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あの世には時間の概念がないって、どういうことだろう?

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宇宙に浮かぶ巨大時計

人間、死ぬとあの世にいくと言われています。

これは私たちすべてに例外なく訪れることで、どう逆立ちしても避けて通ることは出来ません。

私たちが人生の最後に行き着く先、それが死であり、死んだあとに行く場所、それがあの世です。

あの世って、一体どんなところなんでしょう?

これについては実際にあの世に行って見てきたという人がいないため、正確には分かりません。

当然のことですが、あの世に行くということは死ぬということですから、死んだあと生き返って戻ってくることは科学的(物理的)には不可能です。

ですから、あの世については科学的な視点では「存在しない」と考えます。

でも、それならなぜ、これほどまでに世界中であの世についての描写が数多くなされてきているのでしょうか?

はるか昔から、洋の東西を問わず死後の世界、すなわちあの世についてはさまざまに表現されてきています。

そしてあの世には、どうやら時間の概念が存在しないようだ、ということも分かってきました。

時間の概念が存在しないって、どういうこと?

というわけで、今回は「あの世には時間の概念がない」ということについて説明していきたいと思います。

最後まで、お付き合い下さいね。

▼関連記事▼
死んだら自分の意識はどうなるのだろう?という疑問について考える。

 

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そもそもあの世って、どんなところ?

あの世って、どんなところ?

まず、あの世がどんなところなのか、について説明します。

最初にお断りしておきますが、例によって今回の記事も科学的な視点でのものではありません。

冒頭で説明したとおり、あの世に行って(あの世を見て)戻ってきた人がいない以上、あの世がどんなところかを正確に知っている人はいません。

なかには臨死体験であの世を垣間見てきた、という人はいますが、科学ではこれすら否定します。

 

科学的には、あの世は存在しない

最近の研究では、臨死体験は脳が機能停止する間際に血液中の二酸化炭素濃度が高くなりすぎることによる幻覚症状だという説が有力視されています。

これは2010年に死に瀕した患者の血中酸素と二酸化炭素の濃度変化を調べるという調査によるものです。

調査の結果、心臓発作から蘇生した患者52人のうち11人に臨死体験が見られ、臨死体験のあった患者の血中二酸化炭素濃度は体験しなかった患者に比べ明らかに高かった、と報告されています(出典:日経電子版:2017/9/24)

つまり、臨死体験はあの世を垣間見るというような神秘体験などではなく、肉体の機能面から
十分に説明できるというわけです。

 

科学の視点に関する疑問

さて、こうした科学の視点でいつも気になるのは、何が起きてこうなった、という説明は出来ても、それが起きたときに「なぜ」そうなるのかの説明が不十分だということです。

今回の臨死体験にしても、血中二酸化炭素濃度が高くなることで幻覚症状を見る、それが臨死体験だといいますが、

そのときに見る幻覚症状=臨死体験が「なぜその内容なのか」は説明できません。

当然でしょう、だから幻覚症状だっていってるでしょう。
現実離れしたものを見るから幻覚なんでしょう?
そのときに見る内容なんて、たいした意味なんかないよ!

言い方はさまざまですが、まとめればそういうことでしょう。

しかし、スピリチュアルの視点は違います。
スピリチュアルでは「なぜその内容なのか」を重視します。

そこに真実がある、と考えるからです。

臨死体験については別の記事で詳しく説明しますので、今回はこのくらいにしておきますね。

話をもとに戻しましょう。

あの世はどんなところなのか?

 

スピリチュアルな視点であの世を考える

臨死体験をした人や、体外離脱をして死後世界を垣間見てきた人などの話から、あの世の全体像のようなものが分かり始めています。

その中に「あの世には時間がない」のでは、というものがあります。

私たちは学生時代、物理の授業で「世界は時間と空間(たて・よこ・奥行き)で出来ている」と習ってきました。

すべてはこの「時空」の範囲内で起きていることで、肉体は同時に複数の場所に存在することは出来ないし、複数の時間を同時に生きることも出来ない。

たしかに、物質世界ではその通りでしょう。

ですが、非物質世界では必ずしもこの法則は成り立たないんです。

 

あの世は非物質世界にある?

よくある話のひとつとして、病気で亡くなった祖母が夢に出てきたが、まだ若くて健康な頃の姿でニコニコしていた、なんて聞きませんか?

あるいは臨死体験者の話で、お花畑の向こう側から死んだ母が元気な姿で手を振っていた、とか。

夢の世界も死後世界(あの世)も、言ってしまえば非物質世界です。

そこでは物理法則は働きません。

その証拠に、死んだ家族が「死んだときよりも若い頃の姿」で現れたり、まだ自分が子供だった頃の父が現れて、自分も子供に戻って父と遊んだ、とか「時間軸を無視した」体験が普通に起きてきます。

なぜこんなことが起きるのでしょうか?

これは「あの世(非物質世界)には時間の概念がない」からなんですね。

 

時間の概念が存在しない世界

時間の概念がないので、過去も現在も未来もありません。

というより、そうしたすべてがひとつになっている世界、という方が正しいかもしれません。

このへんの考え方については、数十年間物質世界で生きてきて、物理法則の下にものごとを考えることに慣れきってしまっている私たちにはなかなか理解しにくいかもしれません。

時間の概念がないということは、時間軸がない、過去や現在、未来の区別がないということです。

ですから、すべての瞬間が同時に存在している、とでも言いましょうか、なかなか説明するのも難しい状態なんですね(笑)

ひとつ例を挙げて説明してみますね。

あなた自身について考えた場合、あなたがあの世に行った場合、そこにはあなたが生まれた瞬間、幼少時代のさまざまな出来事、学生時代の楽しかった出来事、友人知人との出会いと別れ、結婚したとき、子供が生まれて幸せいっぱいだった出来事、定年で会社を退職する瞬間、そしてこの世を去る瞬間・・・

これらのすべてがそこにはあって、すべてをまとめて体験している。

と、こんな感じでしょうか。

なかなか分かりにくいとは思いますが、実はこれだけではないんですね。

あなたが実際に体験する(体験した)出来事だけではなく、体験しない(体験しなかった)出来事もすべて一緒に体験しているんです。

え、言ってる意味が分かりませんが・・・

と思いますよね(笑)

このへんについては、以下の記事で詳しく説明していますので、併せてお読み下さいね。

▼関連記事▼
パラレルワールドはある?実はあなたも体験している!

 

いずれにせよ、あの世には時間の概念がない、ということをご理解いただけましたでしょうか?

 

まとめ

今回は、あの世(非物質世界)には時間という概念が存在しない、ということについて説明してみましたがいかがでしたでしょうか?

なんだか、分かったような分からなかったような・・・って感じですか(笑)

このへんの内容は、物理法則をもとにした考え方が染みついている私たちにとってはなんとも理解しにくい世界観かもしれませんね。

▼関連記事▼
あの世とは?その世界観や仕組みについて納得のいく説明を試みる

 

ということで、今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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