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人生なるようにしかならないのか?スピリチュアルな視点でまっすぐに考えた結果

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なるようにしかならないのスピリチュアルな意味とは

人生なんてなるようにしかならないよ。

こんな言葉を聞いたことがあるでしょう?

もしかしたら、あなた自身が同じようなことを言っているかもしれませんね。

この「なるようにしかならない」とよく似た言葉で「なるようになる」という表現もあります。

うん、そうだよね・・・

と聴き流している人がとても多いのですが、この言葉って実はもの凄く「奥の深い」言葉だって知ってました?

特にスピリチュアルな視点で見てみると、とんでもなく深い意味が浮かび上がってくるんです。

今回はこの「なるようにしかならない」という言葉のスピリチュアルな意味について直球で考えていきたいと思います。

 

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なるようにしかならないの本当の意味とは

そもそも「なるようにしかならない」って、どういうときに使われると思いますか?

恐らくあなたも、この言葉に関してあまりいい感情は持っていないのではないですか?

もう悪あがきはやめた方が良いよ、なるようにしかならないんだからさ。

みたいな使い方とか、

私に出来ることは全てやり尽くした、人事を尽くして天命を待つ、結果は神のみぞ知るだ、なるようにしかならない・・・

みたいな使い方とか。

いずれにしても「ここから先は私にはどうにも出来ない」という、半ば諦めの心境のときに口をついて出てくる言葉ですよね。

言い方を変えれば、自分でなんとかすることを放棄したときに出てくる言葉です。

・これ以上はムリ
・出来ることは全てやり尽くした
・どうなったって知ったことか

みたいな心境のときに「なるようにしかならないし・・・」と呟くんですよね?

あなたが結果に対しての執着を手放したことを表明する宣言。

それが「なるようにしかならない」です。

 

なるようにしかならないとしたら引き寄せの法則は嘘なのか

引き寄せの法則は嘘なのか

しかしここでひとつの疑問が出てきます。

なるようにしかならないなら、引き寄せの法則はどうなる?

あれは嘘か?

引き寄せの法則は「あなたが手に入れたいという思いを宇宙に解き放つことによってそれが引き寄せられてくる」という法則です。

引き寄せの法則を活用すれば、あなたが手に入れたいものはどんなものでも引き寄せられてくる・・・ということでちょっと前に大ブームになっていましたね。笑

でもこれって「なるようにしかならない」という言葉と矛盾していませんか?

自分の意思を離れて、つまり自分のコントロールの及ばないところで物事は動いているというのが「なるようにしかならない」ということですから、これは引き寄せの法則とは対立する考えといえます。

つまり、なるようにしかならないということと引き寄せの法則は相反することをいっているということになり、どちらかが嘘ということになります。

この点についてもう少し掘り下げて考えてみましょう。

 

なるようにしかならないをスピリチュアルに考えると

なるようにしかならないのスピリチュアルに考えると

スピリチュアルな視点で考えると、なるようにしかならないということと引き寄せの法則は「同じこと」をいっていることが分かります。

引き寄せの法則は、自分の思いを宇宙に解き放つことで宇宙があなたの願いを叶えてくれるというものですよね?

つまりあなたが自分自身の努力で手に入れているわけではありません。

欲しいものを引き寄せるために「宇宙エネルギー」を利用しようというものです。

このとき、あなたが手に入れたいものは何でも手に入るかといえば、そんなに簡単な話ではないことはお分かりですよね?

特に引き寄せの法則を実践したことのある人ならよく分かると思いますが、あなたの望みが叶うことなんてほとんど無いでしょう?

あってもほんの僅かじゃないですか?

よく「望んだものが手に入らないのは思いが不十分だからだ」なんていう人がいますが、そんなのは詭弁ですから聞き流してくださいね。

私もスピリチュアル界に長く身を置いていますが、望んだものが全て手に入っている人なんて見たことがありません。

これって当然のことなんです。

いくらあなたが望んだとしても、あなたにとって「必要なこと」以外は起きないんです。

あなたがいくら強く望んだとしても、叶うことと叶わないことがある。

ほらほら。笑

そろそろあなたも気付いたことでしょう。

これって「なるようにしかならない」ということと同じですよね?

あなたが何を考え、何を望み、何をやったとしても、思い通りになることもあればどうにもならないこともある。

結局はそういうことなんです。

 

夢や望みは叶えるためにある?

よく自己啓発やコーチングの世界なんかでは「可能性は無限大」とか「夢は叶えるためにある」「叶わぬ夢は最初から見ることはない」なんていいながらあなたを焚き付けます。

こうした謳い文句をそのまま信じるのは危険です。

たしかに言葉としての意味は間違ってはいませんが、それがすべての人に当てはまるかといえば、残念ながら答えはノーです。

アスリートが試合に勝つために人一倍努力をして勝利を手にする。

人間、目標を定めて努力を続ければ必ず手に入る、と力強く語ります。

しかしこの言葉にはとんでもない嘘があると気付いていますか?

勝利を手にしたアスリートにとってはこの言葉は紛れもない真実です。

自分で目指して人一倍努力して努力して努力して・・・ついに勝利を我がものにする。

でもこのアスリートが他のこと、たとえば世界一のバイオリニストをこれから目指したとして、果たして世界一のバイオリニストというポジションを手に入れることは出来るでしょうか?

出来るかもしれません・・・が、出来ない可能性もかなりあるでしょう。

 

 

可能性は無限大、は条件付き?

こういうことを書くと、おまえの言っていることは極論に過ぎない、現実的でない!と言われるかもしれませんね。

アスリートが勝利を手にした後でバイオリニストで世界一を目指すなんて・・・

たしかにそんなことを考える人はいないかもしれません。

なぜか?

それは「自分には向いていない、自分が頑張るフィールドではない」ということを知っているからでしょう。

つまり、アスリートは自分が勝てるフィールドで戦ったと言うことです。

自分にはその分野が向いている、そして自分はその分野が好きである。

・・・お気づきでしょうか?

世の中で手に入れたいものを手に入れている人というのは、この「向いている」と「好き」というふたつを満たしているんです。

言い換えれば「頑張れる分野と好きな分野」が一致していたと言うことです。

逆を言えば「向いている」と「好き」が一致していない場合、それを手に入れるのはとても難しいことになります。

いくらあなたに向いている事柄でも、それが好きでなければ続けても面白くもなんともありませんし、それが好きでもあなたに向いていない事柄ならばトップをとれる可能性は限りなく小さいでしょう。

そしてこの世の中には「好きなことと向いていることが一致している」人はそう多くはいないというのが現実です。

 

そこはあなたのフィールドですか?

いくら頑張っても手に入れることが出来ないことというのはある意味「普通」のことですから、頑張って手に入れた人が「すごい」「頑張ったね」と持て囃されるわけですが、そればかりがクローズアップされている今の世の中には違和感を感じます。

頑張ることは素晴らしいことだ、尊いことだという価値観を否定するつもりはありません。

しかし、頑張ったけど手に入れられなかった、頑張る気になれないことがクローズアップされないのはおかしいと思いませんか?

頑張ることと頑張らないことって、本来同じ価値のあることだと思うんです。

たまたま好きなことと向いていることが一致している人が頑張れる人なら、一致していない人が頑張らない、頑張れないのは当たり前のことですよね?

頑張ってみたけどダメだった・・・
なんか頑張る気になれない・・・

それって頑張って欲しいものを手に入れることよりも劣ることでしょうか?

断じてそんなことはありません。

たまたまあなたに向いていないか、好きになれないというだけのことです。

そこじゃないところにあるはずの「自分に向いているフィールド」「自分が夢中になれるフィールド」を探せば良いんです。

頑張ってみたけどダメだった・・・
なんか頑張る気になれない・・・

それってあなたに「そこはあなたのフィールドじゃないよ」と宇宙が教えてくれているんです。

だったらきっぱりと諦めて、別に自分のフィールドを探せば良い。

頑張ってみたけどダメだった・・・
なんか頑張る気になれない・・・

だから「なるようにしかならない」と割り切って前に進みましょう。

 

結局のところ

今回は、なるようにしかならないという言葉の意味について、スピリチュアルな視点から解説してきました。

みんな頑張っているんだからあなたも頑張りなさい、そうすれば必ず結果はついてくるから・・・なんていう言葉をこれまで何回聴いてきましたか?

そして結局、結果はついてこなかった・・・

そういう経験を何回してきましたか?

まずはその価値観を捨て去ることから始めましょう。

人生なるようにしかならないんですからそれに抗って生きるのではなく、それをあなたの人生の羅針盤にしていけばいいんです。

それを繰り返していくことで、あなたのフィールドが見つかります。

そのとき、

人生なるようになる、と感じることでしょう。

 

ということで、今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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