ヘミシンクのCDって、どのくらいの種類があるかご存じですか?
ざっと数えただけでも500種類以上、日本国内で手に入るだけでも140種類ほどあります。
これだけの種類があって、どれから聴けば良いんだろう・・・
と迷ってしまいますよね(笑)
特に、今回のテーマである「ゴーイングホーム」というCDについては、興味はあるけど二の足を踏んでしまう・・・という人は多いことでしょう。
そこで今回は、ゴーイングホームCDを中心に、ヘミシンクCDをどのような順番で聴くのがいいのかを説明していきます。
ゴーイング・ホーム(患者用)(Going Home – Subject)
ヘミシンクCDの種類
まず、数多くの種類が販売されているヘミシンクCDですが、カテゴリ別にみると4種類に大別されます。
その4種類とは、ゲートウェイ・エクスペリエンス、メタミュージック、マインドフード、アルバムシリーズです。
それぞれの特徴について、簡単に説明しますね。
ゲートウェイ・エクスペリエンス
これはヘミシンクの自宅学習用CDセットです。
各セッション(CDによるヘミシンク・エクササイズのことをセッションといいます)が、打ち寄せる波の音から始まっていることから、別名「WAVE(ウェーブ)シリーズ」とも呼ばれます。
CDは、WAVE1からWAVE6までの6巻構成で、各巻に6セッション入っていますので、6巻で36セッションあります。
ヘミシンクのフォーカスレベルとしては、31セッションがフォーカス10とフォーカス12で、フォーカス15が3セッション、フォーカス21が2セッションという構成です。
実はこのCD、アメリカのモンロー研究所で今も開催されているヘミシンクの入門コース「ゲートウェイ・ヴォエッジ」の内容に沿って、自宅でもできるようにと制作されたものなんです。
このため、初歩的な内容から順を追って、無理なくフォーカス10からフォーカス21まで進めることができます。
6巻からなるセットですが、CDは1巻単位で購入できますので、まずはお試し感覚で1巻から入手し、聴いてみるのもいいでしょう。
2019年に入って、このゲートウェイ・エクスペリエンスシリーズに新たに「WAVE7」が追加されました。
これはフォーカス21よりもさらに先、フォーカス23からフォーカス27までを自宅で練習するためのものです。
すべてのCDに、ヘミシンクによる体験をサポートする丁寧なガイダンスが入っていますので、初めての人でも聴きやすいCDといえます。
メタミュージック
メタミュージックはタイトルの通り、音楽CDです。
メタミュージックを直訳すると「超越した音楽」とでも言いますか(笑)
さまざまな種類の音楽にヘミシンク音をミックスし、音楽を聴くと同時にさまざまなヘミシンク効果を期待できるものです。
さまざまな音楽といっても、歌の入ったものやポップス、ロック、ジャズなどは残念ながらありません。
クラシックや電子楽器によるインストゥルメンタル、シャーマン系の音楽がメインで、普通にスピーカーで聴くもよし、ヘッドホンで聴くもよしの「お手軽バージョン」です。
普通の音楽を聴くのと同じ感覚で、気軽に聴いていただけます。
期待できるヘミシンク効果としては、リラックス、軽い瞑想、睡眠誘導などが主ですので、静かにゆったりした気分になりたいときなどのBGMにはもってこいです。
マインドフード
マインドフードは、ひとつのテーマに沿った体験を手軽にしたいときに聴けるCDシリーズです。
このため、マインドフードはCDごとにテーマが異なります。
たとえば、誘導瞑想による過去世探索とか、短時間の集中睡眠とか、数多くのテーマのCDがリリースされています。
マインドフードシリーズは、大半がガイダンス入りです。
ガイダンスに従って聴くことで、目的の体験がしやすいように構成されています。
アルバムシリーズ
アルバムシリーズは、マインドフードの拡大版、と思っていただければいいかと思います。
特定のテーマに沿って複数のセッションによって構成され(従ってCDも複数枚のセットになっています)マインドフードに比べ、内容的にも詳しく、かつ深い体験ができるようになっています。
例えば、体外離脱をサポートするものや、潜在意識にアプローチすることで自らの創造性を開発するもの、心と体のつながりを強化することで人生を生き生きと過ごすためのものなど、さまざまです。
そしてこのアルバムシリーズのひとつに「ゴーイングホーム」も含まれています。
ゴーイングホームは特殊?
ゴーイングホームとは、どのようなテーマのCDなのでしょうか?
ひとことで言うと、死が間近に迫った人の、死に対する恐怖を緩和することで、スムーズにあちらの世界に移行しやすくするためのものです。
これは、ヘミシンクの開発者であるロバート・モンローと、終末期医療の世界的権威であるエリザベス・キューブラー・ロス博士、チャールズ・タート博士との共同開発によるCDです。
人はいつか必ず死ぬ・・・これは100%免れない事実ですが、死後、自分がどうなるのかを事前に垣間見ることができれば、死ぬことに対する恐怖心は幾ばくか和らぐのではないか。
また、死を控えてどうしても後ろ向きになりがちな毎日を、より充実した日々へと変化させることもできるかもしれません。
こうした観点から制作されたCDのため、ヘミシンク初心者がいきなり聴いても大丈夫なんだろうか・・・と不安に感じる人も多いのは事実です。
ただし、すべての人間に共通する大問題である「死」がテーマのため、ほとんどの人が多少の差はあれ興味があるのも事実です。
聴いてみたいし、聴くことで死後の世界を垣間見てきたい・・・だけど、ちょっと不安。
というのが正直なところでしょう?
結論を言いますね。
最初から聞いていただいても問題ありません。
CDには、初めてヘミシンクを聴く人でもしっかりと体験できるよう、丁寧な音声ガイダンスが入っていますから、興味があるなら心配ばかりせずに聴いてみることをオススメします。
え、でもホントに大丈夫?
死後の世界から戻ってこられなくなったりしない?
はい、大丈夫です、ご安心ください。
ゴーイングホームCDを聴いて死後世界を垣間見て、そのまま戻ってこられなくなった人はいません。
アメリカで販売開始して25年近く経ちますが、そういう話はアメリカでも日本でも聞いたことがありませんから、心配せずにどんどん聴いてきましょう(笑)
ただし、聴いたはいいけど何も体験できない、ということはあり得ます。
その辺については、以下の記事でその理由と対策について詳しく説明していますので、併せてお読みくださいね。
▼関連記事▼
ヘミシンクの体験ができない人に共通した原因とは?
結局どういう順番で聴けばいいのか?
ゴーイングホームCDを最初から聴いてもいいことは分かった。
でも、効果的に体験を進めるためにオススメの「聴く順番」とか無いの?
と思っていますよね(笑)
はい、すべての人にベストマッチする「聴く順番」なんて無いんです、これが。
ある人はフォーカス10から順番に聴いていき、体験できたら次のフォーカスレベルへ、という聴き方が良いと言いますが、私はあえて「そんなにこだわらなくて大丈夫」と説明しています。
だって、順番に聴かなければしっかりした体験ができないとしたら、もしフォーカス10が思うように体験できなかったらそこでずっと足踏みするしかない、ということになっちゃいますよね。
ヘミシンクの体験って、人によってさまざまです。
フォーカス10が思うように体験できなくてもフォーカス12でものすごい体験ができてしまったり、フォーカス10もフォーカス12もフォーカス15も全く体験できなかった人が、試しにフォーカス21を聴いたら体験ができてしまった、なんてことはいくらでも起きているんです。
また、フォーカス21で体験できたことで、いままで体験ができなかったフォーカス12でも体験できるようになった、なんて話も多いです(笑)
つまり、人それぞれってことです。
ですから、あんまりがんじがらめに考えすぎず、自分の興味に従っていろいろと聴いて見ればいいんです。
とはいうものの、ホントに初めての場合には、とりあえずフォーカス10から順番に聴いてみると良いと思いますが(笑)
その上で、しばらく聴いて体験できないようなら違うフォーカスレベルのセッションを聴いてみるとか、いろいろ試してみると良いですよ!
結局のところ
今回は、ヘミシンクCDをどうやって聴くのがいいのかを説明してきました。
結論は「あなたの興味の赴くまま、自由に聴きたいように聴けば良い」です。
たとえそれが、ゴーイングホームでも。
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。