あの世からメッセージが届く・・・
そんなことって、本当にあるんでしょうか?
よく「虫の知らせ」とか「第六感」とか「お告げ」とか
なんだかよく分からないことを言う人って、いますよね。
こうした理屈や科学では説明のつかないメッセージを受け取る人って結構いると思いますが、果たして本当なんでしょうか?
確かに理屈では説明のつかないメッセージを受け取ることで、危機から救われたとか人生が好転し始めた、なんて人っているんです。
でもこのようなメッセージは、どこから来るのでしょうか?
今回は、説明のつかないメッセージがあなたにも届く理由について説明していきます。
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あの世について徹底的に解説していきます。
あの世からのメッセージの正体
まず、こうした「理屈では説明できないメッセージ」がどこから来るのかを考えてみましょう。
私たちは普通、なにかの結論や決断をする際には理屈で考えます。
それをするべきか否か・・・を決めるには、それをする根拠の有無を考えます。
たとえば、シャツを買いに行って白とグレーの2枚のシャツのどちらを買おうか迷ったとします。
あなたは「白は好きな色だけど、もう持ってるしな・・・同じ色のシャツが2枚になるより違った色を買う方がいろいろな服と合わせるバリエーションが増えるし、グレーは着回しがきくから」とか考えてグレーのシャツを買います。
これって、その行動を起こすための過程をしっかりと理屈で考えていますよね。
理屈じゃない「なにか」
でも同じシチュエーションで、どうしてもグレーのシャツに決めきれない時ってありませんか?
ん〜・・・グレーの方が良いと思うんだけど、どうしよう、なんとなく白も捨てがたい・・・
なんて迷ってしまって、結局白のシャツを買ってしまった、なんてこともあります。
これは理屈ではない「なにか」が働いていると思いませんか?
だって、理屈の上ではどう考えてもグレーを買うべきなのに、なぜかすでに持っている白い色のシャツを買ってしまうんですから。
そしてそれから数日後に、すでに持っていた白いシャツを着て出かけた際に、釘に引っかけて破いてしまった・・・なんてことが起こったりします。
そのときに、すでに持っている白いシャツを再び買ったのはこのためだったのか、と気づくわけです。
これはほんの些細な例ですが、こうした「理屈では説明のつかないなにか」に突き動かされて行動することってあるんです。
たまたま家を出るのが遅れたせいで、いつも乗る電車に乗り遅れた。
でも、そのいつも乗る電車が事故を起こしてしまい、乗れなかったことで命拾いした。
なんてはなしも聞きますよね。
これって、たまたまでしょうか?
なぜその日に限って家を出るのが遅くなったんでしょう?
寝坊したのか、朝食の後片付けで皿を割ってしまったのか、歯磨きの時に服を汚してしまい着替えていたのか・・・
なにが起きたにせよ「いつもと違うなにか」があって、それによって家を出るのが遅くなった。
これもなにかの力があなたをいつもの電車に乗せまいとした、と考えられませんか?
偶然って、実は偶然じゃない
いやいや、こじつけでしょう(笑)
そんなの単なる偶然だよ、寝坊することなんて普通にあるし。
多くの人はそう考えます。
その日、家を出るのが遅くなったのはたまたまだ。
たまたま寝坊しただけ、寝坊なんてよくあることだし。
でも、その「たまたま」が何故その日だったんでしょう?
そしてその日に限って、いつも乗る電車が事故を起こした。
この一連の流れについて、科学では「偶然」としか説明できません。
そんなの偶然に決まってる。
世の中そうした偶然の連続で出来ているんだから、たまたまその中のひとつが命拾いに繋がったに過ぎない・・・
そうかもしれません。
偶然の連続で世の中が構成されている、というのはその通りだと思います。
・偶然知り合った異性と意気投合して互いに惹かれ合い、結婚した。
・偶然目にした本のタイトルに惹かれ読んでみたことで人生観が変わってしまった。
・ドライブ中に道に迷って行き着いた場所がとてもきれいな風景の場所だった。
・気まぐれで応募した懸賞で大当たり。
などなど、私たちが普段生きている中でも、意図しない、理屈で考えた行動ではない出来事で溢れているのは事実ですよね。
なぜそんなことが偶然起きたのか?
でも、これらの偶然ひとつひとつにすべて意味があるとしたら?
なぜそのときにそれが起きたのか?
大きな出来事も小さな出来事も含めて、そのすべてには「そのときに起きる意味」があったと考えられませんか?
つまり偶然はすべて必然だと。
そう考えると、ひとつの疑問が出てきます。
偶然を装ったあの世からのメッセージ
それらの偶然(必然)は、どこからもたらされるのか?
偶然にすべて意味があると考えれば、それはどこかで誰かが意図している、と考えることも出来ます。
偶然を装って、どこかの誰かが私たちに「なにかを気づかせよう」としている。
それが日常起きている、数限りない偶然の正体なのでは?
そんな手の込んだ「仕掛け」をしているのはどこの誰だよ?
と思いますよね?
少なくとも、この世の存在ではなさそうです。
それがどのような存在であれ、あの世から私たちに「メッセージ」として送ってきているとは考えられないでしょうか?
あの世の存在。
これは人によってさまざまな呼び方があると思います。
守護霊、ガイド、神、ハイヤーセルフ、大いなる存在・・・
呼び方はともかく、あの世(非物質世界)からのメッセージ。
それが「偶然」の正体なのかもしれません。
まとめ
今回は、あの世からのメッセージについて考えてみました。
私たちの日々を取り巻くさまざまな偶然があの世からのメッセージだと考えれば、今までに起きてきた数々の「理屈では説明できない」行動の意味が分かります。
そうした偶然がすべて意味を持っていると考えて日々の出来事に少しだけ注意深くなることで、もしかすると「単なる偶然でしょ」では済まされない、あなたにとって人生の分岐点になるかもしれない出来事に気づけるかもしれません。
どんなにすごい出来事だとしても、そのきっかけはほんの小さな「偶然」だったりするものです。
これからは、今までよりも少しだけ、日々起きている出来事に注意深くなってみてはいかがでしょうか?
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。