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運命が変わる時に起きる出来事のスピリチュアルな意味についてちゃんと理解できていますか?

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運命が変わる時に起きる出来事とは?

いま思えば、あのときの「あの出来事」が私の運気の変わり目だったんだ・・・

長年人間をやっていれば、こうした瞬間に思い至ることが誰しもあるはずです。

あなたにもあるでしょう?

で、こう思うんです。

あのときの「あの出来事」が運気の変わり目だって分かってたら、あんなことしなかったのに。

そうなんです。

あなたの運命が変わる時、その瞬間にはそれとは気付かないものなんです。

あとから振り返って「ああ、あのときのあの出来事が」とはじめて分かる。

その「出来事」が良い方向への変わり目ならまだしも、それが悪い方向への変わり目だとどうしても「あのときそれが分かっていれば・・・」と思ってしまいますよね。

運命が変わるその瞬間に、それを知る方法はあるのでしょうか?

今回の記事ではその辺についてしっかりと説明していきたいと思います。

 

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運命が変わる時あなたに何が起こるのか?

あなたの運命が変わる時、いったい何が起こるんでしょうか?

あとから振り返ってみると「ああ、アレがそうだったのね」と気付くという話をしましたが、事ほど左様に運命の変わり目というのは分かりにくいんです。

なぜ分かりにくいのか?

それは運命の変わり目に起きる出来事は「ほんの些細」な出来事だからです。

ここで私の運命の変わり目に起きた出来事を例として紹介しましょう。

 

死が怖くてどうしようもなかった

若いころ、私は死ぬということが怖くて仕方がありませんでした。

死んだらどうなってしまうのか、死はすべての終わりなのか、死とは無に帰すことなのか。

何よりも私が怖かったのは「死ぬということを自分がどのように認識するのか」が分からなかったこと。

人間ですからいずれは必ず死にます。

これは間違いなく誰の身にも起こることです。

でも死んだら「どうなる」んだろう?
死んだことは自分で分かるのだろうか?
死ねば無に帰すというけれど、それを自分で認識できるのか?

無に帰すわけだから、自我も消えて亡くなってしまう・・・とすれば無を認識することなんて出来ないのでは?

ということは自分が死んでもその死を自分自身で認識することなく自我は消失してしまうということだろうか。

・・・いくら考えても、それがどういうことか分かりませんでした。

自分もいつかは必ず死ぬというのに、それがどういうことなのか自分の頭で全く理解できないのが怖くて怖くて仕方がありませんでした。

 

書店で1冊の本に目がとまる

いくら考えても答えが出ない問題。

考えれば考えるほど怖くてのたうち回る・・・そんな状況に嫌気がさして「もう考えるのやめた」とばかりに無理して考えないようにしました。

そして年月が流れていきます。

あるとき駅近の書店に立ち寄った際に、ふとある本に目がとまりました。

その本は発売から間もなかったのか、書棚ではなく平積みにされて置かれていました。

タイトルは「死後体験」

何気なく手に取ってパラパラとページをめくってみると、そこには人間が死後どうなるかについて著者の「体験談」が綴られていました。

死後の体験?死んでもいないのに?マジかよ?

そう思うと同時に、マジだったら凄いな・・・とも思いました。

早速購入し読んでみると、そこにはまさに死後世界についての体験談が書かれていました。

この本との出会いがきっかけで、私はスピリチュアルの道へと分け入って行くことになります。

いまでは国内では十数人しかいない公認のヘミシンク・トレーナーとして、ヘミシンクを学ぶ人たちの体験のお手伝いをしています。

ヘミシンクについては以下の記事に詳しく説明していますので、興味のある方は併せてお読みいただければと思います。

▼関連記事▼
ヘミシンクとは。聞き慣れない言葉だけどどのようなものだろう?

 

あの日たまたま書店で手に取った1冊の本に、自分が長年恐怖していた「死」についての答えがあるとは思ってもいませんでしたし、それがきっかけでスピリチュアルを生業にすることになるなんて夢にも思いませんでした。

私にとって「死後体験」という本との出会いが、まさに運命が変わる時だったわけです。

でもあのとき、それが自分で分かったかと言えば全く分からなかった。

その前兆すら無かったし、普通に過ぎていく当たり前のような1日の中での出来事でした。

 

 

巷にあふれる「運命が変わる時に起きること」のウソ

そうなんです。

どんなに凄い運命の転換ポイントだとしても、その瞬間にそれが「これは運命が変わる瞬間だ」なんて絶対に分かりません。

先ほどの私自身の例は書店での1冊の本との偶然の出会いでした。

ほかにも「なんとなく体調がよくないから会社を休んだら、いつも乗る通勤電車が事故に遭った。いつも通り会社に行っていたら自分の人生はそこで終わっていたかもしれない」なんて話もあります。

体調が悪くて会社を休むなんてシチュエーション、いくらでもありますよね?

その中の1回が自分の人生を左右するような出来事に繋がっているなんて、事前に分かるわけがありません。

あなたにだって似たようなことがいくらでもあるはずです。

大きな天災が起きる前触れだって、あとになって「アレ」が前触れだったと分かることはありますが、その瞬間は当たり前に見過ごしてしまうくらい些細なことだったりします。

それなのに。

あなたがネットで見かけるさまざまな情報は「運命が変わる時には特徴的な出来事が起きる」なんて言っています。

たとえば「モノが壊れる」とか「寝ても寝ても眠い」とか「スランプが訪れる」とか「シンクロニシティが頻繁に起こる」とか・・・

はっきり言いますね。

それ全部デタラメですから。

モノなんて普通に壊れますって。
疲れてりゃ寝ても寝ても眠くなりますって。
スランプなんて人間生きてりゃいくらでもありますから。
シンクロニシティなんて日常ですよ。

なんでそういう「普通に当たり前に」起きている出来事を「特別な出来事」のように言うのでしょうか?

私の転機となった1冊の本との出会いの前後で、そんなこといっさい起きませんでしたよ?

もうデタラメをさも真実みたいに語るの、やめませんか?

それってスピリチュアルでもなんでもないですから。

本当のスピリチュアルを理解していれば、そんなことを言うはずがないんです。

 

運命が変わる時に前兆なんてあるわけない

では「運命が変わる時」に起きることについて、スピリチュアルな視点で説明していきますね。

まず最初に、変な先入観をすべて捨ててください。

なにか特定のことが起きたら「運命が変わる」なんてことはありませんから。

それが分かれば誰も苦労なんてしません。笑

先ほどから説明しているとおり、その瞬間なんて分かりません。

その理由は明白です。

それは「すべての瞬間が運命の転換点になり得る」からです。

ある出来事によって自分が思いもしなかった方向に進み始めたとしましょう。

あとから「あのときの出来事がきっかけだった」と思えるのは「結果から逆算していくから」分かることです。

ある出来事が最初から仕組まれていたわけではないんです。

いまの自分を見てください。

あなたがいまのあなたであるのは、過去のある時点で何かがあったからですよね?

あなたがいまの会社に就職したのは家の近くだったから?

だとしたら、あなたがいまの家に住み始めた時がきっかけですね。

あなたがいまの奥様と結婚したのは大学時代のテニスサークルが同じだったから?

だとしたら、テニスサークルに入部したのがきっかけですね。

もう少し踏み込んでみましょうか。

では何故あなたはテニスサークルに入ったのか?

それは中学時代にテニス部に入ったのがきっかけですね。

でもなぜ中学の時テニス部に入ったのか?

好きな子がテニス部にいたからですね。

では何故その子のことが好きになったのか?

・・・ね。

あらゆる出来事にはそれよりも手前に必ずきっかけがあるんです。

そう考えるとどんな出来事だっていまのあなたを形作るためのきっかけになり得るんだということに思い至りますよね。

オリンピックの金メダリストだって、いままでの人生の中の些細な出来事の連続の中に数多くのきっかけが重なり合っているはずです。

なにか特別な「ひとつの出来事」があったからではないんです。

人生に起きてくることのすべてには意味がある。

スピリチュアルではそう考えます。

であるならば、何か特定の出来事が運命が変わる時に起きるわけではないということが理解出来ますね。

 

 

運命の変化に抗うことに意味はない

つまり、あなたの人生のすべてがいまのあなたを形成するために寄与していると言うことです。

なにかが起きたから運命が変わるわけじゃない。

だったら。

運命という考えそのものに意味がないということに思い至ります。

いまの自分が嫌だ?

いえいえ、あなたが生きてきた証です。

自分が嫌だとか思ってしまうのは、誰か他の人と比べるからです。

あなたがたとえどんな人間だったとしても、そんなあなたは唯一無二の存在です。

他の誰でもない、あなたはあなた以外の何者でもないんです。

太ってる?

良いじゃないですか、そんなあなたにしか出来ないことが必ずありますよ。

誰かの人生を羨んでいる暇があるなら、あなた自身を生きることに没頭すべきです。

運命に抗う必要なんてひとつもありません。

いまのあなたは今のままで完璧なんですから。

あなた以上にあなたらしい人なんて、世界中探したっていませんよ。

 

結局のところ

今回は運命が変わる時についてスピリチュアルな視点で説明してきました。

運命が変わる時なんて、誰にも分かりゃしませんから。

すべては「後付け」の理屈に過ぎません。

スピリチュアルが教えてくれるのは「あなたは今のままで完璧だ」ということ。

その一点のみです。

だからあなたは今生に生を受けたはずなんです。

あなたがあなたとして人生を生きる。

ただそれだけで良いんですよ。

その過程で起きることを瞬間瞬間で楽しんでしまえば良いんです。

その結果、自分が思いもよらない姿に変化してしまった時、はじめて「あのときのアレ」がきっかけでいまがあると感じるんです。

あなたが常に受け取り続けているスピリチュアルなメッセージがあります。

それは「あなたはあなたのままで完璧」ということ。

ですから運命がどうとか考えず、毎日を面白おかしく生きていけばそれでいいんです。

 

ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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