特に何かをしたつもりはないのに、人から嫌われてしまう・・・
こんな経験は誰しもあるんじゃないでしょうか。
自分には身に覚えのないのに人から嫌われてしまう。
・・・そんなの嫌だ!
と思いますよね。
でも嫌われる理由をスピリチュアルな視点で考えると、あなたが思ってもみなかったことが見えてきます。
今回は、なぜか人から嫌われる人の特徴とスピリチュアルな理由、対処法について説明していきたいと思います。
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人に嫌われる人の6つの特徴
そもそも論として、人の好き嫌いは多分に主観的なものであり客観的に考えること自体に無理があります。
最初からこんなことを書くと身も蓋もないですが、それでもある程度は一般化して考えられそうなのでその辺を今回の記事で書いていきたいと思います。
人から嫌われる人にはいくつかの特徴があります。
代表的な特徴を6つ、以下に説明していきますね。
無神経な人
人に嫌われる人は往々にして無神経です。
相手が不快になっているのに気付かず、ズケズケとものを言ったりする人いますよね。
人と人とのコミュニケーションというのは相手に対する思いやりが前提にあります。
こんなことをしたり言ったりしたら相手はどう思うだろうか、自分がそのようなことをされたり言われたらどんな気持ちになるだろうか。
こうしたことをお互いに思いやりつつ接するからスムーズかつ居心地の良いコミュニケーションがとれるわけです。
あなたが相手を不快にさせてしまうようなことは厳に慎むべきですし、もっと言ってしまえば相手の言動であなた自身が不快な思いをしたとしても、あからさまに不快な顔をしたり感情的になって相手を攻撃したりすると「あの人は無神経な人」と認定されてしまいますから注意です。
また、自己主張に関してもほどほどにしておいた方が無難です。
なぜなら、考え方は人それぞれでありあなたとは真逆の考え方をする人だっているわけですから。
そういう人に対し自分の主張を通そうとするのは多様性を認めない強引な人と印象づけてしまうことになります。
他人依存が常態化している人
また、他人に依存しがちな人も嫌われます。
本来なら自分がやるべきことにもかかわらず「あれ、やっといて」なんて感じで人にやらせる人、いませんか?
人にやってもらおうとすることの多くは自分でやるのが嫌なこと。
自分でやりたくないことは他人だってやりたくないものです。
そういう事柄を平気で他人に丸投げするような行為はやめたほうがいいでしょう。
え、そんなの相手が「いやだ、自分でやれば」って断れば良いじゃんって?
断れる人は良いのですが、断れない人も少なからずいるんですよ。
で、そういう人はあなたのことを嫌うようになります間違いなく。
私の身近にもそういう人がいます。
この人、何でもかんでも自分でやらずに私に頼ってくるんです。
部屋の電球が切れたから交換して欲しい、ネットが繋がりにくくなったんだけど原因を調べて欲しい、雨が降っているから駅まで送って欲しい・・・
そんなことくらい自分でやれよ!
どうしても自分では出来なくて人に頼るならわかるんですが、電球くらい自分で交換できるだろうと思うんですが・・・
実は私の姉なんですけどね。笑
これ、兄弟だから文句を言いながらも対応しますが、アカの他人に対してこんな感じで何でも依存していたら間違いなく嫌われます。
人のせいにする人
あの人があんなことさえ言わなければ私だって思いとどまったのに・・・
何か上手くいかなかったり気に入らない結果になったとき、それを自分以外の人のせいにする人、いますよね。
これ、程度の差はあれ誰でもやっちゃうことがあると思いますが、やられた側になってみるとものすごく不愉快な気持ちになります。
そのくせ、良いことは人の手柄でも自分の手柄にしてしまったり。笑
お前のものはオレのもの、オレのものはオレのもの、観たいなジャイアン気質は嫌われます。
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何かにつけてマウントを取ってくる人
みんなで話をしていても、いつも自分がいちばんすごいと言わんばかりに「私なんかこの間・・・」と自分のすごさを盛んに言ってくる人、いますよね。
他の誰かが話しているんだからそれを素直に共感していれば良いものを、必ず「私なんかもっとすごい」的な話を必ずかぶせてくる。
そして周りの人たちの興味と賞賛を自分のものにしてしまう。
マウントされた人はすっかり白けてしまい、あなたのことを嫌いになります。
こういうマウント野郎は少しずつ友人を失っていきます。
ネガティブな人
どうせ私なんて・・・
何かにつけてネガティブ思考が強い人は嫌われますね。
個人的にはネガティブな人は嫌いではないですが、世の中ポジティブな方が良いこと、みたいな風潮があるのでネガティブなことばかり言っている人は周りから浮いてしまいます。
みんなが盛り上がっているときにひとりネガティブなことを言う人がいると、全体が白けてしまうため、徐々にあなたはそのグループから避けられるようになります。
想像力の乏しい人
ここまで5つの「嫌われる人の特徴」を説明してきましたが、総じて言えることは「想像力が乏しい」ということに尽きます。
こんなことを言ったら他の人はどう思うだろうか、ということをしっかりと想像できれば、少なくとも発言する前に思いとどまることも出来るでしょう。
結局のところ、ここまで紹介してきた人に嫌われる5つの特徴は、すべてこの「想像力の欠如」に起因しています。
誰かといるとき、何かを言ったりやったりする前に「これを言ったら相手はどう思うだろう」「これをやったらどんな結果を引き起こすだろう」ということを、ちょっとで良いから想像してみると良いでしょう。
そうすることで、すべてとは言いませんが多くの「嫌われる原因」を造らずに済むはずです。
人に嫌われるスピリチュアルな理由
ここまでは日常生活における嫌われる人の特徴について説明してきました。
そしてその原因は「想像力の欠如」であることを明らかにしてきました。
しかしながら、こうしたこととは無関係になぜか人に嫌われてしまうこともあるんです。
あなたの言動や行動が「想像力の欠如」が原因で他の人から嫌われるのは、原因と結果が明確なため分かりやすいです。
このため何を改善すれば嫌われずに済むか、その対策もしやすいですよね。
でもこうした原因と結果が目に見えない、それでも人から嫌われてしまうこともあります。
ここからは、その辺の事情をスピリチュアルな視点から解き明かしていきたいと思います。
波動が合わない
人に嫌われる理由についてスピリチュアルな視点から考えると、たったひとつの原因しかないことが分かります。
それはあなたと他の人の「波動が合わない」
これに尽きます。
人はそれぞれ独自の周波数の波動を持っています。
波動に関しては以下の記事にも説明していますので、併せてお読みください。
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友達と合わなくなったのはスピリチュアル的には重要なメッセージがあるというサイン
あなたや私も含め、世界中のすべての人が固有の周波数の波動を持っているのですが、あなたの波動と他の人の波動が共鳴しないで不協和音を奏でてしまうとき、あなたも他の人も一緒にいることに違和感なり不快感を感じます。
このため、特に相手を不快にさせる言動や行動がなくても嫌われてしまうようなことが起こるわけです。
これはどうしようもないことであり、不可避と考えてください。
波動が共鳴しなければ、その場にいる人はどうにも居心地が悪くなりますし、そういう状況に長くとどまっていたいとは思えなくなってしまいます。
もしもあなたが、思い当たる理由もなく他の人から嫌われてしまうとすれば、波動が合わない状態にあると思って間違いありません。
これ以外の理由ははっきり言ってありません。
くだらない偽スピリチュアルに翻弄されるな
この「波動が合わない」という理由以外にもさまざまな理由を挙げているサイトやブログがありますが、これらを信じてはいけませんよ。
たとえば、
・魂の成長のため敢えて嫌われるという試練を与える
・因果応報、カルマ
・新たな人間関係の到来の兆し
などなど、いろいろと理由を並べていますがすべてはデタラメです。
なぜ私がデタラメだと言い切るのか、その理由について観ていきましょう。
デタラメ1:魂の成長のため敢えて嫌われるという試練を与える
こういう、どことなく教訓めいたというか教条主義的な物言いは、いかにも偽物臭がプンプンしますね。笑
魂の成長って。笑
何を以て成長というのでしょうか。
またどうなれば成長したと判断できるのでしょうか。
この「成長」という基準は、人間がご都合主義に勝手に創り上げたものに過ぎません。
よく宗教なんかで、神の威厳を強調するために正反対の存在である悪魔を創り上げる、あれと同じ手法と言えます。
要は「嫌われるという経験が魂の成長にはとても大事なことなので、嫌われるのは悪いことではない」という慰めのための方便です。
嫌な言い方をするなぁ・・・とお思いですか?
でも魂はそれ自体が完璧なものであり、何かを経験したりすることで成長するなんて言うことは有り得ないんですよ。
裏を返せば、今のあなたの魂は不完全でありもっと成長が必要だと言われているようなものです。
決してそんなことありませんからね。
魂の成長とか試練とか、そんなことを言う人を決して信じないことです。
だって嘘なんですから。
自己啓発やコーチングならまだしも、これはスピリチュアルな話ですから、そこに成長とか試練なんてキーワードは持ち込むべきではありません。
デタラメ2:因果応報、カルマ
あなたが過去に犯した出来事の償いのために、いま嫌われているのだ・・・って。笑
因果応報というのは、自分の行動は良くも悪くも必ず巡り巡って自分に戻ってくると言う意味ですよね。
だから良い行いをすれば良いことがあなたに戻ってくるし、悪い行いをすれば悪いことがあなたに戻ってくる、だから良い行いをするようにしましょうね、という。
道徳的にはとても大事なことですし、この因果応報は仏教からきた考え方であり多分に教条的ですよね。
仏教そのものは、日頃の生活にも役立つ数々の教訓を残してくれていますから、それらをうまく日常に取り入れるのはいいことだと思います。
しかしながらそれを人から嫌われるスピリチュアルな理由とするのは、やはりおかしい。
スピリチュアルな視点で言えば、因果応報と言う概念は有り得ないと私は思います。
何かをすれば何かが帰ってくる・・・これ、完全に物質的な考えですよね。
物理学でも学んだでしょう、作用反作用の法則、あれですよ。
何もしなければ何も起きないが、何かをすればそれと等価の何かが帰ってくるってやつ。
スピリチュアルは物質世界ではなく非物質世界を扱う学問分野ですから、こうした「何かをすれば何かが返ってくる」という発想自体が存在しません。
因果応報やカルマなんて、すべて人間が勝手に考えたものであり、非物質会には存在し得ないものなんです。
デタラメ3:新たな人間関係の到来の兆し
今の人間関係の中であなたが嫌われるのは、新たな人間関係が到来する兆しだから良いこと。
なんて説明している人もいます。
これは結果としてそうなることは十分にあり得ますが、新たな人間関係を得るために今の人間関係で不仲になる訳ではありません。
本末転倒です。
当然のことですが、波動が合わなくなればその場にいるのが不快になりますので、その場から離れていくという行動を伴う可能性があります。
しかしそれは単に波動が合わないからそうなるだけのこと。
尤もらしく「新たな人間関係のため」今の古い人間関係を切り捨てるため、なんて言う人はスピリチュアルを理解していない人です。
なぜか人に嫌われる際の対処法
ここまで、人に嫌われる理由についてスピリチュアルな視点から説明してきました。
その中で、人に嫌われるのは「あなたと相手の波動が合わない」ことに尽きると説明しました。
さらにこれは不可避であるとも説明しました。
ここからはそうした「人に嫌われる」ときの対処法について説明していきますね。
誰からも好かれようなんて思う必要なし
まず大事なことを最初に言います。
誰からも好かれようなんて思う必要はありませんから。
自分が好きな人には、同じように自分のことを好きでいて欲しい、と思うかも知れません。
しかし波動が合わなくなったらそうした関係も変化せざるを得ません。
その人とは遅かれ早かれ離れてしまうことになるでしょう。
それをどうにかしようと思わないことです。
あなた自身に関して言えば、あなたにとって最適な状況は常に変化しています。
その変化に伴ってあなたの波動も変化するわけですが、そうなればあなたの周りを取り巻く人間関係や社会状況なども変化していきます。
この変化を嫌うべきではありません。
むしろ積極的にその変化を受け入れて、変化を楽しむくらいの方がいいです。
人は人、自分は自分
また、あなたが人から嫌われたとして、それはあなたの責任ではないですからね。
あなたを嫌うのは相手の問題です。
相手の問題ですから、あなたが何かをしたり何かを言ったりしたところで大した変化は起きません。
相手があなたを嫌うのを止めない限り、あなたが何をしようと嫌われたままです。
だから気にしても始まりませんからね。
人は人、あなたはあなた。
良いじゃないですか、嫌われても。
それがあなたなんですから。
何も後ろめたいことをしていないなら、人から嫌われようが怖くはないでしょう?
嫌われ者ですが何か?
良いんですよ、あなたはあなたが思ったとおりに生きていけば。
人から嫌われた?
自分はいまのコミュニティでは嫌われ者だ?
だったとして、それが何だというのでしょうか。
あなたの人生ですよ、その人生をあなたが思うように生きて、それで嫌われるなら上等じゃないですか。
私、嫌われ者ですが、何か?
くらいの開き直りで行きましょうよ。
その方があなたの人生を存分に楽しめると思いますよ。
結局のところ
今回は、なぜか人に嫌われる人のスピリチュアルな特徴と対処法について説明しました。
波動が合わない。
これだけのことであり、これはあなたにはどうにも出来ません。
波動を高めると良いとか、瞑想することで波動を調整できるとか説明している人もいますが、これもナンセンスです。
あなたの持つ波動はそれ自体が完璧です。
それを高めると良いとか調整するとか、そんな必要は全くないんですよ。
今のあなたはベストな状態ですからその波動なんです。
それであなたを嫌う人は勝手に嫌わせておきましょう。
ということで今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。