
誰もいないはずなのに、肩に手を置かれたような気がした。眠っている最中に、誰かに体を触られたような感覚で目が覚めた。
そんな経験をしたことはありませんか。
「誰かに触られている感覚」は、意外と多くの方が経験しているようで、検索してみると、同じような体験を語る声がたくさん見つかります。「気のせいだろう」と片付けてしまう方もいれば、「何か特別なことが起きているのでは」と気になってしまう方もいると思います。
今回は、この不思議な感覚について、私自身の体験も交えながら、正直にお伝えしていきたいと思います。
はじめに、大切なことをお伝えします。 こうした感覚が頻繁に起こる、強い不安や恐怖を伴う、日常生活に支障が出ているという場合は、スピリチュアルな解釈だけで済ませず、医師にご相談ください。この記事は医学的な診断を目的としたものではありません。
「誰かに触られる感覚」には、いくつかの説明がある
この現象について、まずは一般的にどのような説明がされているのかを整理しておきます。
科学的に説明できるケース
睡眠の途中、レム睡眠と呼ばれる浅い眠りの状態のとき、脳は活発に働いていますが、体は動かせない状態になっています。このとき、夢と現実の境目があいまいになり、「触れられた」という感覚として脳が処理してしまうことがあると言われています。いわゆる金縛りも、このレム睡眠時に起こる現象のひとつとされています。
また、乾燥した環境では静電気が起きやすく、ふとした瞬間にピリッとした感覚を、「誰かに触られた」と錯覚してしまうこともあるようです。緊張や疲労で神経が敏感になっているときにも、体の感覚が過敏になり、些細な刺激を「触れられた」と感じてしまうことがあると言われています。
スピリチュアルな文脈で語られる説明
一方で、スピリチュアルな文脈では、こうした感覚が
「亡くなった家族や友人からの合図」
「守護霊からの働きかけ」
あるいは
「この世に留まっている意識からの接触」
として語られることもあります。
こうした説明が、すべて根拠のないものだとは、私は思っていません。ただ、それをどう受け止めるかについては、私自身の体験も踏まえて、お伝えしたいことがあります。
私自身の体験
ここで、私自身の体験をお話しさせてください。
私は学生時代を中心に、金縛りを何度も経験してきました。中でも少し変わった体験として、顎だけが金縛りに遭うということが、2度ほどありました。体は普通に動くのに、顎だけが硬直して動かせない——不思議な感覚でした。
もうひとつ、これは「触られる」という体験に近いかもしれません。ヘミシンクのセッション中のことです。非物質の存在とキャッチボールをするイメージを見ていたとき、思わず自分の腕が動いてしまい、その存在が投げてきたボールを、実際にキャッチしたことがあります。
そのとき、単なるイメージのはずなのに、確かにボールを受け取った感覚がありました。手のひらに、何かが触れたような、そんな感触です。
この体験が本当に何かとの接触だったのか、それとも脳が作り出したリアルな感覚だったのか、私には証明する術がありません。ただ、こうした体験をしてきたからこそ、「誰かに触られる感覚」を単なる気のせいだと、無下に否定することも、私にはできません。
私の正直な立場
こうした体験を踏まえて、私の立場をお伝えします。
「誰かに触られる感覚」が、霊的な存在によるものかどうか、私には確証がありません。ただ、自分自身がこれに近い体験をしてきた以上、それを完全に否定することもできない、というのが、私の正直な気持ちです。
科学的に説明できる部分(レム睡眠、静電気、神経の過敏さ)は、確かにあると思います。実際、多くのケースは、こうした説明で十分に理解できるものだと思います。それでも、すべてがそれだけで説明しきれるとは、私には言い切れません。
大切なのは、「これは絶対に霊的なものだ」と決めつけることでも、「すべて気のせいだ」と切り捨てることでもなく、自分が体験したことを、そのまま受け止めてみることなのではないかと、私は思っています。
こうした体験があったとき、どう向き合うか
もし「誰かに触られる感覚」があって、それが恐怖や不安につながっている場合は、まず、その感覚を否定せず、静かに受け止めてあげることが大切だと思います。
その上で、感覚が頻繁に続く、強い恐怖を伴う、日常生活に支障が出ているという場合は、無理にスピリチュアルな解釈で片付けず、医師や専門家に相談することをお勧めします。心身の不調が、こうした感覚として現れることもあるからです。
一方で、特に恐怖を感じていない、むしろ穏やかな感覚だったという場合は、無理に意味を求めず、「そういうこともあるのかもしれない」と、静かに心に留めておくだけでも良いのではないかと思います。
まとめ
「誰かに触られる感覚」について、科学的な説明と、私自身の体験を交えながらお伝えしてきました。
私自身、顎だけの金縛りや、ヘミシンクのセッション中にボールを受け取った感覚など、説明のつかない体験をしてきました。だからこそ、この現象を頭ごなしに否定することはできません。かといって、すべてを霊的なものとして断定することもできません。
確証のないことについては、断定を避け、正直に「分からない」と受け止めることが、私にとって最も誠実な向き合い方だと感じています。
あなたは、「誰かに触られる感覚」を経験したことはありますか?
免責事項
本記事は筆者自身の体験や、一般的に知られている情報・スピリチュアルな視点をもとに構成されています。
記事内でご紹介している内容は、特定の効果や結果を保証するものではなく、すべての人に同じような体験が得られるとは限りません。
こうした感覚が頻繁に起こる、強い不安や恐怖を伴う、日常生活に支障が出ているという場合は、自己判断でスピリチュアルな解釈をせず、必ず医師にご相談ください。
本記事は、症状の原因を特定したり、治療方針を示したりするものではありません。
筆者プロフィール
Hiro(アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナー)
2008年よりヘミシンクを本格的に探究し、意識の拡張や内的成長をテーマに継続的に実践。
アクアヴィジョン・アカデミー公認ヘミシンク・トレーナーとして、これまでに延べ1,000名以上の参加者にプログラムを提供・ガイドしてきた実績を持つ。
現在は、スピリチュアルや意識の世界を探究するブログを複数運営中。
専門知識と体験に基づいた、初心者にもやさしい情報発信をモットーに、誰もが自分の内なる声とつながるきっかけづくりをサポートしている。


