ヘミシンクには数多くのフォーカスレベルが存在しますが、それぞれのフォーカスレベルごとにとても興味深い体験が出来ちゃいます。
中でも私が最も興味深く、面白い体験が出来ると思っているのがフォーカス15です。
私はヘミシンクを始めて十数年経ちますが、その間にフォーカス15での体験は数えきれないほどあります。
今回はフォーカス15の中でも特に「過去世」の体験談をひとつご紹介したいと思います。
なお、ヘミシンクについての詳細およびフォーカスレベルの詳細につきましては以下の記事に詳しく書きましたので併せてお読みくださいね。
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フォーカス15の計り知れない可能性
人間は肉体のみの存在ではありません。
科学では人間は肉体がすべてと考えていますが、スピリチュアルな視点では「人間は肉体だけの存在ではない」と考えます。
肉体以外に何があるのか?
意識(心・魂)は肉体とは別に存在すると考えます。
通常は肉体と意識は一体化しており、これらが別物であると認識する機会はほぼありません。
ところが意識状態を変化させることで、意識が肉体から染み出して拡大していくことが分かってきました。
そしてそれを「特殊な音を聴く」だけで可能にする画期的なツールがヘミシンクというわけです。
詳しくはこちらの記事をご参照くださいね。
意識が肉体の束縛から自由になった状態を「フォーカス12」と呼びますが、この状態では肉体がどこにいようと関係なく、意識は空間を自由自在に移動できます。
もちろん、移動といっても非物質的なものですからどんなに遠くでも一瞬で行くことができます。
これは意識が物質の存在しない非物質世界まで拡大しているためで、物質世界のように距離という概念が希薄なためです。
そしてフォーカス15では、さらに肉体からの束縛から離れるため、空間だけでなく時間の束縛からも自由になります。
時間の束縛がない状態とは、時間という概念がない状態のことで、これは過去とか現在とかの区分が希薄になっている状態といえます。
つまり、フォーカス15は「時空を超えた」体験が自由自在にできる。
世界中のどこでも、地球外の星や外銀河にも一瞬にしていくことが出来て、なおかつ過去のある時代に行くことだって出来てしまうのがフォーカス15というわけです。
フォーカス15で過去生体験
さて、今回は今までに数知れず聴き興味深い体験もたくさんしてきたフォーカス15で私自身の「過去世」のひとつを観てきましたのでその体験談を紹介したいと思います。
人間、何度も生まれ変わる過程で様々な人生を生きてきているわけですから、過去世の数だってかなりたくさんあります。
私もこれまでにいくつもの過去世を観てきましたが、その中のひとつを紹介するものです。
使用CD:ヘミシンクによる過去世探究
フォーカス15に意識状態を誘導するセッションCDはいくつかありますが、シングルタイトルで入手できるお手ごろなCDとして「ヘミシンクによる過去世(別の人生)探究」があります。
このCDに限らず、多くのヘミシンクCDは効果的に体験が出来るよう日本語によるガイダンスが入っていますので、基本的にはガイダンスに従って瞑想していけば体験できるようになっています。
今回はこのCD「ヘミシンクによる過去世(別の人生)探究」を聴いたときに体験したものをシェアしますね。
実際の体験談
ガイダンスに従い、自分の呼吸に意識を集中しリラックスしていく。
その過程でさまざまなな雑念が浮かんでは消えていく。
こうした瞑想の途中では、雑念は無いに越したことはないがどうしても出てきてしまう。
気になる雑念も出てくるが、呼吸に集中しているうちにそれらはどうでもよくなってくる。
そして気付けば雑念は霧消している。
過去世の体におりる
ガイダンスに従い自分の肉体から意識が浮遊していくのを感じつつ、過去世に意識を向けてみる。
自分の足下を閉じた目で見てみるが、あまり明確に知覚できない。
裸足ではないようだが靴を履いているわけでもないようだ。
足首から下が布のようなものが巻き付いているイメージ。
靴とかが無い世界?時代?いずれにしても足に巻き付けた布を靴のかわりにしているようだ。
視点を自分の上半身に移していくと、体にもグレーの布を巻き付けているイメージ。
この出で立ちから、少なくとも文明社会ではないことが分かる。
周りを見回してみると、草原のようなところ・・・近くにもうひとり人影が見える。
だんだんとイメージが明確になってくる。
どうやら私ともうひとり(兄弟か)とで、狩りをしているようだ・・・イノシシ狩り?
兄弟で一緒に協力してイノシシ狩りをしているところか。
最も重要な場面
ガイダンスが時代を少し進めるよう言っている。
この人生で最も重要な意味を持つ場面へと移動するようにと。
この時代がいつなのか、この人生で自分に最も重要な場面は何なのかなんて全然分からないが、とにかく「この人生でいちばん重要な場面」に行くことを意図してみる。
大勢の男たちが草原で戦っている場面。
自分が属する部族と敵対する部族との争いが起こっているらしい。
みんな手に槍を持ち、お互いを威嚇しあっている。
その後、敵だか味方だか分からないがひとりの男が甲高い奇声を発し手に持っている槍を振り回しはじめ、それが合図となって両部族が一斉に走りながら交わっていく。
戦いが始まったようだ。
ものすごい奇声と叫び声が入り交じる中、先ほどの場面で一緒に狩りをしていた男(私の兄弟?)が相手の槍に突き刺されてしまう。
その男に気を取られる間もなく戦いは続き、私は夢中で敵部族の男に槍を突きまくる。
過去世の自分の死の瞬間
再びガイダンスの声。
さらに時代を進むよう、自分の死の場面まで進むように言っている。
自分が地面に倒れている。
それを上空(といっても数メートル程度の高さだが)から俯瞰している。
自分の体に槍を突き刺している男が見える。
それが誰なのか・・・分からない。
体験の総括
だんだんとイメージがぼやけていく過程で、ガイダンスが聞こえてくる。
今回体験した過去世から何を学んだか、と聞いている。
これまでのひととおりの体験から自分は何を学んだのだろう、考えてみる。
ふと頭に「争いからは何も生まれない」というフレーズが浮かぶ。
そして最近の出来事のいくつかが矢継ぎ早に浮かんでくる。
妻との口喧嘩、仕事上の人間関係、テレビから流れてくる報道に対する感情・・・
そして腑に落ちる。
なるほど・・・そういうことか。
この体験から学んだこと、それは
日常に頻繁に起きてくる些細な小競り合い、それに伴う感情のざわつき、それらをもとに巻き起こる「ちょっとした争い・対立」・・・これらには意味なんてないんだということ。
自分が命を落とした原因が何なのか、そして誰の槍に貫かれたのか、今回の体験の中では知ることが出来なかった。
知ることが出来なかったことが答え。
争いからは何も生まれない。
自分が命を落とすほどのことでさえ、そう思えてしまうのだから、日ごろ繰り返される些細な小競り合いなんて本当に意味のないことなんだなと思う。
どんなに些細な衝突でも感情が波立たないことはなく、それなりに愉快ではない気分になるが、そうした感情をため込まずに開放してやること、それを繰り返すことで最終的には大きな開放に繋がる・・・
今回の自分の過去世をみてきて、そんな気付きが得られた・・・と思う。
・・・
以上、体験談おしまい。
まとめ
今回はフォーカス15による過去世体験談を紹介させていただきました。
過去世を知ること自体もとても大きな体験といえますが、その過去世を知ることで自分が何を学んだか、こちらの方が重要です。
そしてその学びを今の人生にどう活かすことが出来るのか。
そこまで学べれば最高なんですよね。笑
ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。