オーディオマニアって、普通の人から見ると摩訶不思議なことを言ったりやったりしますよね。笑
100万円以上するアンプやCDプレーヤーやスピーカーを買ってみたりするのはまだ良い方です。
それらを繋ぐケーブル類にこれまた20万円とか平気で払ったりする。
1mあたり200円のスピーカーケーブルと、1mあたり20万円するスピーカーケーブル。
本当に音の違い、分かるんですか?
そうかと思えばオーディオラックに10万円とか払っちゃう。笑
すごいのは、それで音が良くなったとかいって満足してるんです。
こうしたオーディオマニアの奇行からオーディオはオカルトとか言われちゃう。
でも最近、オーディオがオカルトではないのでは?
という説が出てきているんです。
今回は最新の学説からオーディオがあながちオカルトとは言えないかも・・・という話をします。
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音を聴いているのは耳だけではない?
ここでは機器同士の聴き比べとかケーブルの種類の違いによる音の違いとかは対象外とします。
機器やケーブルが異なれば、そこを通ってくる電気信号にも影響はあるわけです。
ですからA社とB社のアンプはどっちがいい?みたいな議論はしません。
そのへんに興味があるなら、どうかご自身でオーディオショップで実際に聴き比べてください。笑
今回はもっと根源的な部分のみについて考えてみたいと思います。
ハイレゾ音源の音の良さは本当に聴いて分かるのか?
さて、今回のテーマはハイレゾ音源の音の良さは本物か?
を考えてみたいと思います。
理屈だけでいえば、ハイレゾ音源はCDと比べて帯域が広いので音が良いということになります。
ですが多くの人はこれを疑問視します。
その理由。
CDの帯域は一般的に20Hz〜20kHzです。
これは人間の可聴帯域に合わせて20kHzを超える高周波域をカットしているためです。
人間の耳はその構造上20kHzまでしか聞こえないため、それ以上の周波数はあっても意味が無い。
CDのこの考え方はリーズナブルと言えます。
しかしSACDを含むハイレゾ音源は20kHz以上の周波数もカットしていません。
一般的にSACDは100kHzまでの帯域をカバーしています。
CDよりも収録されている音の帯域が広い。
だからハイレゾ音源の方が音がいい。
というのがオーディオマニアの理屈ですが、CDよりも帯域が広い部分はすべて可聴帯域を外れたところなんですね。
人間に聴こえる音が20kHzまでなら、それ以上の周波数帯の音はあってもなくても変わらないはずでしょう?
だとすればハイレゾ音源が100kHzまでの信号を収録していても、聴こえないなら無いのと同じ。
だからハイレゾ音源を高いお金を払って入手するのは無意味な行為・・・
実際に聴いてみると、確かに違う・・・
ところが・・・です。
実際にCDとハイレゾ音源を聴き比べると、なぜか違うんですこれが。
ハイレゾ音源の方が表現力が豊か。
人間の耳に聴こえている範囲は音源の問題ではなく耳の能力の問題で、CDもハイレゾ音源も変わらない筈です。
それなのに、確かに違って聴こえる。
やっぱりオーディオはオカルトなのか?
耳以外で音を聴いている・・・?
最近の研究からこれはオカルトではなく科学的に説明がつくことが分かってきました。
耳では20kHzまでしか聴こえませんが、私たちの肉体のある部分は20kHzを超える音を聴いているというんです。
どこだと思います?
なんと、皮膚なんです!
だからCDとハイレゾ音源で違いを感じるわけです。
ネイティブ民族の音楽を生で聴くとトランス状態になる人がいますが、CDで同じ音を聴いてもトランス状態になることはありません。
たとえばインドネシアの伝統音楽ガムランには100kHzを超える音も含まれます。
ナマで聴くとトランスすることがあるがCDで聴いてもトランス状態にならない。
面白いのは首から下の体をすべて覆い、耳だけでガムランのナマ演奏を聴かせるとトランス状態にはならなかったんです。
つまり生演奏でも耳だけで聴いた場合にはトランス状態にはならないんです。
この実験により、耳では聴こえない音を皮膚が聴いているようだ、と分かってきたんですね。
オーディオがオカルトに思える理由が見えてきた?
これが本当なら、耳で聴こえない音でも違いが分かるということになりますよね?
であればケーブルを変えたことで音が良くなった、とかいう話ももしかしたら・・・
皮膚感覚で違いを感じているのでは?
なんて思えてきてしまいますよね。笑
これがオーディオはオカルト、と言われる理由のひとつだったんですね。
ここら辺については今後もっと深掘りしていく価値があるかもしれません。
まとめ
今回はオーディオがオカルトではない可能性を考えてみました。
もちろん今回の話だけでオーディオがオカルトではないと断言することなんてできません。
できませんが私たちが今まで信じていた「音は耳で聴く」という常識がひっくり返ったことは事実です。
この辺に関しては今後もっと面白いことが分かってくるかも知れません。
そう考えると面白いと思いませんか?
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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