スピリチュアル?
そんなの信じてんの?
知能が低いって思われるから止めたほうがいいよ!
私はスピリチュアルのある分野に関する専門家ですが、自分が一般よりも知能が低いと思ったことはないですし周りからもそんなことを言われたことはありません。
ただ、巷でこのようなことを言っている人たちがいることは知っています。
で、結論から言いますがスピリチュアルと知能には何ら相関はありません(当たり前ですが)。
つまりスピリチュアルにはまる人が知能が低いとかいうのは根も葉もない都市伝説に過ぎない、いや都市伝説にもなっていない戯言です。
むしろ私の目には、そういうことを言っている人たちの方が明らかに知能が低いのではと映ってしまいます。
ということで今回は「スピリチュアルにはまる人は知能が低い」とか言っている人たちの方がどれほど知能が低いかについて、しっかりと説明していきます。
なぜスピリチュアルにはまる人は知能が低いと言われるのか
この記事に辿り着いたあなたは、きっとスピリチュアルにはまっているのでしょう。
そして心ない人から「スピリチュアルにはまる人は知能が低い」とかいわれて傷つき、その真偽について知りたくてこのページを開いた・・・違いますか?
平均的なIQ(知能指数)があるなら、スピリチュアルにはまろうがはまるまいがそんなことが知能とはいっさい関係ないことぐらい分かりそうなものですが、そういうことを言ってしまう人ってそれが理解できないんでしょうね。
この一点だけを見ても、「スピリチュアルにはまる人は知能が低い」なんて言う人の方が明らかに知能が低いと言えます。
だってそうでしょう、他人に対して「知能が低い」なんて言ってしまうデリカシーの無さははっきり言って軽蔑にすら値します。
知能が低いのみならず、人としての資質にも大いに欠けている。
私はこういうことを言う人とはいっさい付き合いませんし、友人や知人にこういうことを言う人がいたら即刻関係を絶ちます。
だって自分にとってまったく必要のない人ですから。
でも、どうしてこんな馬鹿げたことを言う人が少なからずいるのでしょうか。
科学で証明できないものは信じない
スピリチュアルで扱うものは大半が「目に見えない」ものです。
目に見えないだけでなく、その存在が科学的に証明されていないものばかりですから、ある意味簡単に否定できてしまうんですね。
科学的に存在を証明できないのだから、そんなものは存在しない!
ということなんでしょう。
はっきり言います、馬鹿なの?
そんな考え、科学でも何でもありませんから。
科学では、存在を証明できないものは存在しない、なんて乱暴なことを言う学者はひとりもいません。
存在を証明できないから存在しない、のではなく「存在するとはいえない」です。
そもそも科学自体が未完成な学問であり、多くの優れた学者たちが努力を重ねることで、これまで分からなかったことが少しずつ明らかになっています。
科学がすべての現象の基準であるかのような考え方をすること自体が「知能が低い」証拠です。
ですからちゃんとした学者なら、スピリチュアルで扱うさまざまな分野(死後世界、霊魂、生まれ変わり、体外離脱など)の存在については、
わからない。
と答えるはずなんです。
それを「そんなもの信じてるからお前は知能が低いって言われるんだ」なんて笑いながら言う人こそ、可哀想なほどに知能が低いと言わざるを得ません。
そもそもピリチュアルとは、科学で解明できない神秘性を伴う現象を扱う研究分野ですから、科学の視点でそれを捉えようとすること自体に無理があります。
目に見えないものは存在しない
よく「目に見えないものは存在しない」なんて恥ずかしげもなく言っている人がいますが、そんな人にお聞きします。
先天的に視力のない人にとって、世界は存在しないのでしょうか?
またそんな極端なことを言う、なんて言わないでくださいね。
言っていることはこれと何ら変わらないんですから。
見えるか見えないかを議論の中心に置くこと自体、まったく意味のないことだと気付いてください。
見えるものなんて、見る人により、見る場所により、見る季節により、その他さまざまな状況によりまったく違ったものになり得ます。
見えるものが客観だなんて大間違いなんですよ。
にもかかわらず、見えないものを信じるピリチュアルを「知能の低い人たちの戯れ言」みたいに上から目線で言う人が少なからず存在します。
なんともお粗末な人たちだと言わざるを得ません。
物事をお気楽に受け流したい人たち
目に見えないもの、科学で証明できないものがスピリチュアルの大半だと説明しました。
こうした現象に関しては興味のある人とない人がいることは承知しています。
興味がないなら興味がないで構いません。
しかしスピリチュアルにはまる人は知能が低いとかいってしまう人に関しては看過できないものがあります。
興味がない、分からない、それはそれでいいんですよ。
興味もないし分かりもしないくせに「非科学的だ」とか「オカルトだ」とか言って挙げ句の果てに知能が低いとまで言ってしまうって、人としてどうよ、と思いますけどね。
分からないことって、気持ちが悪いし不安なものです。
例えば今後数十年のうちに関東地方に巨大地震が起きる。
でもそれがいつ起きるか、起きたときどれだけの被害が出るかは分からない。
こう言われると不安になりませんか?
12年後の8月10日にマグニチュード8を超える地震が起きる、なんて明確に分かっていれば、それに対するさまざまな対策もとれるし被害を最小限に抑えることも可能でしょう。
それが分からないから怖いし不安なんですよね。
スピリチュアルに関しても同じことです。
科学では説明できないし目に見えない。
それっていったい何なのかが分からない。
答えが分からないと不安になる人たちにとって、スピリチュアルって怖い存在なんですよ。
だからなんとか適当な理屈をつけて誤魔化そうとする。
スピリチュアルなんておとぎの世界のされごとと大差ない。
そんなの信じている人は知能が低い。
そんなマウントをとって自分の不安な気持ちをなだめているのでしょう。
そうやってスピリチュアルを非科学的でまともに扱う価値すらないものとレッテルを貼り、信じている人たちを馬鹿にする。
ね、本当はどっちが知能が低いかお分かりですよね。
スピリチュアルに関係なく「自分」を持てていない人は知能が低い
ここまでは、スピリチュアルにはまる人は知能が低いという言説に対する反論を展開しました。
ここからは「じゃあ知能が低いのは誰なのか」について説明していきます。
まず大前提として、実際の知能指数がどうであれ「自分の頭で考える」ことの出来る人は知能が高いといえます。
自分の頭で考えるとは、人から言われたことを無防備に受け入れたりせず、自分のこれまでの知識や良識と照らし合わせてその真偽を判断できる人のことです。
たとえば、あなたがスピリチュアルにはまっているとしましょう。
あなたの友人が「スピリチュアルにはまる人は知能が低い」と言ってきたらどうしますか?
あなた自身が自分の考えをしっかりと持てているなら、そんなことを言う友人にいくらでも反論が出来るはずです。
そして友人がそれでもそんな馬鹿げたことを言い続けるなら、関係を絶てば良い。
それが出来る人が「自分の頭で考える」ことが出来る人です。
逆に、友人からそんなことを言われてショックを受けてしまい、今まで信じてきたスピリチュアルを捨ててしまう、もしくは隠れスピリチュアリストになってしまうとすれば、あなたは「自分の頭で考える」ことが出来ない人と言うことになります。
自分で正しいと思ってスピリチュアルにはまったんじゃないんですか?
だったら周りから何を言われようと構わないじゃないですか。
誰かに迷惑をかけているわけでもないのに、どうして他人から誹謗中傷されなければいけないんでしょうか。
それを堂々と主張できないならば、あなたにも問題があります。
そんな意味もない低俗な言説を信じて吹聴しているような人と、これからも友人でいたいんですか?
あなたが自分自信をしっかりと持つ。
これが何より大切なことです。
それが出来る人は知能の高い人であり、それが出来ない人は知能が低い。
スピリチュアルにはまるとかはまらないとかは無関係です。
結局のところ
今回は、スピリチュアルにはまる人は知能が低いというデタラメについて徹底的に反論してきました。
もしあなたがそんなことを言われ、傷つき心配になりこのサイトを訪れたのなら、どうか安心してください。
スピリチュアルにはまる人が知能が低いなんてことはありませんから。
そんなことをデリカシーもなく言っているあなたの友人の方が知能が低いということも分かりましたよね。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。