観葉植物。
お部屋のアクセントにインテリアとして置く人も多いですよね。
でも、観葉植物ってちゃんと手入れをしていても枯れてしまうことがあります。
観葉植物はその原産国によって育て方が異なるんです。
日なたを好みマメに水やりをする必要のあるものもあれば、日陰で水やりもたまにすれば良いものもあります。
そうした育て方をしっかり守っていても、ある日突然のように枯れ始める・・・
一方でほとんど手入れもせずほったらかし状態にもかかわらず、すくすくと育つ観葉植物もあるんですよね・・・
勝手に育つヤツは置いといて、ちゃんと手入れをしていても枯れてしまう観葉植物をなんとかしたい。
いったいどうすれば良いのでしょうか。
今回は観葉植物がなぜか枯れる理由について考えていきたいと思います。
観葉植物が枯れる原因はあなたにあるかもしれない
一般的には、観葉植物は決められたとおりに育てれば簡単に枯れることはありません。
にもかかわらず枯れてしまう観葉植物があるのはどうしてなのでしょうか?
やるべきことをしっかりとやっているにもかかわらず枯れてしまう場合、実は「目に見えない」なにかが欠けているんです。
その「なにか」とはなにか?
手入れ方法以外にもあなたが配慮すべきことがあるんです。
それを理解できていないと、なにをしても観葉植物は枯れてしまいます。
つまりあなた次第で観葉植物はすくすくと育つか枯れてしまうかが決まってしまいます。
枯れる原因はあなたにあるかもしれません。
その辺の説明をする前に、一般的に言われている観葉植物が枯れてしまう具体的な原因をいくつか見ていきましょう。
観葉植物が枯れる具体的な原因とは
まず、手入れ以外の理由として挙げられる代表がスピリチュアルなものです。
はい、科学的に説明のつかないときの常套句ですね。笑
しかしこれは当たらずとも遠からずというところがあって、あながち笑って済ませることができない部分があります。
代表的のものを見ていきましょう。
気
観葉植物の置かれている場所の「気が悪い」という理由をよく目にします。
気というのは日本古来からある考え方で、私たちの生活にも深く根ざしています。
たとえば「気分が悪い」とか「空気読めよ」とか言いますよね?
また「気のせい」とか「本気になれよ」とか「呆気にとられる」とか「病は気から」とか、数え上げたらきりがないほど様々な表現があります。
ほかにも「天気」「陽気」「無邪気」「呑気な父さん」「気が触れる」「雰囲気」など・・・
まだまだありますよ、「浮気」「怖じ気づく」「眠気」「気圧」「気まま」「気配」「景気」「不気味」「湯気」・・・いくらでも出てきますね。
これらの言葉に使われている「気」というものは、姿形はないけれど確かに何らかの力を持って私たちに働きかけてくるものとして認識されているんです。
私たち日本人はこうした「目に見えない力」の存在を身近に感じながら、長い年月を生きてきていることが分かります。
で、私たち人間だって居心地の良い場所と悪い場所ってありますよね?
植物も同じで居心地の悪い場所、すなわち(その植物にとって)気の良くない場所に置かれることで育ちが悪くなったり枯れてしまったりすることがあります。
よく「植物がその場所の悪い気を吸収して枯れてしまう」とか説明しているのを耳にしますが、気というものはその場の持つ「波動」のようなもので、その場の波動と植物の波動が合わないために居心地が悪くなる現象であり、気を吸うわけではありません。
また換気を良くしてやると気の流れが良くなるとか、部屋をきれいに掃除しておくと良い気が流れ込んでくるとか言う人がいますが、直接的にはまったく根も葉もない話です。
掃き溜めに鶴ではないですが、どんなに汚いところでもすくすく育つ植物はいるものです。
気が原因である場合は置き場所を変えてやる以外に方法はありません。
風水
気が悪い場合の対応策としてよくとられるのが風水です。
風水とは古代中国の思想で「物の位置関係を調整することで気をコントロールする」という考え方です。
玄関を吉方に作ることで家に入ってきた「良い気」が逃げないようにする、なんてあなたも聴いたことがあるのでは?
家の位置関係や部屋のレイアウト、置物などの位置を変えてやることでより良い気を呼び込み幸せになりましょう、という風水ですが私は個人的には大いに懐疑的です。
風水では「観葉植物は部屋の四隅に置くのがベスト」とか言うようですが、私を含め多くの知り合いが観葉植物を部屋の隅に置いて枯らしていますので、その効果は推して知るべしです。
風水で良いとされる置き場所でも、必ずしも観葉植物にとって居心地が良いとは限りません。
置き場所という意味では風水に頼りすぎることなく、いろいろな場所に置いてみてもっとも良さそうな場所を見つけていくのが良いでしょう。
霊
霊の影響で観葉植物が枯れる、とかなんとか言っている人を時々見かけます。
結論から言いますが、そんなことはあり得ません。
そもそもどんな理由があって霊が観葉植物を枯らすのでしょうか?
多くの人は霊というものが「悪意を持った存在」だと勘違いしていますが、実際はそんなことはありません。
霊とは人間が死ぬことで肉体から自由になった意識が、何らかの理由でこの世に未練があって「この世との繋がりを断ち切れずにいる(成仏できない)」状態のことです。
その理由はいろいろと考えられますが、この世の誰かに強い未練があるか、自分が死んだことに気づいていないかのどちらかの理由が大半です。
そういう理由のため、観葉植物を枯らすなんて全く意味不明ですよね?
逆に考えてみてください。
例えばあなたが小さな子供を残して亡くなってしまった場合、その子供のことは気になっても家に残してきた観葉植物がどうなるとか気にすると思いますか?
要はそういうことです。
霊の影響で観葉植物が枯れるなんてことはありません。
電磁波
テレビとか電子レンジの知覚に観葉植物を置くと電磁波の影響で枯れてしまうことがある、と言われることがありますね。
これは電磁波が観葉植物に、物理的に何らかの影響を及ぼすためと考えられています。
例によって電磁波も目に見えない物ではありますが、これは電磁波測定用の測定器を用いることでその存在や強さを可視化することができるため「見えるもの」とも言えます。
そういう意味ではこの電磁波が物理的にどのように影響して観葉植物を枯らしているのか、明確に解明できていないようです。
多くの人の意見も「枯れた」「元気に育っている」とまちまちですので、そういう意味では電磁波が観葉植物を枯らすという明確なエビデンスはないと言えます。
観葉植物をすぐに枯らしてしまう人と上手に育てる人
ここまで観葉植物を枯らしてしまう原因についていくつか見てきましたが、では観葉植物を育てる「人」の側には原因はないのでしょうか?
あなたの周りにもいませんか、すぐに観葉植物を枯らしてしまう人が?
そういう人は部屋のどこに観葉植物を置いても枯らしてしまいます。
そうかと思えば、たいして丁寧に手をかけるわけでもないのに上手に観葉植物を育てる人もいます。
この違いって何なんでしょう?
実はここがポイントなんですが、もしもあなたが観葉植物をすぐに枯らしてしまう人ならひとつ自分自身に質問してみてください。
「自分はその観葉植物をどのように見ているだろうか?」
その答えが「インテリア」として部屋の置物のひとつ程度に見ているのなら、残念ですが観葉植物は枯れてしまうでしょう。
観葉植物がすくすくと育つためには「居心地の良い」場所に置いてやるのがとても大事です。
もしもあなたが観葉植物をただのインテリア程度にしか見ていないなら、当然のことながら大して愛情を持って水やりとかもしていないのではないですか?
何かの縁があって、その観葉植物はあなたの元にやってきたんです。
もっと愛情を注いであげましょうよ。
今日も元気でいてくれて私も嬉しいよ、と話しかけろとは言いませんが、せめてそういう気持ちを込めて水やりをしてあげませんか?
そうすれば観葉植物だって、少しは居心地が良くなるかもしれませんよ。
上手に育てることができる人は、その辺があなたと違うんです。
結局のところ
今回は観葉植物がなぜか枯れると感じている人について、スピリチュアルな視点からその理由を解説してみました。
観葉植物を枯らさないためには「観葉植物に愛情を注ぐ」というのがその答えでしたが、愛情とは観葉植物の発する波動にあなたが共鳴する行為です。
共鳴することにより、観葉植物はあなたの元にいるのが心地よくなっていきます。
そうなれば枯れることはなくなっていくことでしょう。
変化は徐々にかもしれませんが物は試し、やってみても良いのでは?
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。