馴染みのフレーズかもしれませんね。
でもほとんどの人は宇宙と繋がったこともないし、繋がったらどんな感じになるのかも知りません。
そして宇宙と繋がることは神と繋がることでもある、というちょっと怪しげな理解をしてしまう人も少なくありません。
ではいったい宇宙と繋がる感覚ってどんなものなんでしょうか?
結論から言うと、普段のあなたでは想像することも考えつくことも出来ないような「とんでもない」情報を一瞬にして手に入れることが出来るのが「宇宙と繋がる感覚」です。
本稿ではスピリチュアルの専門家が実際に宇宙と繋がりさまざまな情報を得た体験から「宇宙と繋がる感覚」について解説していきます。
宇宙とはいったい何なのか?
まず宇宙とは何かについて説明しておきましょう。
実は宇宙とひとことで言っても、さまざまな視点や立場で全く異なる捉え方をしているものなんですよ。
それらすべてをここで説明するのは現実的ではありませんから、最も代表的な幾つかの視点について簡単に説明しますね。
科学における宇宙とは
私たちが学生時代に物理学・天文学などで習った宇宙とは、百数十億年前にビッグバンにより発生し今も膨張し続けている「すべての天体・空間を含む領域」のことですね。
そして私たち人間も、その宇宙の中で生きています。
こうした物理学や天文学による宇宙の解釈はまだ「わからないこと」だらけであり、現在も世界中の学者たちがこの謎を解明しようと日夜研究を重ねています。
現に宇宙の始まり(ビッグバン)以前の世界はどのようなものだったのか、宇宙の果てを超えたところには何が存在するのかしないのか等、分からないことは星の数ほどもあります。
しかしながら、この宇宙についての謎がこれまで多くの学者たちの知的好奇心を刺激し続けてきたことにより、現在の科学がここまで目覚ましい進歩と発展をしてきたことは忘れてはいけません。
私たちが日々を生きていく中でこうした科学の恩恵は計り知れないものがあります。
だからといって科学は万能ではありませんから、21世紀の現在においても宇宙については「ほとんど何も」分かっていない状況です。
ですから科学の視点で宇宙とは「なんだかワケの分からない」領域としか言いようがなく、私たちはその「ワケの分からない」領域に生きているわけです。
宗教や哲学による宇宙の解釈とは
一方、宗教や哲学においても宇宙に関しての議論が続いています。
宇宙は「無」から生じたとする古代インド(ヴェーダ)の考えや、宇宙の根源にはカオス(混沌)があったとする古代ギリシャの考えなどが有名です。
そしてそれらの考えをもとに、宇宙を数的な秩序と見なしそれを追求したピタゴラスらの登場、そこから天動説や地動説へと考えが発展していきます。
宇宙が数学的原理に従っているのは、宇宙そのものを創造した神がそのように設計したからだとする神学的思想のもとに天文学が芽生え育っていったとも考えられるわけです。
そういう意味では科学の捉える宇宙とはこうした宗教や哲学をベースに包含していると言えなくもないですね。
スピリチュアルな視点から見た宇宙とは
これまでの説明は、宇宙を「私たちが物質的に知覚できる対象」として捉えたものと言えます。
しかしスピリチュアルでは、こうした「外的宇宙」だけではなく、私たちの心や意識が持っている「内的宇宙」についても熟考しています。
内的宇宙とは、私たちの意識が存在する世界のことです。
つまり私たちが見たり聴いたり考えたりした事柄のすべてを含む世界全体を内的宇宙と言います。
さらにあなたが認識しているものだけではなく、あなたの無意識(潜在意識)も内的宇宙は含んでいると言うことを忘れてはいけません。
スピリチュアルの視点では、内的宇宙とは現世のあなたのみならず、あなたがこれまで生きてきたすべての生命の意識まで含むと考えるため、あなたの前世や過去世などもすべてあなたの内的宇宙は含んでいます。
それだけではありません。
スピリチュアルではあなたの意識はあなたの肉体を超えた存在と考えます。
普段あなたが認識していない「大いなるあなた」も内的宇宙は包含しています。
この「あなたが認識していない大いなるあなた」を「トータルセルフ」「ハイヤーセルフ」「もうひとりの私」などさまざまな呼び方で表現されますが、こうした意識は今のあなたには知覚できない世界を知覚しているといえます。
さまざまな呼び方がありますが、ここでは私自身の専門分野であるヘミシンクで使われている「I-There(アイゼア)」と呼ぶことにします。
I-Thereとは「向こう側の私」という意味であり、肉体を持つ私と区別する呼び方と言えますが、意味は「大いなる自分」と理解して差し支えありません。
肉体を持っている現世のあなたは物質世界がずべてと感じていますが、物質世界を超えた世界すなわち非物質世界を知覚することで物質世界では見えてこないさまざまなものが見えてきます。
そういう意味でI-Thereは、あなたが見ている世界よりも「広い世界」を知覚していると言えます。
上には上がある
I-Thereは現世のあなただけでなく、前世や過去世のあなたも含んでおり、よりトータルな意味であなたのことを理解しています。
つまりあなたのI-Thereとは過去・現在・未来まで含んだ数多くのあなたをすべて含んだ存在と言うことですね。
もっと言ってしまえば、あなたが属するI-Thereにはあなたと関係した人たちをも含んでいるため、あなた以外もあなたと同じI-Thereのメンバーということがあるわけです。
こうしたI-Thereは、さらに大いなる意識に属しています。
いくつものI-Thereが、より大きなひとつの意識のもとに集合している・・・これをI-Thereクラスター(I-Thereの集合体)と呼びます。
さらにさらに、このI-Thereクラスターの集合体が存在し、これをI-Thereスーパークラスターと呼びます。
このように、意識はいくつもの階層構造をとりながらより大いなる意識に繋がっています。
そして階層が上がれば、それだけ知覚できる情報も大いなるものとなっていくわけです。
この意識の階層構造がどのくらいの段階まで存在するのか、そもそも限界があるのかどうかさえ分かりません。
当然ですが意識の階層が上がることで今のあなたの理解出来るレベルを遙かに超えた情報に接することもあります。
理解を超えた情報に接した場合どうなると思いますか?
答えは「認識できない」です。
そうした情報に接したとしても、接したことさえ認識できません。
宇宙の意識とは
森羅万象のすべては生命体である。
スピリチュアルではこのように考えますが、これはあらゆるものに意識が存在するとの考えがもとになっています。
生きているものは動物であれ植物であれ意識が存在すると言うことは異論ありませんね?
でも生きていないもの、大地とか海とか空気とか岩とか・・・そういうものにも意識は存在すると考えます。
そしてそれらは自らの意識で大地なり海なり空気なり岩なりとして存在している。
山に登ると清々しい気分になるとか、海を見ると穏やかな気分になるというのはあなたの意識と山や海の意識がシンクロしているから、と考えるのがスピリチュアルの考えです。
この考えをもっと拡げていくと、地球にも意識があるということになります。
地球だけでなく太陽や太陽系の惑星たち、太陽系外の星々、銀河、銀河団、宇宙全体・・・
これらすべてにも意識は存在するんです。
宇宙と繋がる感覚というのは、こうした宇宙の意識とあなたの意識が繋がる状態のことを指すんですね。
それ本当に宇宙と繋がってる?
さて、宇宙について説明してきましたがここからはいよいよ「宇宙と繋がる感覚」についての説明に移りたいと思います。
宇宙に繋がるということについて説明しているブログのほとんど、いや全てが「宇宙と繋がる感覚」についての考察が浅いです。
検索上位で表示されている記事の幾つかを読んでみましたが、
・全能感(自分は完全でパーフェクトな存在)と感じる
・これでいいんだ、ということが分かる
・アハ体験
・予定調和感
みたいなことが書かれているのが多いですね。
これはこれで間違いではありませんが、こうした体験のほとんどは単に変性意識状態になって自分の潜在意識と対話しているに過ぎません。
潜在意識も広い意味では内的宇宙の一部と言えるので、宇宙と繋がっていることは間違いありませんが、これではあまりに浅い、浅すぎです。
どの階層に繋がるかで得られる情報は全く違ってくる
先ほど意識の階層が幾重にも重なっていることを説明しましたが、あなたの意識が宇宙のどの階層と繋がるかで入ってくる情報は全く異なったものになるんです。
例えば同じ東京の景色でも家の2階のベランダから見える景色と高層ビルの最上階から見える景色はまったく見えるものが違いますよね?
さらに飛行機やヘリコプターで上空から景色はさらに違う。
すべて同じ東京の景色にもかかわらず、あなたの目に映る景色は違って見えますよね?
この違いはあなた自身の視座と得られる情報の質と量によるんです。
家のベランダに出て「関東平野を一望できるかな」なんてことは考えないでしょうし、逆にヘリコプターから「隣の家の柿の木に実がなっているかな」なんてことは考えませんよね?
事ほど左様に、あなたのビューポイントがどこにあるかによって見えてくる世界が違ってしまうと言うことです。
上の階層に繋がればとんでもない情報が入ってくる
もうひとつ例を挙げてみましょう。
あなたが夜空の星を見ようとしたとき、肉眼で見えるのは空気のきれいな場所でも5等星から6等星くらいまででしょう。
また肉眼では木星や金星、土星などは他の星よりも明るい星に見えるだけでしょう。
でも倍率の高い双眼鏡を使えば、木星の衛星や土星の輪なども見えることがあります。
さらに天体望遠鏡を用いれば、アンドロメダ大星雲などが大星雲の形で見ることも可能です。
さらに遠く暗い星を見たければ天文台の大口径の望遠鏡を使うとか、研究機関の電波望遠鏡や赤外線望遠鏡を使うなどすれば、驚くほど美しい光景を目の当たりにすることも出来ます。
このように、見たいものによって「見る手段」を変えることで、見えてくる世界が変わります。
これと同じように、あなたの意識が宇宙意識のどの階層に繋がるかで入ってくる情報は大きく変わるんです。
先ほどのアハ体験とか全能感などは自分の潜在意識に繋がる程度ですから、せいぜい倍率の高い双眼鏡で星を見るようなものでしょう。
それでもかなりの情報を得ることが出来ますから、これはこれでとても意義のある体験だと思います。
潜在意識に繋がって得られる情報は「どうやったら金持ちになれるのだろうか」「自分の進むべき道はこれでいいのか」みたいな、自分や自分を取り巻く世界に関するものがほとんどです。
しかし視座を上げてもう少し上の階層の宇宙意識と繋がると、入ってくる情報は違ったものになってきます。
たとえば「私はどこから来てどこに行こうとしているのか」「多くの人のために私に出来ることは何か」みたいな、より大きな視点に立った情報が入ってきたりします。
さらに繋がる意識の階層を上げていくと「世の中から争いをなくすにはどうすべきか」「人間の意識はどこまで次元上昇していくのか」「宇宙全体の調和にとって一番必要なことは何か」のような、全人類的なものへと変化していきます。
階層の上下に優劣はない
ここで勘違いして欲しくないのですが、宇宙意識の階層が高い方が偉くて階層が低い方が偉くないとか、階層の高い意識から得た情報の方が尊くて低い階層からの情報が取るに足らない、みたいなことはいっさいありません。
そういう意味ではありませんから勘違いしないようにしてくださいね。
あなたがどのような情報が必要か、それに合った意識の階層と繋がることで必要な情報が得られるというだけのことです。
情報に優劣はありません。
宇宙と繋がる方法とは
さて、宇宙意識と繋がることでさまざまな情報を得ることが出来るということを説明してきましたが、ここであなたは疑問に思っていませんか?
宇宙意識と繋がるなんて、そんな簡単にできることではないのでは・・・?
あなたのその疑問、ごもっともです。
だって普段私たちは宇宙意識と繋がって生きているわけではないですもんね。
それをいきなり宇宙意識と繋がると凄いよ、なんて言われても、ねぇ。笑
そこで今回は誰にでも簡単に宇宙意識と繋がることのできる方法を教えちゃいます。
最も簡単に高いレベルの宇宙意識と繋がる方法
はい、もうお分かりですよね?
それはヘミシンクを使うことです。
ヘミシンクとは、音を使った誘導瞑想ツールです。
ヘミシンクは特殊な音(ヘミシンク音といいます)の入ったCDをヘッドホンで聴くだけで、あなたの意識を変性意識状態へと誘導してくれます。
ヘミシンクについての詳しい説明は以下の記事を参照してくださいね。
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ヘミシンクCD|ゲートウェイエクスペリエンスの効果的な聞き方とは
もちろんヘミシンクを使わなくても、普通の瞑想でも変性意識状態になることは可能ですし、潜在意識と繋がってさまざまな情報を受け取ることも可能です。
しかしながら瞑想はそうそう簡単に深い状態に入っていくことは困難ですし、潜在意識と繋がることが出来てもより高い階層の宇宙意識と繋がれる保証はどこにもありません。
これに対しヘミシンクは長年の研究であなたの意識を「特定の意識の階層」に意図的に誘導することが出来ますので、特別に難しい修行や苦行はいっさい不要です。
また、特別な霊能力とかスピリチュアルな能力なども必要なく、だれでも簡単に特定の意識状態に誘導することが出来ます。
ヘミシンクと聞くと「あれ危険なんでしょ?」みたいなことを言う人もいますが、そうした誤解についても以下の記事で明確に説明していますから、ヘミシンクについて不安がある人は併せて読んでみることをオススメします。
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ヘミシンクは危険なの?あなたのギモンに分かりやすく回答します!
ヘミシンクは危険っていうけど、具体的にどのくらい危険なのだろう?
結局のところ
今回は、宇宙と繋がる感覚とはどんなものかについて説明してきました。
宇宙には外的宇宙と内的宇宙があり、私たちが繋がることが出来るのは内的宇宙の方です。
そして内的宇宙は幾重にも重なる宇宙意識の階層によって出来ており、どの階層に繋がるかによって得られる情報がまるで違ってしまいます。
そしてあなたにも簡単に宇宙意識と繋がることのできる方法についても簡単にご紹介しました。
本記事をただ読んだだけでは「へぇーー、そんなこともあるのかねぇ・・・」と完全に他人事の反応をするだけでしょう。
しかしあなた自身が体験してみれば、今回私が説明したことは身を以て分かるはずです。
宇宙と繋がる感覚に興味があるのなら、人の話を聞いているだけではダメです。
自分で体験してみることをオススメします。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。