自分の過去世を知ることは、自分の本当の魂を知る手がかりになるのでしょうか?
私はどこから来て、私は何者で、私はどこに向かっているのか?
この根源的な問いに対する答えは、もしかすると人間そのものの正体を解き明かすことになるかもしれません。
そしてその答えは、自分の過去世を知ることで得られるのでしょうか?
今回は、この雄大なテーマについて考えてみたいと思います。
過去世を知ることは、自分は何者かを知ること
私たちは太古の昔からさまざまな場面で、さまざまな形で「自分は何者なのか」を考えてきました。
自分の存在理由。
・なぜ自分は生まれてきたのか?
・自分の生きている理由(目的)は何なのか?
・人生が限られた期間なのはなぜなのか?
・自分は死んだらどこに行くのか?
これらの疑問に答えるために科学は発展してきたと言えますし、哲学は生み出されたとも言えます。
また宗教も、この根源的な問いかけに答えるためのものといえるでしょう。
人間が、それこそ何千年もかけて問いかけ、そして答えを求めているにもかかわらず、いまだ唯一絶対の答えは見いだされていません。
そういう意味では、私たち人間の存在と言うのは「謎に満ちて」いるのです。
科学、哲学、宗教・・・答えを得るためのアプローチは、さまざまな分野で繰り返し試みられてきています。
そんななかで、今回はスピリチュアルな視点からこの壮大なテーマに近づいてみたいと思います。
スピリチュアルな視点から、自分は何者かを知る
まず、人間は肉体と意識(魂)から成っている、という前提から話を始めますね。
あなたもご存知の通り、肉体は有限です。
生まれてから死ぬまで、平均的には80年程度です。
この限られた人生の期間で、私たちはさまざまな体験をします。
そして・・・死んでいく。
もしも人間が肉体だけの存在だとしたら、生きている間にどんなに素晴らしい体験をしたとしても、死んだ瞬間に「無」です。
何も残らない。
だとしたら、私たちはなんのために生まれてきたのでしょうか?
生物とはそういうものだから?
そんな説明で、あなたは納得できますか?
物事にはすべて何らかの意味がある、と考えるなら、私たちが生まれてきた意味とはなんでしょうか?
私たちが生きる意味とはなんでしょうか?
私たちが生きる意味とは?
人間が肉体だけの存在だとするなら、人間が生まれてくる意味について納得のいく説明は決してできません。
どれだけ言葉を尽くしたところで、最後は無です。
無に帰すために生まれてくる?
そんな結論、絶対に理解できないし納得もできませんよね。
でも、人間が肉体だけの存在ではなく、意識(魂)を持った存在であるなら、そして意識が有限のものでないとしたら、生まれてくる意味はまったく違ったものになります。
いやいや、意識は脳が作り出したものだから、死ねば消えてなくなるでしょう?
科学の視点では、確かにその通りです。
ですが、スピリチュアルではそうは考えません。
死は無ではない
意識は肉体とは完全に独立した存在である、と考えます。
人間が生きている、とは、肉体と意識が一体となって活動している状態であり、肉体が機能しなくなれば(すなわち死ねば)意識は肉体から離れ単独で存在し続けます。
そしてその状態のことを「死」といいます。
人間が肉体を持たずに存在している状態。
それが死であり、意識だけが存在する世界が死後世界です。
こう考えると、人間は死後も存在し続けることになり、生まれ変わりも説明できます。
自分がいまの自分である以前に、別の時代で別の自分として存在していた。
それが過去世ということです。
当然のことながら、過去世においても今の自分と同じように、数十年の人生を体験していたことになります。
そしてその体験を持ちつつ、肉体が機能しなくなった・・・すなわち死んだ。
肉体は失われても、意識はその体験の記憶を持っています。
そしてその体験をもとに、次の人生を選択するんです。
どんなテーマで生きるか、どんな時代で、どんな国で、どんな両親のもとで・・・
それが今の自分。
だとすれば、自分が生まれてきたのには何らかの意味があることになりませんか?
ですが、私たちは生まれてきて物心がついた頃には、前世や過去世の記憶がほぼ完全に消えてしまいます。
何らかの理由をもって生まれ変わってきたにもかかわらず、その理由が分からない(笑)
ですが、あなた本来の姿である意識(魂)は根源的な部分で覚えています。
ですから私たちはさまざまなことに興味を持ち、ある人は科学を探究し、ある人は芸術を究めようとする。
それぞれが、魂の根源で覚えている「生まれてきた理由」に突き動かされて生きているんです。
その目的は人間の数だけ存在し、それらがさまざまな形でかかわり合い、相乗効果を生んでいるんです。
それが私たちの世界なんですね。
でも、魂の根源で生まれてきた理由が分かっていても、やっぱりもやもやしませんか?
できることなら自分の過去世を知り、今回の人生の意味、テーマを知りたい。
そう思う人も多いことでしょう。
やっぱり過去世について知りたい
自分の過去世を知ることなんて出来るの?
過去世リーディングしてくれる人にみてもらう?
退行催眠?
いろいろな方法はあると思いますが、もっとも簡単な方法はおそらく「ヘミシンク」でしょう。
ヘミシンクなら、誰かほかの人に頼ることもなく、また特別な才能や能力も必要なく、誰にでも簡単に過去世を垣間見ることが出来ます。
もし、自分の過去世を見てみたい、知ってみたいと思うなら、ヘミシンクをお勧めします。
ヘミシンクについては、以下の記事で詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね。
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ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう?
まとめ
今回は、自分の本当の魂を知ることについて説明してきましたがいかがだったでしょうか。
あなたが生まれてきたことにも、ちゃんと意味があるということをご理解いただけたなら幸いです。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。