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嫌なことばかり思い出す原因とスピリチュアルな意味、それを改善するための対策とは?

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嫌なことばかり思い出す原因とスピリチュアルな意味とは

なんの脈絡もなく突然、嫌なことを思い出して不愉快な気持ちになったことってないですか?

仕事から帰って風呂に浸かりリラックスしていると、突如思い出す嫌な出来事。

こうしたことは誰もが経験したことがあるんじゃないでしょうか?

思い出すことで不愉快になるだけでも嫌でしょうが、思い出すことで不安や恐怖を伴う感情がでてくるなら、それって嫌を通り越して辛いですよね。

なぜ嫌なことばかり思い出してしまうのでしょうか?

そしてこうした現象は回避することが出来るんでしょうか?

今回はこの「嫌なことばかり思い出すスピリチュアルな意味」について解説するとともに、対策についても併せて説明していきます。

 

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なぜ嫌なことばかり思い出すのか

でも不思議だと思いませんか?

どうして嫌なことばかり思い出すんでしょうか?

実はこれ、私たちの心のメカニズムに起因しているんです。

その辺のメカニズムについて、メンタル心理カウンセラーの立場からわかりやすく説明しますね。

 

嫌なことばかり思い出すメカニズム

あなたが強烈な体験をすると、それがあなたにとって受け入れがたい体験であれば、その体験はトラウマ(心的外傷)となってあなたの心に深く刻み込まれます。

通常は嫌な体験として不快にはなるものの、時間とともにあなたの記憶から薄れていきます。

ところがその体験が強烈なものの場合、そのまま受け入れてしまうと心が壊れてしまうこともあるため、人間は無意識にその強烈な出来事に対する感情が表面化してくるのをブロックしてしまいます。

その結果、その感情は心の外に発散することが出来ずに心の傷として残ってしまうんです。

これがトラウマです。

問題は、こうしたトラウマ体験はあなたが好むと好まざるとに関わらず、突然鮮明に思い出してしまうということです。

厄介なのは、そのときの感情が鮮明に蘇ってしまう点です。

こうしたトラウマ体験の記憶を鮮明に思い出す現象を「フラッシュバック」といいます。

 

その出来事に意識が囚われる

先ほど、強烈な体験は感情を心の内側に閉じ込めてしまうという説明をしましたが、これって決してその体験を忘れたわけではないんですね。

ただ普段は表面に現れてこないため問題になることもありませんが、ある日突然そのときの体験と感情が鮮明に蘇ってくる。

これはあなたの潜在意識がそのトラウマ体験に囚われているためと言えます。

 

嫌なことばかり思い出してしまう人間の心理

嫌なことばかり思い出してしまうメカニズム

実は人間の感情って、インプットとアウトプットのバランスがとれている状態が理想なんです。

嬉しいことがあればあなたは喜びますよね?

嫌なことがあれば不愉快になるでしょうし、悲しいことがあれば涙を流して悲しむでしょう。

このように人間は体験をインプットして、それを感情としてアウトプットします。

これが正常に出来ていれば、私たちは精神的な健康を保つことが出来ます。

ところがトラウマとなるような強烈な体験をすると、それを感情に変換しきれずに心にしまい込んでしまうんですね。

つまりインプットしたものがアウトプットされずに心に残ったままの状態というわけです。

しかし入れたものは出さないと、どんどん溜まっていってしまい、そのうちに心に入りきらない状態になります。

このままでは心がパンクしてしまいますから、そうならないように解放してやるわけです。

これがフラッシュバックの正体ですが、これはあなたの意思とは無関係にあなたの潜在意識が勝手に行います。

ですからある日突然、なんの前触れもなく記憶が蘇ってしまうんですね。

いくつか例を挙げて説明しますね。

 

意識が支配されて眠れない

あなたが寝ようと布団に入り目をつぶった瞬間、過去のある時点で体験した強烈な出来事が蘇ってきました。

そのときに感じた怒りの感情もそのまま蘇り、怒りの感情であなたの意識は支配され、感情は高ぶりいくら落ち着こうとしても落ち着くことが出来ません。

怒りの感情を落ち着かせようとすればするほど、あなたはますます興奮してしまいます。

そのままその夜は一睡も出来ず朝になってしまいました・・・

 

突然のフラッシュバックそして止まらない動悸

あなたは婚約者と一緒に海水浴にやって来ました。

砂浜から海に向かって行くと穏やかな波が押しては返し、足に波がかかります。

その瞬間、子供の頃に両親と海水浴に来て溺れそうになったときの記憶が唐突に蘇ってきました。

迫り来る大きな波に呑み込まれそうになり必死でお父さんの方に泳いでいこうとしますが一向に近づくことが出来ない・・・

そのときのことを思い出した途端に足は前に出すことが出来なくなり、激しい動悸があなたを襲います。

婚約者には申し訳なかったのですが、その日は海には入ることが出来ませんでした。

 

 

スピリチュアルな視点で見た、嫌なことばかり思い出すメカニズムとは

スピリチュアルな視点で見た嫌なことを思い出す意味

こうしたフラッシュバックは自分ではコントロールできないためなかなか厄介なものですが、スピリチュアルの視点で見るとそのメカニズムはちょっと違ったものになってきます。

ここからは嫌なことばかり思い出してしまうメカニズムをスピリチュアルな視点で説明しましょう。

 

嫌な出来事との波動共鳴

全ての人間の意識は波動を持っています。

あなたと気の合う人はあなたの意識の持つ波動と共鳴する波動を持っているため仲良くなるんですね。

逆に気の合わない人とは互いの波動が不協和音を奏でてしまうため、なかなか仲良く出来なかったりします。

そしてあなたの意識が持つ波動は常に変化・変動しています。

このため仲の良い人とも波動がかみ合わなくなるときがあります。

そういうときにはその友人と喧嘩してしまったり、行動や言動にイラッとしたりしてしまいます。

このように、スピリチュアルではあなたと世の中の全ての出来事や物事との関わりは波動で説明することが出来る、と考えます。

嫌な出来事が繰り返し思い出されるのは、その出来事とあなたの意識が波動共鳴しているからと言えます。

 

類は友を呼ぶ

波動共鳴する人や物とは互いに引き寄せ合い、共鳴しない波動を持つ人や物とは離れていく。

スピリチュアルではこれを「類は友を呼ぶ」といいます。

例えば、すごく気に入って買ったブランドもののバッグだったのに使い始めてみたらなんかしっくりこないなんてことってありますよね?

これはそのバッグを買うときにはあなたの意識の波動がブランドもののバッグと共鳴していたのですが、いざ自分のものにして使い始めようとしたときにはあなたの意識の波動とそのバッグの波動が共鳴しなくなっていた、ということです。

こういうことって日常的に起きているんです。

 

嫌なことを思い出さないようにする方法はあるのか

では、嫌なことを思い出さないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

嫌なことを思い出してしまうのは、あなたの意識とその嫌な出来事が共鳴した結果ですから、共鳴しないようにしてやれば良いんです。

つまり、あなたの意識のもつ周波数をずらしてしまえば良いんです。

 

記憶を消し去ることは出来ない

記憶そのものは過去の体験ですから、それをなかったことには出来ません。

そしてそうやって思い出す記憶はそれなりに強烈なものでしょうから、そう簡単に忘れることも出来ないでしょう。

記憶をなかったものにしようとか忘れてしまおうなんて、所詮ムリな話です。

そもそも忘れる必要なんてないんですよ。

いいですか、これから根本的な話をしますね。

嫌な出来事だとあなたが思っているのは出来事そのものではありません。

起きたこと、記憶・体験というのはそもそも「単なる事実」に過ぎません。

先ほどの、海で溺れそうになった子供の頃の記憶ですが、海で溺れそうになったという出来事そのものは「単なる事実」に過ぎないんです。

その出来事自体は良くも悪くもない、単なる事実。

その事実を体験したときにあなたが強い恐怖を感じた、そのときのあなたの感情がその出来事を嫌なものにしているんです。

子供の頃に海で溺れそうになった、すごく怖かった。

おわかりでしょうか?

体験そのものではなく、そのときの感情が嫌な記憶として残っているだけなんです。

 

嫌な記憶を「手放す」

ですからこの「嫌な記憶」を手放してしまえば良いんです。

子供の頃に海で溺れそうになった・・・この次に来る「すごく怖かった」という感情を解放してあげましょう。

例えば次のように。

子供の頃に海で溺れそうになった、でもお父さんが助けてくれたおかげで今もこうして元気に生活している・・・

嫌な記憶を手放して、別の感情(ここでは助けてくれたお父さんへの感謝)に置き換えることで、徐々にこの出来事はあなたにとって嫌な記憶ではなくなっていきます。

これはあなたの記憶を書き換えているわけでも何でもなく、あなたの記憶と共鳴する感情を別のものに置き換えているだけです。

溺れそうになって怖かったという感情も、お父さん助けてくれてありがとうという感情も、どちらもそのときの感情ですよね?

ただ、結びつける感情を恐怖から感謝に置き換えるだけの話です。

 

結局のところ

今回は、嫌なことばかり思い出す原因とスピリチュアルな意味について説明してきました。

トラウマになるほどの強烈な体験を忘れたり消し去ってしまうことは不可能です。

でもその体験自体が問題なのではなく、体験することにより生じた感情が問題なんです。

そうした体験をしたときには恐怖や不安といった感情だけでなく安堵、感謝のような感情も一緒に味わっていることが多いので、その体験と紐付く感情を置き換えてしまうことが有効です。

 

ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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