「手放すと戻ってくる」
いきなりこのフレーズだけ聞いても、何のことかピンとこない人も多いかもしれませんね。
もしもあなたが今どうしても手に入れたいものがある場合、そしてそれがなかなか思うように手に入らないでイライラしている場合、何かを手放すことで不思議と手に入れたいものが手元にやってくることがあります。
それは恋愛かもしれませんし、仕事かもしれません。
もっと生臭く、お金かもしれませんね。
いずれにしてもそうしたものが「何かを手放すことで手に入る」ことはよくあることです。
でも、どうしてそんなことが起きるんでしょうか?
今回は「手放すと戻ってくる」ことについて、スピリチュアルな側面から考察して生きたと思います。
なぜ手放すと戻ってくるのかをスピリチュアルな視点で解説
何かを手放すことで戻ってくるというこの考えは、およそ科学的ではありません。笑
たとえばこんな話があります。
最近「忙しい」を理由にちっともあってくれない彼。
もしかしたら別に好きな人でもできたのかも・・・問い詰める勇気もないし、どうしよう。
考えても答えが出るわけではないから、いったん彼に対する思いを手放そう・・・
すると何故か彼の方から連絡が来たりするんですよね。
これって彼に対する執着を手放すことで、彼の気持ちがあなたに戻ってきたと考えられます。
でもこの現象を科学で説明しようにも「それただの偶然でしょ」としか言い様がありませんよね?
そうなんです。
科学的には「手放すと戻ってくる」という現象は「偶然以外の何物でもない」んです。
ですからこの現象を説明しようとすると、どうしてもスピリチュアルな視点に頼らざるを得ないんですね。
で、スピリチュアルに考えた場合どうなるか?
あなたの想いが持つ波動
私たちは誰しも、想いを持っています。
この「想い」は「気持ち」と言い換えることもできますが、要はあなたが「こうなれば良いな」とか「こうしたいな」とか望んでいる気持ちのことですね。
この想いというのは人それぞれに固有の振動数を持つ波動です。
波動ですから振動しているわけですが、当然のことながらこの振動は目に見えるものではありませんし、物理的に測定できるものでもありません。
そしてこの波動は共鳴するものとはより大きく響き合い、共鳴しないものとは不協和音を奏でます。
たとえばピアノで同時にふたつの鍵盤を弾くと和音になりますよね?
しかしこのふたつの鍵盤の選び方次第できれいな和音になることもあれば、不安な気持ちにさせるような不協和音になることもあります。
私たちの想いもこれと全く同じことなんです。
初対面なのにすぐに互いに打ち解け合って仲良くなることもあれば、知り合って何年も経つのに何となくウマが合わない相手もいます。
これらはまさに、あなたと相手の波動が共鳴しているか不協和音を奏でているかの違いと言えるでしょう。
また、今まではすごく仲が良かったのにあるときから何となく互いに違和感を感じるようになったなんてこともあります。
これは最初は互いの波動が共鳴していたのですが、あるときから少しずつ互いの波動がズレ始めてきているということです。
これは人間関係だけではなく、あなたとあなたの所有物やお金なんかとも同じことが言えます。
なぜなら人間だけでなく、物やお金などあらゆるものにも固有の波動があるからなんですね。
つまり、波動共鳴する人や物とは互いに引き寄せ合い、不協和音を奏でる人や物とは遠ざけ合うようになるんです。
事ほど左様に、スピリチュアルな視点で見た場合すべては波動で説明がついてしまうんですね。
それは分かったけど、なぜ手放すと戻ってくるのかがさっぱり分からないままなんですけど。
はい、それについては次の章で詳しく説明しますね。
なにを手放せば良いのか?
さて、手放すと戻ってくるということについてさらに深掘りしていきますね。
前章で「共鳴する物同士は引き寄せ合うし共鳴しない物同士は遠ざけ合う」と説明しました。
あなたが手に入れたい物がなかなか手に入らない場合、手に入れたい物とあなたの波動が共鳴していないことが原因となります。
この状態が続く限り、いつまで経ってもそれはあなたの手元にやってくることはありません。
つまり互いの不協和音を解消してやれば良いんです。
でもそれってどうすれば良いの?
はい、案外簡単なことですからご安心くださいね。
不協和音の元を絶つ
あなたは手に入れたい物に強い執着があるはずです。
多くの場合、あなたのその執着が不協和音の元になっていますので、不協和音の元を絶とうとするならあなたの「執着」を手放せば良いんです。
例えばあなたがまとまったお金が必要だと仮定してみましょう。
どうにかしてお金を手に入れたいと考えれば考えるほど、悶々としてきます。
自分はサラリーマンだし、毎月の給料は生活費でほとんどなくなってしまう。
おまけに働き方改革だかなんだか知りませんが残業を増やすことも困難な状況です。
そんな状況でまとまったお金を作ることなんて出来そうにありません。
あーどうしよう・・・どうすれば良い・・・?
やがてあなたは何もかもが面倒くさくなってしまいます。
そしてまとまったお金を作ることを半ば諦め、気分転換にテレビのスイッチをONにします。
するとバラエティ番組で「初期のファミコンソフトがオークションで高く売れる」という特集をやっています。
それを見るともなく見ていたあなたは、あることに思い当たります。
そういえば押し入れの奥の方に、むかし遊んだファミコンソフトがあったっけ・・・
ゴソゴソと押し入れの奥を探ってみると、テレビで特集していたソフトが出てきました。
しかも封も切らずに新品同様の状態で。
おっと、これ売れるんじゃないか?
そう思ってオークションに出品すると、思いもかけない高額で売れました。
これはあなたが「まとまったお金に対する執着」を手放したことで、不協和音が解消したと考えることが出来ます。
その結果、執着していたときには全然手に入らなかったまとまったお金がいとも簡単に手に入ってしまいました。
手放すのは「欲しいものに対する執着」なんですね。
まとまったお金に対する執着を手放すことで、まとまったお金があなたの手元に実体を伴って戻ってくる。
これが「手放すと戻ってくる」ということです。
全ては同じパターン
ここまでは「お金」というものを例に説明してきましたが、これはどんな物にも当てはまります。
恋愛に代表される人間関係でも、仕事関係でも、メンタルな関係の願い事の類いでも、全てに共通したことです。
引き寄せたいものや出来事があるならそれに対する執着を手放すことで、それは実態を伴って戻ってくるようになります。
難しく考える必要は一切ありません。
何に関しても同じパターンでOKです。
結局のところ
今回は「手放すと戻ってくる」ということについて、スピリチュアルな視点から解説してみました。
世の中では引き寄せの法則が注目を集めましたが、これも結局は波動共鳴によってすべて説明が出来るということなんですね。
物や人に対する執着は不協和音の原因になりますので出来るだけ手放すように習慣づけることで、あなたの思い通りの結果が手に入りやすくなりますよ。
ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。